車上生活を考えている方必見!住民票や郵便物の手続き方法まとめ
「車上生活に興味があるけれど、必要な手続きはある?」
「車上生活中の住民票はどうなるの?」
「車内泊をしていると郵便物は受け取れない?」
この記事では、こんな疑問にお答えしていきます。
近年、若者を中心に注目を集めているのが、キャンピングカーやミニバンなどで生活する「車上生活」です。以前も生活コストを下げるために車上生活する人はいましたが、最近増えているのは自由な生活スタイルを求めて車上生活する人や、車で気ままな旅を続けている人。SNSで車上生活の様子を発信する人も増えています。
ただし車上生活を始める際は、住民票と郵便物の手続きを忘れてはいけません。本記事では、この点を詳しく解説していきます。
どこにいても郵便物をスマホやパソコンでで確認できる MailMate
車上生活(バンライフ)とは?
車上生活は別名バンライフ(VAN+LIFE)で、車を生活拠点とするライフスタイルを指します。よく使われる車種はキャンピングカーやミニバン、ワゴンなど。特にキャンピングカーは、居住性が高く快適です。
主な宿泊場所はRVパークやキャンプ場ですが、なかには「バンライフ・ステーション」などの専用施設も存在します。車中泊スポットを探す際は、検索サービス「Carstay(カーステイ)」が役立ちますよ。
注意が必要なのは、道の駅やコンビニなどの公共施設・商業施設。一部には宿泊可能な施設もありますが、基本的に宿泊目的で駐車場所を利用することはできません。車上生活を続けるなら、こうしたマナーを守ることも必要です。
車上生活にかかる金額
車上生活には、家賃や水道光熱費といったコストはかかりません。代わりに車の購入費用や内装費用がかかりますし、以下のように維持費としてさまざまなコストが発生します。
ガソリン代
駐車場代
保険料
メンテナンス料
自動車税
金額は選ぶ車両によって大きく変わりますが、目安は月々5万円から10万円ほど。そのほか食費や日用品費、入浴料や洗濯代などの生活費もかかります。
安定した給与があれば問題ありませんが、そうでなければ十分な資金を貯めておく必要があるでしょう。
車上生活を始める理由
車上生活には「お金がなくて家が持てない」というイメージがあるかもしれません。ところがSNSで「♯バンライフ」と検索すると、魅力的な投稿が見つかります。近年は車にしか住めないのではなく、自分で車上生活を選ぶ人が増えているのです。
たとえば「他者との接触を減らせる」「テレワークになって好きな場所で働ける」など、コロナ禍をきっかけに車上生活を始めた人も少なくありません。また「旅行が好き」「冒険がしたい」「自由に暮らしたい」など、趣味や希望を叶える手段としても車上生活が選ばれています。
天候の影響を受けやすい、宿泊場所を探すのが大変といったデメリットはあるものの、それ以上に魅力を感じる人が多いのでしょう。
車上生活者にとっても住民登録は必須
車上生活を始めること自体は、さほど難しくありません。車を選んで内装や設備を整え、必要なものを買い揃えれば、車上生活の準備は完了です。キャンピングカーのレンタルサービスを活用すれば、より手軽に始められますね。
ただし車上生活を始める前に、必ず住民登録を行ってください。住民登録をせず住所不定になってしまうと、以下の問題が生じます。
国民健康保険や国民年金の手続きができない
住民票等の公的証明書を発行できない
役所からの通知が届かない
運転免許証やマイナンバーカードを更新できない
銀行口座やクレジットカードの契約ができない など
このような問題を防ぐため、住民登録をしてから車上生活を始めるようにしましょう。
現在の住まいを引き払うなら住民票の異動が必要
車上生活中も現在の住まいを残す場合は、住民登録もそのままにしておけます。そのため新たな手続きは不要ですが、長期にわたって家を空ける場合は空き家対策が欠かせません。また賃貸アパート等の場合、固定費がかかるため経済的負担も大きいでしょう。
一方で住まいを引き払ってしまえば、その分経済的負担は減ります。ただし住所不定にならないためにも、どこかへ住民票の異動が必要です。異動先は実家でもよいですし、知人や友人の家でもよいですが、必ず家主の承諾を得てくださいね。
住民票を異動するには、市区町村の役所で転出届と転入届、あるいは転居届を提出してください。提出期限は転居後14日以内なので、忘れずに行いましょう。
車上生活で住民票を取得する方法
車上生活中であっても、住民登録があれば住民票の取得は可能です。市町村役場での手続きもできますが、移動が多いならマイナンバーカードを使ってコンビニで取得する方法がおすすめ。以下の手順で住民票を発行できます。
コンビニのマルチコピー機で「行政サービス」ボタンを押す
「証明書交付サービス」を選択する
マイナンバーカードをセットする
必要な証明書を選択する
暗証番号を入力する
マイナンバーカードを取り外す
証明書に記載する内容・部数等を選択する
発行内容を確認し、料金を支払う
