工事請負契約書のおすすめテンプレート5選を紹介!概要から項目まで徹底解説します
工事請負契約書は建設業界にいる方はなじみが深い契約書の一つです。工事請負契約書は他の契約書と異なり、法的に作成が必要なものであり、必須項目が建設業法により明確に定められています。
工事請負契約書の作成は非常に重要になります。しかし、いざ作るとなると、どんな内容を書けばいいか、必須項目をもれなく記載するにはどうすればよいか‥等の不安がありますよね。
そんな時に役に立つのがインターネット上で簡単に手に入る『テンプレート』です。これを上手に活用して効率よく、必須事項をもれなく記載した契約書を作成しましょう。
今回は工事請負契約書の概要をはじめ、オススメのテンプレートの紹介、必須項目の解説まで一通り網羅した内容となっていますので、ぜひ参考にしていただければ幸いです。
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工事請負契約書とは
工事請負契約書‥建設工事を依頼する発注者と実施する請負人の間で、工事の完成と報酬の支払いを約束する書面のこと。
一般的に、契約自体は口頭でも成立するため、契約書を交わさずとも契約が成立する場合が多いです。
しかし、工事請負契約書においては契約書を作成し、双方が署名する義務が課されています。つまり、契約書の締結は必須事項となります。これに違反した場合は、行政処分や営業停止などの重い罰則が科される可能性があります。
さらに、契約を交わす際の契約書の記載事項も明確に決められており、記載漏れがあった場合も罰則の対象となりうる可能性があります。必須の記載事項に関しては『3. 工事請負契約書の一般的な記載項目』で1つ1つ詳しく解説します。
そんなこと知らなかった、、ではすまされないので、後悔のないよう、この記事を読んで十分に理解を深めてください。
工事請負契的や役割約書の目的
工事請負契約書は単なる形式的な書類ではありません。工事にはリスクやトラブルがつきものです。それらを未然に防ぎ、円滑な工事遂行を実現するために、非常に重要な役割を持つ書類になります。この契約書の目的は以下の3点に集約されます。
1.トラブル防止
なんといっても一番はこれでしょう。他の契約書にも共通して言えることですが、『言った、言わない』のトラブルを防ぐために、文書化するのです。そしてそれは工事請負契約書ではより大切なことになります。
なぜなら工事請負契約書は工事の内容、使用、工期、代金など工事に関する重要な事項が記載されます。これを口頭で約束してしまうとどうなるか、容易に想像できますよね。
2. 認識のすり合わせ
工事請負契約書を作成する過程で、発注者と請負人は工事の内容や条件について入念に打ち合わせを行います。工事が始まる前に、十分協議を行うことで、双方の認識を一致させることが出来ます。
特に大規模な工事や複雑な工程がある工事等は、事前の認識のすり合わせがとても重要になります。
3. 訴訟時の証拠資料
トラブルを防止しようと文書に起こし、認識のずれが生じないよう入念に協議をした上で、契約を交わしたとして、すべてがうまくいくでしょうか?そんなことはありませんよね。
万が一、工事に関するトラブルが発生し、訴訟に発展した場合、工事請負契約書は、裁判において重要な証拠資料となります。契約書に記載された内容は、発注者と受注者間の合意内容を証明するものであり、裁判官は、この契約書の内容に基づいて判断を下します。
そのため、工事に関わる全ての事項を明確かつ詳細に契約書に記載しておくことが、後々の法的トラブルを回避する上で極めて重要となります。
工事請負契約書オススメテンプレート5選
『必須項目がもれなくすべて含まれるテンプレート教えて』
『無料でそのまま使えるようなテンプレートないかなぁ』
まず、工事請負契約書を作成するときに、白紙の状態から作成しようと考えている方がいましたら、すぐにやめてください。
前述したとおり、必須で記載が必要な項目がたくさんあります。1から作る場合、必ず漏れや記載ミスが起こります。
こんなに頑張ったのに、記載ミスで罰則、、とならないためにも、あらかじめ誰かが作った正解の型を利用しましょう。
大変便利な時代で、テンプレートをネット検索するとたくさんヒットします。
おすすめ記事:売買契約書のおすすめテンプレート5選を紹介!各項目の詳細や注意点を徹底解説 | MailMate
