無料で使える!個人事業主向け経費管理アプリのおすすめ5選
いざ独立してみたものの、個人事業主の方にとって経費管理は悩みのタネですよね。何とかしてやりくりはしてみたものの、気がつけば年が明け、確定申告の時期に…。
すでに確立された経費管理方法を持ち、普段から経費をしっかりつける習慣のある方は大きな問題はないように思われますが、独立されてから間もない個人事業主の方々は不安な点が多いですよね。
幸い、フリーランサーが増えてきた今、簡単に経費管理ができるアプリやソフトが開発されています。
様々な会社から独自に開発された経費管理アプリがリリースされているので、その特徴を比較しながら、ぜひ一番使いやすい会計ソフトを見つけて下さいね。
いきなり有料で契約するのは心配という方のために、この記事では、無料で使える経費管理アプリをいくつかご紹介します。
レシートや領収書の管理を無料で解決できるMailMateのご紹介
ここで、まずは筆者がお勧めする領収書管理アプリMailMateをご紹介します。
外出先でレシートや領収書をもらった後、自宅に戻ってファイリングや手入力を行うのはとても手間がいる作業です。
MailMateを使うと、レシートを直接スマートフォンで撮影するだけで自動的に内容がアプリに反映されるため、入力の手間を省くことができ、時間やコストの削減に繋がります。
MailMate - シンプルで直感的な領収書精算システム
MailMateは、シンプルで直感的な領収書精算システムとして、特に小規模企業やフリーランスに人気があり、導入されています。クラウド型の精算システムなので、領収書やレシートをスマホでスキャンすると、デジタルデータとしてそのまま取り込むことが可能です。導入や操作が容易で、経費管理業務のシンプルな効率化を求める方に最適です。
主な特徴
シンプルな作りになっており、直感的な操作が可能
領収書を撮影すると電子データを保存可能
クラウド型なので、どこからでもアクセスできる
スマホアプリにも対応しており、手軽に領収書の整理ができる
小規模企業やフリーランスに特化
使い方
使い方は簡単で、アプリを使って領収書をスキャン・アップロードした後は全てAIが自動で分類・整理をしてくれ、自動でレポートを作成してくれる仕組みです。
このように使いやすくシンプルなのもMailMateの特徴です。
対応業種
まずは以下の手順でアプリをインストールしましょう。
MailMateは、シンプルで使いやすく、独立したばかりの個人事業主が初めて使うアプリとしては最適な選択肢と言えます。領収書の経費管理は無料で使えるので気になる方は是非試してみてください。
AIを駆使した経理精算ソフトウェアで、作業時間を大幅に短縮できます!紙やExcelでの管理とはおさらばしましょう👋
次は、個人事業主が会計ソフトを導入するとどういったメリットがあるのか?についてご紹介します。
会計ソフトを活用するメリット
会計ソフトを導入すると、以下のようなメリットがあります。
手間の削減:MailMateでもご紹介した自動仕訳やレシート読み取り機能によって、記帳作業を効率化できます。
正確な記録:手入力などで発生しがちなミスを防ぎ、安心して税務申告に取り掛かることが出来ます。
時間の節約:経費の入力にかかる時間を削減でき、他の作業に時間を使うことが出来ます。
モバイル対応:スマートフォンに対応しているので、外出先や気になった時にいつでもスムーズに入力できます。
無料で利用できる会計ソフトを選ぶ際のポイント
次に、会計ソフトを選ぶにあたって気を付けるべきポイント、注目するポイントなどをご紹介します。
必要な機能が揃っているか
なぜ会計ソフトを導入しようと思ったか?など原点に立ち戻り、ご自身が最も会計ソフトに求めている機能を書き出してみましょう。
その上で、無料版でもそれらの機能が提供されているアプリを選びましょう。良く選ばれるのは以下の機能になります。
レシート撮影・自動読み取り機能が付帯している
カテゴリー分けや仕訳が自動化されている
