海外出張で絶対に使える英語表現50選【ビジネス英語完全攻略版】
「海外出張が決まったけど、英語ができないから不安…」
「海外出張で使える英語のフレーズが知りたい!」
こんな思いを抱えている方は、ぜひこの記事を参考にしてください。
海外出張の際は、仕事の場面以外でも英語を使う必要があります。
そのため、日常生活に困らない程度の英会話ができると安心ですね。
今回は海外出張先で使える英語フレーズを紹介します。
最後に、海外出張中でも日本に届く紙の郵便物をパソコン上で受け取ることができるクラウドサービスと出張の持ち物リストも紹介していますので、海外出張への準備をこの記事1本でしっかり整えることができます!
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ビジネスシーンにおける英語力の重要性
ビズメイツ株式会社のおこなった調査によると、
今後キャリアアップをするにあたって英語力が重要だと思う理由について一番多かったのは、
1. 仕事の幅が広がるから(75.3%)
2. 転職に有利だから(57.5%)
3. 海外赴任が可能になるから(53.4%)
と言うような結果でした。
出典元:ビズメイツ株式会社
さらに、英語力が向上することで仕事の幅が広がりますかと言う質問に対して、
56.4%の回答者が「非常にそう思う」
33.7%の回答者が「ややそう思う」
と回答しました。
「海外出張」は英語でどう表現する?
そもそも「海外出張」は英語で何というでしょうか。
よく使われるのは以下の表現です。
business trip abroad
例:I often go on a business trip abroad.(私はよく海外出張に行きます。)
overseas business trip
例:He went on an overseas business trip.(彼は海外出張に行きました。)
「海外」という意味の「abroad」「overseas」と、「出張」を表す「business trip」を合わせて使います。
「海外出張」という言葉を使う代わりに、
「She is in India on business.(彼女は仕事でインドにいます)」と表現してもよいでしょう。
まずはここを押さえよう!基本の英語フレーズ
まずは特定のシーンだけでなく、さまざまな場面で使える英語フレーズをご紹介します。
自分の希望を伝える「~したい」のフレーズ
たとえば「ホテルの予約がしたい」「貴社に伺いたい」など、自分の希望を伝えたいときは、このフレーズが便利です。
I would like to~
例:I would like to make a reservation.(予約をしたいのですが。)
「I want to~」も「〜したい」という意味ですが、こちらの表現は直接的なので、子どもっぽい印象を与えるかもしれません。
ビジネスでは「I would like to~」を使いましょう。
必要なものを伝える「~がほしい」のフレーズ
次は「飲み物がほしい」「毛布がほしい」など、自分に必要なものを伝えるフレーズです。
May I have〜?
例:May I have water?(水をもらえますか?)
飲み物や食べ物だけでなく、
「May I have your name?(名前を教えてもらえますか。)」
「May I have Tom?(トムさんを呼んでもらえますか。)」
など、情報や人に対しても使うことが可能です。
また、「May」ではなく「Can」を使っても同じ意味が表せます。
「May I have~?」のほうが丁寧な表現と言われますが、「Can I have~?」でも問題ないことが多いです。
丁寧に依頼する「~してくれませんか」のフレーズ
「確認してもらえませんか」「来てもらえませんか」など、相手に依頼したい時は以下のフレーズを使います。
Could you〜(,please)?
例:Could you check this file?(このファイルを確認していただけませんか。)
Would you mind~?
例:Would you mind coming with me?(私と一緒に来ていただけませんか。)
「Could you~?」と同じ意味で「Would you~?」を使うことも可能です。
ただ「Could you~?」は可能かどうかを聞いているのに対し、「Would you~?」はその意思があるかどうかを聞いています。
ニュアンスが異なるので、注意してください。
相手の話が聞き取れなかった時のフレーズ
話のスピードについていけない、あるいは聞き逃してしまったという場合は、以下のフレーズを使いましょう。
Can you speak more slowly, please?(もっとゆっくり話してもらえますか。)
Could you say that again?(もう一度言っていただけますか。)
頭に「Sorry, I didn’t catch that.(すみません、聞き取れませんでした。)」と付け足すと、困っている状況も伝わります。
シーン別英語フレーズ①日程調整
まずは出国前に日程調整をする際のフレーズをご紹介します。
【質問例】
Are you available at two o’clock?(2時は都合がつきますか?)