その中でもオススメの工事請負契約書のテンプレートを紹介します。基本的にこの5つからどれか好きなものを選択いただければ問題ないです。
①テンプレートBANK
出典:「工事請負契約書」のテンプレート(書式)無料ダウンロード|ビジネスフォーマット(雛形)のテンプレートBANK (templatebank.com)
おすすめポイント
小規模な工事に最適な内容
その他契約書のテンプレートも豊富
ビジネス文書を紹介する際に、必ず出てくるこちらのサイトですが、工事請負契約書においてもかなりオススメになります。
建設業法に対応した必須事項はもれなく記載があり、内容も必要十分な分量となっているため、小規模工事の契約書に最適と言えるでしょう。
また、Wordでダウンロードが可能なので、形式にこだわりがある方はぜひこちらを利用してみてください。
②bizocean
おすすめポイント
標準的な書式で幅広く適用できる
ダウンロード数が多く口コミ評価も高い
こちらのサイトでは無料登録後に無料でダウンロードが可能になります。このサイトの良いところはレビュー(星5段階のうち4.4)や使用者の口コミが見れるところです。
実際にたくさんの方が使用しているテンプレートであること。多くの人がその内容に満足しているという点から、オススメのテンプレートになります。
③弁護士法人デイライト法律事務所
出典:工事請負契約書の書式テンプレート・ひな形の無料ダウンロード (komon-lawyer.jp)
おすすめポイント
登録不要で即ダウンロード可能
法律の専門家が作成したテンプレート
このサイトは登録が不要で即ダウンロード可能なため、手っ取り早くテンプレートを欲しい方にはうってつけとなっています。
また、弁護士事務所が作成しているため、内容も安心できますよね。
④アイピア
出典:建築業界(リフォーム・工務店向け)の【無料で使える!】工事請負契約書エクセルテンプレート集 |業務管理システムアイピア (aippearcloud.com)
おすすめポイント
建設業向けのシステム会社が作成
登録不要でエクセル形式でダウンロード可能
こちらは建設業と深いかかわりがある企業が作成したテンプレートになります。そのため、建設業法もバッチリ押さえられています。
また、こちらも登録不要で即ダウンロード可能になっており、さらにエクセルファイルでダウンロード可能となっています。
エクセルテンプレートはうれしい方も多いのではないでしょうか。
Wordはちょっと苦手なんだよね、、という方に大変オススメになります。
⑤ひな形ジャーナル
出典:You searched for 工事請負契約書 | 無料テンプレート(Mac・Windows)『ひな形ジャーナル』 (hinagata-journal.com)
おすすめポイント
エクセル、ワード、ナンバーズ等の様々な形式でダウンロード可能
リフォーム工事で利用できるテンプレートもある
このサイトでは6種類の工事請負契約書がダウンロード可能です。このサイトの魅力は、様々な形式でダウンロード可能な点です。自分が利用しやすい形式でダウンロードしたい方はオススメになります。
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工事請負契約書の必須項目
建設業法19条第1項により、工事請負契約書は以下の項目を必ず記載する義務があります。これらの項目を1つでも欠く場合、建設業法違反となり、行政処分や営業停止などの罰則が課させる可能性があります。
必ず一つ一つの内容を理解して記載漏れがないよう細心の注意を払い契約書を作成しましょう。項目の詳細を見ていきましょう。
1. 工事の内容
工事の内容‥工事の目的や内容を具体的に特定するための項目。これには工事名、場所、目的物、設計図、仕様書などが含まれます。
工事内容を細かく記載することで、トラブルを未然に防ぐことができます。契約段階での情報共有が不十分だと、工事中に発生するイレギュラーや追加工事でもめる原因となります。
『言った、言わない』のトラブル
手抜き工事の防止
追加費用請求の防止
『工事の内容』は、工事請負契約書において最も重要な項目の一つです。後々のトラブルを避けるためにも工事内容を具体的に、かつ詳細に記載するよう心がけましょう。
2. 請負代金
請負代金の記載は、単に金額の記載だけではありません。以下の要素を考慮する必要があります。