データをエクスポートする機能がついている
操作性の良さ
初めて使うにあたって、操作性が悪いソフトを使ってしまうと、そのソフトに慣れるために貴重な時間を使ってしまいます。
初心者であれば、まずは直感的な操作ができるアプリを選んでみましょう。
使い勝手が悪いと、操作する間にイライラが募ってきてしまい、結局利用をやめてしまう可能性が高いです。
スマートフォンのOSに対応しているか
今ご自身がお使いのスマホに対応しているかどうかを確認しましょう。スマホのOSは、AndroidやiOSなどがあります。
現在リリースされている個人事業主向け経費管理アプリの大多数はどちらかのOSに対応している場合が多いので、確認した上でダウンロードをしましょう。
セキュリティ対策は十分になされているか
個人情報や財務データを扱うため、セキュリティ面には気をつけて選びましょう。暗号化やバックアップ機能が付帯されているかなども重要です。
サポート体制
例え無料版だとしても、サポートが提供されているソフトやアプリなら安心して使うことが出来ます。FAQやチャットサポートがあるかなどにも着目して選んでみましょう。
制限されている機能は何か
無料版の会計ソフトは機能が制限されている場合もあります。
例えば、自動仕訳や自動データ取り込みなどの機能が制限されている場合があるため、必ず確認するようにしましょう。
また、データの保存期間や、出力できるデータ数にも制限がある場合があります。
おすすめの個人事業主向け無料で使える経費管理アプリ5選
次に、オススメの会計アプリを5つご紹介します。
全て、無料で使える会計ソフトです。
AIによるデータ抽出と分析で経費精算業務の手間から解放!手入力によるミスや差し戻しに頭を悩ませる必要はもうありません👍
やよいの白色申告オンライン
まずは、会計ソフトで有名な弥生からリリースされているやよいの白色申告のご紹介です。
無料プランでも、白色申告に必要な帳簿や書類を簡単に作成することが出来ます。
まだ青色申告をするほど売上が立っていない、もしくは会社員として副業で申告したい場合など、青色申告するほどではないケースではまずこちらが選択肢に上がってくるかと思います。
操作が非常にシンプルで、初心者であっても表示された手順通りに手続きを進めていけば、簡単に利用できるように作られています。
また、クラウド型のため、パソコンやスマホからもいつでも簡単にアクセスできます。
無料プランで使える機能
白色申告に必要な帳簿を簡単に作成できます。
収支内訳書を作成・出力できます。
クラウド型のソフトのため、スマホ・PC両方からアクセスできます。
注意点
無料プランは確定申告時の電子申告機能が利用できない場合があります(書類の印刷は可能です)。
有料プランにすると、いざという時のサポート体制や追加機能が充実した内容になります。
やよいの青色申告オンライン
先ほどの白色申告オンラインでお馴染みの弥生からリリースされている、やよいの青色申告プランです。
本格的に事業をスタートして個人事業主として活動していくのであれば、避けて通れないのが青色申告。
昔はベテランの個人事業主がそろばんを片手に帳簿と睨めっこしながらじっくり作業する印象の強かった青色申告ですが、フリーランサーが増えた今、簿記の知識が不足していても手順通りに行えば青色申告が出来るシフトが登場しました。
青色申告特別控除にも対応しており、仕訳帳や総勘定元帳までスムーズに作成することが出来ます。
初心者から上級者まで幅広く使用者が想定されており、日々の帳簿付けから申告書提出までを一本化して全てオンラインで完結できます。
無料プランで使える内容
青色申告の特別控除に対応している帳簿を作成できます(10万円控除まで対応)。
基本的な収支管理や帳簿印刷機能を無料で使用できます。
注意点
65万円控除にチャレンジする場合の電子申告には、有料プランへの加入が必要です。
有料プランに切り替えると、さらに多くの仕訳機能やレポート機能を利用できます。
マネーフォワードクラウド確定申告
