チームの生産性向上!オンラインでできるチームビルディング3選!

チームの生産性向上!オンラインでできるチームビルディング3選!

(※この記事は、2023年1月26日に更新されました。)

本記事は、

「リモートワークでチームビルディングがしたい!」

「Zoomを通してのチームビルディングに苦戦している...」

という方に向けて書いています。

テレワークが広がってチームメンバーが顔を合わせる機会も減った今、オンラインでのチームビルディングが注目を集めています。

本記事では、チームビルディングの目的、オススメのアクティビティ3選、そしてチームビルディングを行う際の注意点について解説いたします。

チーム作りに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

チームビルディングとは?

チームビルディングとは?

チームビルディングとは、「一人ひとりの力を最大化し、高いパフォーマンスを発揮するチームを作る」という意味です。

メンバーそれぞれがスキルや経験を活かし、一緒に目標を達成するチームを目指します。

チームビルディングのリーダーであるチームビルダーの仕事は、チームの生産性と団結力を高めることです。

チームビルディングスキルのあるリーダーは、チームメンバーが同じ目標に向かい努力をする環境を作ることができ、生産性をより高めることができます。

参考:Team Building: Introduction (Berkeley People and Culture)

オンラインでもチームビルディングは行うべき

離れているからこそチームビルディングが必要!

テレワークで仕事をしていると、しばしばコミュニケーション不足が問題になります。

チームで仕事をしていても「情報伝達がうまくいかない」「ミスが増える」「業務の進捗が遅れる」など、コミュニケーション不足がもたらす問題点は多いでしょう。

一方でコミュニケーションがうまくとれているチームには、以下のメリットがあります。

・情報共有がスムーズになる

・業務の進捗が把握できる

・業務の効率が上がり、生産性が高まる

・安心して働けるため、働きやすさにつながる

オンラインチームビルディングは、コミュニケーションの活発化と人材育成に効果を発揮するといえるでしょう。

チームビルディングの理論と実践方法

チームビルディングの理論と実践方法

それではオンラインチームビルディングは、どのように進めるのでしょうか。まずは理論を理解したうえで、実践方法を考えていきましょう。

「タックマンモデル」によるとチーム形成には5段階ある

チーム形成のタックマンモデル

1965年にアメリカの心理学者であるタックマンが提唱した「タックマンモデル」では、チームビルディングには5段階のステージがあるとされています。

・形成期:チームができたばかり
・混乱期:意見や考え方に食い違いが生まれる時期
・統一期:目標や役割が共有され、一体感が増す時期
・機能期:チームとしてのパフォーマンスが最大になる時期
・散会期:メンバーそれぞれが新たな道へ進む時期

形成期のチームであれば、メンバーはわからないことが多く不安を抱えているでしょう。

そのため目標の共有や、密なコミュニケーションが重要になります。

混乱期に入ると、考え方のずれによって衝突が起こるかもしれません。

それは自然なことなので、互いが納得できるまで話をすることが大切です。

チームとして問題解決を続けていけば、チームの一体感が生まれる統一期を迎えることができます。

コミュニケーションをとりながら統一期を進んでいくと、チームとしての成功体験が得られる機能期を迎えます。

そして目標を達成したところでチームは解散し、散会期としてそれぞれ別の道に進んでいくのです。 ステージごとにチームのあり方は大きく変わるので、必要なサポートも変わります。

そのため現段階のチームがどのステージにあるか見極めたうえで、チームビルディングを進めましょう。

参考:TUCKMAN'S STAGES OF GROUP DEVELOPMENT (West Chester University)