要素 |
内容 |
---|---|
内訳 |
材料費、労務費、その他経費など、金額の内訳をできるだけ詳細に提示 |
算定方法 |
数量や単価に基づいた算出方法の明記 |
支払い時期と方法 |
支払い時期と支払い方法を明確に定める |
追加工事代金 |
工事中に生じる設計変更や追加工事の追加工事代金の請求方法や算定方法についてあらかじめ明記 |
原価割れ |
請負代金が、工事の施工に必要な原価を下回ってしまうことに注意 |
変更契約 |
工事の途中で請負代金に変更が生じた場合は、変更契約書を作成し、元の契約書と同様の必須項目を記載 |
3. 工事の着手、完成の時期
工事の着手の時期
具体的な日付を記載します(令和〇年〇月〇日)
着手時期は、契約締結後、許認可取得後等の具体的な条件を定めることができます
工事完成の時期
具体的な日付を記載します(令和〇年〇月〇日)
ただし、工事の規模や内容によっては具体的な日付ではなく、『着手日から〇〇日以内』のように期間を定めることも可能です
こうしたスケジュールの明確化は、工事の進捗管理や作業遅延に関する対策としても有効になります。
4. 工事を行わない日時
工事を行わない日時‥騒音や振動など近隣への影響を考慮し、工事を実施しない日や時間帯を定めるもの。特に住宅地や学校、病院等の近隣で工事を行う場合、周辺住民への配慮からこの項目は重要になります。
メリット
近隣トラブルの防止
円滑な工事の進行
作業員の安全確保
近隣住民や関係機関との協議
明確な記載でトラブル回避
5. 請負代金の前払金についての支払時期や方法
これは、工事着工前に請負代金の一部を前払いする前金払い、または工事の進捗に応じて完成部分に対する支払いを行う出来高払いを行う場合に、その支払い時期と方法を具体的に定める必要があるということです。
ただし、前払いや出来高払いを行わない場合はこの項目は不要です。例えば、工事完成後の代金を一括で支払い場合等はこの項目は不要になります。
注意点
前払い金や出来高払いの金額や時期の妥当性を十分に検討する必要があります。
発注者と受注者の双方で十分に協議したうえで、金額や時期を決めましょう。
6. 設計変更等における工期や代金、損害
工事の途中で設計変更、工事着手の延期、工事の中止等が発生した場合に、どのような手続きを踏むべきかを定めたものです。
具体的には以下の内容を規定します。
項目 |
内容 |
---|---|
工期変更 |
設計変更や工期の中止・延期によって工期が変更する場合、どのように決めるか |
代金の金額変更 |
設計変更や工期の変更によって費用が変わる場合、どのように算出するか |
損害の負担先 |
工事の中止や延期による損失を誰が負担するか |
損害額の算定方法 |
損害額をどのように算出するのか |
設計変更は前もって予定できないため、トラブルに発展しやすい傾向があります。契約書に詳細に規定することで後々のトラブルを未然に防ぐことができます。
7. 天災等による工期の変更、損害の負担及びその額の算出方法
地震や台風、津波といった天災その他不可抗力によって工期の延期や中止の場合、誰がどの程度の損害を負担するか、またそれの算出方法を定めたものです。
天災等の不可抗力による影響を受ける場合、当事者のいずれも責任義務がないため、トラブルになりやすいです。
そのため、契約書にて具体的に明記することが重要になります。
8. 価格等の変更に基づく請負代金又は工事内容の変更
契約後に予期せぬ価格変動が発生した場合に代金や工事内容を変更できることを定めたもの。
特に近年では材料費の高騰や人件費の上昇などが価格変動の要因となっています。工期が長期間になればなるほど価格変動は起こりやすいため、大規模な工事を行う際や大型の契約時には、特に注意が必要な項目です。
注意点
条件を明確にする
算出方法を明確にする
具体的な手続きを明確にする
価格変動によるトラブルを最小限に抑えるためにも『明確』に記載するようにしましょう。
9. 第三者に対する損害賠償
工事の実施によって近隣住民などの工事に関係のない第三者に損害が生じた場合に、誰が損害賠償責任を負うのかを明確にするために定めるもの。
『近所の工事の音がうるさくてかなり迷惑している』
『近所の工事の影響で粉塵が気になって外で洗濯物が干せない』
皆さんもこういった経験はございませんか?