When will it be convenient for you?(いつがご都合よろしいでしょうか。)
【回答例】
Yes, Wednesday works for me.(はい、水曜日は都合がいいです。)
Sorry, I’m not available on Tuesday.(すみませんが火曜日は都合がつきません。)
都合が合わない場合は「Sorry,(すみませんが)」「I’m afraid(申し訳ないですが)」など、気づかいの一言を入れるとよいですね。
シーン別英語フレーズ②入国審査
現地に着いたら、空港から出る前に入国審査があります。
いざという時に慌てないよう、やりとりの流れをまとめて確認しておきましょう。
聞き取れない時は聞き返しても問題ないので、落ち着いて対応してください。
1.パスポートを見せる
【担当者】
May I see your passport?(パスポートを見せてもらえますか?)
【回答】
Here you are. / This is my passport.(どうぞ。/こちらです。)
2.旅の目的を伝える
【担当者】
What’s the purpose of your visit?(渡航の目的は何ですか?)
【回答】
For business.(仕事です。)
3.滞在期間・滞在先を伝える
【担当者】
How long will you stay in this country?(ここにどのくらい滞在する予定ですか?)
Where will you be staying?(どこに泊まりますか?)
【回答】
(I’ll stay here for)Two weeks.(2週間です。)
(I’ll be staying)At 〇〇hotel.(〇〇ホテルに泊まります。)
問題なく審査が終わったら、「Thank you.」などの挨拶をしてからその場を離れましょう。
シーン別英語フレーズ③移動~チェックイン
入国審査が終わったらホテルに向かいます。移動中に困った時のために、いくつかのフレーズを覚えておいてください。
Can you tell me how to get to the〇〇?(〇〇への行き方を教えてもらえますか?)
Where can I get a taxi?(タクシー乗り場はどこですか?)
Can you take me to 〇〇, please?(〇〇へ連れて行ってもらえますか?)
Hello, I’d like to check-in.(こんにちは。チェックインしたいのですが。)
英語が伝わらなければ、「Is there anyone who speaks Japanese?(日本語を話せる人はいますか?)」と聞いてみてもよいでしょう。
シーン別英語フレーズ④受付~挨拶
取引先に着いたら受付で簡単に自己紹介し、約束がある旨を伝えます。
Hello, I’m 〇〇 from △△Company.(こんにちは。私は△△会社の〇〇です。)
I have an appointment with □□ at eleven o’clock.(11時に□□さんと約束をしています。)
担当者に会えたら、会えて嬉しいことを伝えるのが自然です。
It’s a pleasure to meet you.(お会いできて嬉しいです。)
I’m pleased to meet you.(お会いできて嬉しいです。)
もちろん「Nice to meet you.」も使えます。ただ初対面でない場合は、「Nice to see you.」を使いましょう。
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シーン別英語フレーズ⑤その他の場面
ここでは日常生活で使えそうなフレーズを3つご紹介します。
シングルルームを1部屋予約したいのですが
I would like to book a single room.
~するのにいくらかかりますか(~するといくらになりますか)
How much does it cost to(How much will it cost to)~?
クレジットカードで払えますか
Do you accept credit cards?
こうしたフレーズをいくつか覚えておき、場面に応じてアレンジして使うと良いですね。
海外出張英語〜オフィス編〜
この章では、取引先や出張先のオフィスで使えるアメリカのビジネスパーソンが使う英語表現をご紹介します。
ビジネスシーンで使われる英語表現
最初から始める
Get back to the drawing board
全員働くのをやめて家に帰っていいよ
Call it a day
始めよう!
Get the ball rolling
落ち着こう
Hold your horses
流行の先を行く、競合の先を行く
Ahead of the curve
全体を見る
The big picture
同じような状況にいる
In the same boat
ショートカットをする、手を抜く
Cut corners
ミーティング・会議で使える英語表現
【相手の話が聞き取れなかった時】
すみません、聞き取れなかったです。もう一度言っていただけませんか?
Sorry, I didn’t catch that. Could you please repeat what you just said?
・すみません、もう少し大きな声で言っていただけますか?
I’m sorry, but could you please speak a bit louder?
【質問をしたい時】
・すみません、つまりあなたの意見は...ですか?
Sorry, just to clarify, your point was that…
・私は...のように理解していますが正しいですか?
Am I to understand that…
・...という方向でいいでしょうか?