チームビルディングを行う際の重要なポイント3つ

チームビルディングを行う際のポイント3つ

チームビルディングを行うにあたり、重要な軸が大きくわけて3つあります。

1. チームとしての目標設定
2. メンバー間のコミュニケーション
3. 役割分担

1. チームの目標を設定する

なかでも最初にすべきことは、目標設定です。

「なぜこのチームがあるのか」「チームとしてのゴールはどこなのか」という点は、形成期の段階でチームメンバーに共有しておきましょう。

2. メンバー間のコミュニケーション

そしてコミュニケーションは、すべてのステージで重要になります。

情報交換・情報共有のため、そして助け合って高いパフォーマンスを発揮するために、しっかりコミュニケーションをとってください。

3. チーム内の役割分担

チーム内の役割分担も忘れてはいけません。

特に統一期以降は、メンバーそれぞれが自分の役割を理解し、それを達成していくことが求められます。

チームの生産性向上!オンラインでできるチームビルディング3選

オンラインでも楽しめる!チームビルディングに使えるゲーム3選

ゲームにはコストや時間がかからないものも多く、チームビルディングに取り入れやすい手法です。3つ紹介するので、さまざまなシーンで使ってみましょう。

1. 気軽に交流を深めるなら「質問ゲーム」

初めてでも取り入れやすく、準備の手間も時間もかからないシンプルなゲームです。

手順:
1. AとBの二人一組をつくる
2. AがBに質問をする
3. Bは質問に答え、続けてAに対して質問をする

この1〜3の流れを繰り返します。

「Aの質問とBの質問は必ず違うものにする」「制限時間は1分で、何問答えたか競う」など、ぜひオリジナルルールをくわえて楽しんでください。

2. ディスカッションを楽しむ「条件プレゼン」

少しメンバーが打ち解けてきたら、話し合いが必要なゲームを取り入れてもよいでしょう。

手順:
1. 5人前後のチームに分け、いくつかのキーワードを渡す(例:犬、桜、宝)
2. チーム内で話し合い、キーワードを盛り込んだプレゼンを作る
3. 互いに発表し、面白かったチームの優勝

表現力や想像力、相手の興味を引く話し方など、多くのスキルが求められるゲームです。

チーム内で楽しみながら、ディスカッション力も鍛えられますよ。

3. チーム一丸となって問題解決する「リモ探」

IKUSAが提供するサービスの一つ「リモ探」は、体験型のビジネス研修です。

・参加可能人数:10名~200名(1チームは3~20名)
・所要時間:1時間~1.5時間
・使用ツール:Zoom、Teamsなど
・料金:30名30万円~

オンラインゲームを楽しみながら、自然とチーム内でのコミュニケーションもとれます。

スタッフのフォローもついているので、オンラインゲームに慣れていない方も安心ですよ。

さらにチームビルディングを知りたい方は、下の動画も参考にしてみてください。

参考動画:オンラインでできるチームビルディング5選【事例あり】(IKUSA)

オンラインでチームビルディングを進める際の注意点2つ

オンラインでチームビルディングを進める際の注意点2つ

オンラインでチームビルディングを進める場合、対面とは異なる注意点があります。

2つお伝えするので、事前に対策しておきましょう。

1. オンライン環境を整える

まずは通信機器や必要なアプリなど、環境を整えなければなりません。

特に慣れていない方の場合、アプリになかなかログインできないことも考えられます。

事前に使い方をレクチャーしておくなど、フォローが必要です。

あわせてパスワードの管理など、セキュリティ面にも注意喚起しておくとよいでしょう。

参考:リモートワークの必須ツール10選!選び方と注意点も紹介します。

2. 参加しやすい雰囲気を作る

直接顔を合わせる場合と違って、オンラインでは「話すタイミングがわからない」「ずっとカメラがあると気になる」などの理由でうまく参加できない方もいるかもしれません。

そのため事前に場を仕切る人を決めておき、参加者の様子を見ながら順に発言を促すなどの対応が必要になります。

部屋を映したくない方はバーチャル背景を設定することもできるので、その旨を共有しておくとさらに親切ですね。

参考:イベントが盛り上がる!自己紹介系アイスブレイクネタ10選!

オンラインをうまく使ってチームビルディングを進めよう

チームビルディングのイメージ

ここまでオンラインのチームビルディングについて効果や進め方を解説し、ゲーム例をご紹介しました。

チームが発展するためには、チームビルディングが不可欠です。

近年ではオンラインで仕事をする機会が増えてきたため、テレワークに役立つツールも多くあります。

チャットツールやWeb会議ツールなどをうまく活用すれば、コミュニケーションもとりやすくなるでしょう。

最後に、リモートワークをされている方にオススメのクラウド私書箱サービスについてご紹介いたします。

クラウド郵便サービスMailMate を使えば、オンラインでの郵便受け取りが可能であるため、郵便物の受け取りのための出社や帰宅が不要になります。

現在、サービスの利用開始から30日は全額返金保証がついていますので、お気軽に MailMate をお試しいただけます。

気になった方はぜひ MailMate チェックしてみてください!

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