建設工事は、騒音や振動、粉塵の発生など、工事現場のみにとどまらず、周辺環境に影響を及ぼす可能性が高いです。そのため工事とは関係ない第三者とのトラブルが発生するリスクが非常に高いです。
損害賠償責任の所在
一般的に請負業者が損害賠償責任を負うケースが多いです。実際に工事を行う張本人であり、工事現場の安全管理に責任を負う立場にあるためです。
第三者への損害賠償に関する規定は、工期が長期間に及ぶ場合や大規模なものは複雑になる可能性が高いです。必要に応じて弁護士などの専門家に相談して、適切な条項を盛り込むようにしましょう。
10. 注文者が資材の提供や機械を貸与する場合の定め
注文者が工事で使用する機械や材料を提供・貸与する場合、その具体的な内容や方法について定めるもの。
通常、請負業者が工事遂行に必要な資材や機械を調達しますが、注文者側で特定の資材の使用を希望する場合やすでに所有している機械を貸与したい場合に適用されます。
建設業界にいる方ならお分かりかと思いますが、注文者指定の資材や特定機械の使用の指定はかなり多いです。
一般的にものの貸し借りはトラブルに発展しやすいですよね。なのでこの条項もきちんと網羅した内容で詳細に書かれることでトラブルを未然に防ぐ重要な役割を担います。
注意点
資材の所有権の移転時期や瑕疵担保責任は民法が適用されます。作成の際は民法に沿った内容にしなければいけません
11. 工事の検査の時期及び方法
工事の完成後に、朱蒙社が工事内容を確認するための検査を、いつ、どのように行うのか、工事の引き渡しをいつ行うのかを定めたもの。
検査時期‥通常、完成後速やかに行います。(完成後〇日以内等記載)
検査方法‥一般的に注文者と請負業者が立ち合い、設計図や仕様書に基づき、出来栄えを確認します。
引き渡しの時期‥検査が完了し、注文者が工事の完成を認めた後となります。
注意点
検査は注文者にとって重要な権利です。請負業者から検査拒否された場合は、検査の機会を求めることができます。
検査で瑕疵があった場合は、補償請求が可能です。ただし、軽微なもの等に関しては請求できないものもあります。
工事検査は完成を確認し、瑕疵の有無を判断するために非常に重要な手続きです。注文者、請負業者双方で検査の方法や時期についてきちんと打ち合わせを行い、円滑な引き渡しができるよう進めることが重要です。
12. 工事完成後の代金支払時期や方法
工事が完成した後(検査終了後)、注文者が請負業者に対して代金をいつどのような方法で支払うのかを明確にするためのもの。
支払い時期‥一般的には、工事の完成と引き渡し後、一定期間以内に支払うこと。
支払い方法‥銀行振込や現金払い等様々。銀行振込の場合は手数料の負担等も契約書内に明記しましょう。
お金にかかわる項目は請負業者にとって非常に重要な項目となります。トラブルを防ぐためにもきちんとした条項を定めましょう。
13. 工事の保証保険や工事不適合の際の措置
完成した工事が契約内容と異なる場合に請負業者がどのような責任を負うのか、またどのような措置を講じるのかを定めたもの。
請負業者の責任
工事不適合があった場合、請負業者が原則として瑕疵担保責任を負います。注文者から請求があった場合、無償で補修したり損害賠償を支払う義務があります。
工事不適合があった場合の責任の所在や対応方法を明確にするために非常に重要な項目です。
14. 債務不履行などにおける違約金など
契約の履行がなされない場合の対応として、違約金に関する取り決めも必要です。例えば、工事の遅延や約束された工事内容の不履行に対して、一定額の違約金を設定することが多いです。違約金の設定により、業者が工期を遵守するモチベーションが生まれます。また、注文者も安心してプロジェクトを進めることができるでしょう。