マルチコピー機はセブンイレブンやローソンなど多くのコンビニに設置されていますが、一部未設置の店舗もあります。ホームページから確認しましょう。
参考:マイナンバーカードを利用し、コンビニで各種証明書を取得する方法|デジタル庁ニュース
車内泊をしながら郵便物を受け取る3つの手段
車上生活中の悩みとして多いのが、郵便物の受け取り方法です。車に直接配達してもらうことは不可能ですし、実家や友人宅に届いた場合は内容確認に時間がかかってしまいます。急ぎの郵便物があると困りますし、プライバシー面でも不安ですよね。
ここでは、車上生活中に郵便物を受け取る手段を3つご紹介します。
①クラウド私書箱・メールメイト
メールメイトは、紙の郵便物をデータ化してクラウド上で管理できる「クラウド私書箱サービス」です。そもそも私書箱とは、自宅とは別の場所で郵便物を受け取るためのサービス。たとえばメールメイトの利用者なら、メールメイトの住所で郵便物を受け取ることができます。
さらにクラウド私書箱の特徴は、インターネット上でデータ化された郵便物を受け取れる点。スマホやパソコンから郵便物を確認できるので、急ぎの郵便物が届いてもすぐに対応可能です。電子メールと同じように扱えるため、操作も難しくありません。
また請求書の支払い代行機能を使えば、手元に請求書がない時も支払いができます。いざという時も安心ですね。
住民票の住所とは別に“受取専用住所”を持てます🎉いつでもどこからでもスマホ・パソコンで郵便物を確認!
②郵便局留サービス
郵便局が行っている「郵便局留め」は、郵便物を指定した郵便局で受け取るためのサービスです。使い方は簡単で、宛先に指定する郵便局の郵便番号と「〇〇郵便局留」の文字を記すだけ。利用料金もかからないので、気軽に利用できる便利なサービスです。
郵便物を受け取るには、郵便物が到着した後、本人確認書類を持って指定した郵便局の窓口へ行ってください。ただし郵便物の到着時に連絡が来ることはないので、自分で配達状況を確認してくださいね。保管期限は10日間となっており、受け取りが遅くなると差出人に返送される点にも注意しましょう。
③住民登録先の住人に協力してもらう
公的な郵便物、たとえば税金の支払い通知や選挙のお知らせなどは、住民登録されている住所宛に届きます。つまり実家や友人宅に住民票を置いていればそこに配達されるので、郵便物が届いたら連絡をもらえるよう、住人に頼んでおく必要があります。
特に支払い通知の場合は、期限を過ぎると滞納扱いになる可能性があるため、なるべく早い対応が求められます。「支払用のバーコードを写真で送ってもらう」「支払いを代行してもらう」など、対応策を考えておくとよいですね。
車上生活 住民票に関するQ&A
最後に、車上生活中の住民票に関してよくある質問に回答していきます。
Q1)車で住民登録できないのはなぜ?
住民登録ができるのは、居住用の施設がある場所に限られます。つまり駐車場や空き地のような場所では、住民登録をすることができません。それゆえ自治体が把握していない新築住宅などは、新築届や登記事項証明書等の提出を求められるケースもあります。
そしてキャンピングカーなどは「車両」であり、居住用の施設としては認められません。そのため車で住民登録することはできないのです。
Q2)住民登録した住所に住んでいなくても問題ない?
基本的に住民票とは生活の拠点に置くものなので、その場所に住んでいることが原則です。とはいえ住んでいないから違法というわけではありませんし、住民登録をせずに住所不定となるほうがさまざまなリスクを招きます。車上生活を選ぶなら、必ずどこかで住民登録をしてください。
ただし公的な郵便物は住民登録している住所へ届くので、住人と協力して遅滞なく対応しましょう。
Q3)車上生活をしている間も住民税は支払うべき?
車上生活をしていても、住民票のある自治体において住民税の支払い義務は発生します。会社員であれば給与から天引きされますし、個人事業主であれば毎年6月頃に納税通知書が届くため、それを基に納付手続きを行ってください。
なお住民税は、前年の所得をもとに計算されます。たとえ現在の所得がゼロであっても、前年の所得があれば課税対象となりますよ。
事前に住民票や郵便物の手続きを済ませて車上生活を楽しもう
本記事では車上生活をする人向けに、住民票や郵便物の手続きを解説しました。旅先で車中泊をするのとは異なり、車上生活は生活の拠点が車となります。不便な部分もある反面、自由度が高く、好きな場所で生活できるのが大きな魅力。興味があれば、一度チャレンジするのもよいかもしれませんね。
ただし車上生活を始める前に、必ず住民票の異動を行わなければなりません。税金等の支払い義務もあるので、忘れずに対応しましょう。
そして郵便物の受け取りには、クラウド私書箱・メールメイトが役立ちます。どこにいてもスマホやパソコンから郵便物の確認ができるので、移動が多い人も安心です。快適な車上生活を送るためにも、ぜひお試しください。
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