So, what we’re saying is…
【相手に同意する時】
・その通りです!...という点について私たちは同じ意見ですね。
Great, I think we’re all on the same page that…
・はい、あなたの言った...という点について同感です。
Yes, I get what you’re saying…
【相手に反対する時】
・すみません、でも... という点について少し違うような気がします。
Sorry, but I think you might be a bit off there…
・私の意見では少し違いまして、つまり...
From my perspective, it’s a bit different. I can explain…
ミーティングの日程調整で使える英語表現
【日程調整で時間を提示する時】
・来週水曜日の午後3時のご都合はいかがでしょうか?
Would it be possible for you next Wednesday at 3pm?
・来週で都合の良い時間帯はありますか?
Would you have any available time next week?
【日程調整で時間を提示された時】
・はい、来週の水曜日で大丈夫です。
Yes, next Tuesday works for me. See you then!
・ありがとうございます。では、木曜日の2時に会いましょう!
Great, see you on Thursday at 2pm. Bye for now!
【都合が合わない時】
・残念ですが、明日は都合がつかないです。代わりに金曜日はどうですか?
Unfortunately, tomorrow isn’t possible. Would Friday work instead?
・木曜日は、ミーティングがあります。来週の方が都合が良いです。
I have a meeting on Thursday, so next week would be better for me.
世間話で使える英語表現
【天気のことを話す時】
・今日は天気が良いですね!
Beautiful day, isn’t it?
・今日は信じられないぐらいすごい雪ですね
Can you believe all this snow we’ve been having?
【オフィスで話す時】
・週末が楽しみですか?
Looking forward to the weekend?
・今週はどんな感じですか?
How has your week been?
【旅行・休日の予定について話す時】
・クリスマスに何か楽しみな予定がある?
Got anything fun planned for Christmas?
・サンクスギビングは、どうだった?
How was your Thanksgiving?
海外でのコミュニケーションにおける注意点
商談中に軽い雑談をすることがあるでしょう。
その際、以下の話題は避けたほうが無難です。
・宗教
・政治
・年齢
・恋愛
また、つい使いがちなフレーズに「Please+命令文」があります。
これは一見丁寧に感じられるものの、命令の意味合いが残っており、ビジネスシーンでは不適切なことが多いです。
使う際は十分注意してください。
海外出張前に英語学習をする際のポイント
海外出張へ行っても、クライアントとの商談や打ち合わせの際に「何を言っているか分からない」という状態では困ってしまいます。そのため初めての海外出張という方や、久しく英語を話していないという方は、海外出張の前に英語学習をしておきましょう。
出張までの期間が限られている場合は、ゆっくり学びなおしをする時間がありません。一方でポイントを押さえて学習しておけば、効率的に必要な英語力を身に付けることができます。
自分に合った学習法を見つける
英語の学習方法はさまざまですが、まずは自分に合ったものを見つけてください。
英会話スクール:対面で会話の練習ができる。開校時間が決まっているので仕事時間が規則的な方向け
オンライン英会話:オンラインで会話の練習ができる。好きな時間に場所を選ばず受講できるので、忙しい方向け
アプリ学習:ゲーム性が高く、楽しく学べる。無料のアプリはビジネス向きでないものも多いので注意
なかでも忙しいビジネスパーソンが効果的に英語力を付けるなら、オンライン英会話がおすすめです。さらに教材の持ち込みやシチュエーションの設定が可能なスクールであれば、海外出張へ行くことや自分の業種などを伝えましょう。より実践的な英語が学べます。
関連記事:初めての急な海外出張での英会話対策とお勧め本 | Banso Works in Japan for Global worker (job-career-japan-banso.net)
アウトプット量を増やす
英語を話せるようにするためには、アウトプット量を増やすことが大切です。たとえ多くの単語やフレーズを知っていても、使えなければ意味がありません。必要なフレーズを覚えたら、それを何度も口にしてみましょう。少しずつでも毎日続けることで、英語が話せるようになっていくはずです。
その際は出張先でプレゼンをする、クライアントと打ち合わせをする、会議に出席するなど、実際のシチュエーションをイメージして行うとより効果的ですよ。
海外出張で使えるリアルな英語表現を覚えておきましょう
ここまで海外出張で使える英語フレーズについて、シーンごとにいくつか紹介しました。
事前に必要なフレーズを学んでおき、準備を整えて海外出張に臨んでください。
ただし海外出張に必要な準備は、英語学習だけではありません。
***最後に、長期間海外出張に行かれる場合は、日本の住所に届く郵便物の管理方法も考える必要があります。
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