違約金の条項を明確にすることで、万が一の事態でも適切な対応ができるようになります。この項目を契約に含めることで、トラブル時の交渉もスムーズに進みやすくなります。
15. 紛争の解決方法
万が一のトラブルの発生した場合の解決方法を記載しておく必要があります。
具体例として以下のことが挙げられます。
当事者間の協議
調停
建設工事紛争審査会
こういったトラブルの解決方法を明確に明記しておくことは、後々のトラブルを未然に防ぎ、円滑な工事の遂行に役立ちます。
工事請負契約書作成時の注意点
工事請負契約書作成時の注意点について解説します。
建設業法について
ここまで読み進めていただいた方は薄々『建設業法』が非常に大事だということを感じていただけているのではないでしょうか。
工事請負契約書を作成する際は、『建設業法』に沿ったものを作成する必要があります。建設業法は建設工事の請負契約における当事者間の公正な取引を確保し、工事の適切な施工を図る目的があります。以下に、契約書作成時の建設業法に関する注意点をまとめます。
書面による契約締結の義務
建設業法第19条では、工事の規模に関わらず全ての工事において、書面による契約書の交付と双方の署名または記名押印が義務付けられています。口約束のみで工事を開始することは法違反となり、国土交通大臣または都道府県知事から指導を受けたり、営業停止処分を受ける可能性もあります。
口約束が法律違反になるのは、その他の契約書と少し異なる点なので注意が必要です。
請負代金と工期の適正化
建設業法は、不当に低い請負代金や著しく短い工期を設定することを禁じています。特に、元請事業者が下請事業者に対して、優越的な地位を利用して不当な契約を強要することがないよう注意が必要です。いわゆる下請けいじめはNGということです。
一括下請負の禁止
建設業法は、元請業者が受注した工事を下請事業者に丸投げする「一括下請負」を原則として禁止しています。ただし、多数の者が利用する施設や共同住宅の新築工事などを除き、注文者の承諾を得ている場合は例外的に認められます。丸投げもNGというわけです。
建設業法を遵守することは、円滑な工事の遂行と、後々のトラブル防止のために非常に重要です。 契約書作成の際には、建設業法の条文や関連するガイドラインなどを参照し、必要に応じて専門家である弁護士に相談することをお勧めします。建設業法により、立場の低い業者が不利益を被らないよう守られています。
建設業法を理解していないと、後で法的トラブルに巻き込まれるリスクがあります。工事請負契約書をテンプレートで作成する際にも、法律に準じた内容を盛り込むことが大切です。法令に基づく情報を正確に盛り込み、契約の信頼性を高めましょう。
知らなかったでは済まされないため、きちんと理解しておきましょう。
まとめ
今回は、『工事請負契約書』に焦点を当てて、概要からオススメテンプレートの紹介、買う項目ごとの詳細まで徹底的に解説しました。
工事請負契約書は、工事を依頼する側と請け負う側の双方にとって非常に重要な文書です。この契約書を適切に作成することで、トラブル防止やプロジェクトの円滑な進行が期待できます。
今回ご紹介した無料テンプレートを使用する際は、必須事項を見逃さずに記載することで、信頼性の高い契約書が完成します。テンプレートは便利なツールですが、細部まで目を通して、法的要件を満たしているか確認することが重要です。必要に応じて、法律のプロである弁護士に相談してみるのもいいでしょう。
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