株式会社マネーフォワードからリリースされている会計ソフトです。
会計初心者でも、簡単に確定申告書を作成できる機能が搭載されています。銀行との連携や、AIによる自動仕訳機能も搭載されており、会計業務を効率化させたい個人事業主や、経理業務を最新の技術で自動化させたい企業にはオススメのソフトです。
企業での使用にも十分に対応できるキャパシティを持ちながらも、個人事業主でも使用できるソフトなので、痒いところに手が届く機能が網羅されています。
自動化機能が充実しており、空き時間に少しずつ進めていき、面倒な作業は自動でおまかせなど、効率的に経費管理と確定申告を勧められます。
無料プランで使える内容
基本的な経費管理作業、そしてデータ自動連携機能を取り揃えています。
確定申告書の作成が可能です(一部機能に制限があります)。
注意点
無料プランでは、データ保存期間やサポート機能に制限がある場合があります。
フル機能を利用する場合は有料プランに加入しましょう。
Money Forward ME
先ほどのマネーフォワードクラウド確定申告と同じ会社である、株式会社マネーフォワードからリリースされている会計ソフトです。
こちらは個人での使用を想定されており、日常の家計簿管理から経費、資産の管理まで幅広く対応しています。
先ほどのマネーフォワードクラウド確定申告は青色申告を目指す個人事業主や経理担当者がいる企業向けに特化したソフトでしたが、このマネーフォワードMEは家庭での家計管理のための使用を中心に想定されたソフトのため、日常でふとした時に気軽に使える仕様になっています。
例えば、出先で支出があった時にアプリで簡単に金額を入力できるようになっています。
もちろん無料プランがあり、銀行口座やカードのデータを自動で取得でき、パッと見てわかりやすく収支管理が出来ます。
家計簿感覚で経費管理ができるため、初心者でも取り組みやすく、独立したての個人事業主が使い始めるのにピッタリです。
無料で使える内容
銀行口座やクレジットカードを最大10件まで自動で連携させることが出来ます。
カテゴリー分け、簡単な収支レポートの作成などが可能です。
注意点
無料版では連携できる口座やカードの数が制限されているため、10件以上の口座やカードを連携させたい場合は、有料版への切り替えをお勧めします。
無料版では広告が表示されることがあるため、ストレスを感じる方には有料版へ登録しましょう。
Freee 会計
次は、こちらも人気のfreee会計になります。
「すべてのスモールビジネスを支える統合型経営プラットフォーム」とウェブサイトに書かれている通り、小規模の企業や個人事業主が使用する想定で作られており、快適に作業を行うことが出来ます。
確定申告書の作成はもちろん、日々の経費管理にも対応しており、スマホアプリも機能が充実しています。
ワンクリックで申告書作成まで進められるため、手軽に会計業務を進めることが可能です。
無料プランで使える内容
日常的な経費の管理はもちろん、簡易帳簿の作成まで対応しています。
スマートフォンのアプリを使い、レシートや領収書をその場で撮影すると自動で入力されるスキャン機能が付帯されています。
注意点
確定申告書の作成に必要な一部の帳簿作成機能や、詳細なレポートを作成したい場合、有料プランでのご使用をオススメします。
無料プランは主にお試し用としてリリースされている側面があり、本格的に税務申告を行いたい場合は、有料でのご利用をお勧めします。
各ソフトの無料・有料プランの比較一覧表
以下は、それぞれご紹介した5つのおすすめ会計アプリの無料と有料プランを比較した場合、何が付帯されるかを簡単にまとめました。
ソフト名 |
無料プランの主な機能 |
有料プランで追加される機能 |
---|---|---|
やよいの白色申告 |
- 帳簿作成(収支内訳書、必要経費など) - クラウド保存 - スマホ・PCからのアクセス可能 |
- 電子申告対応 - データバックアップ - カスタマーサポート |
やよいの青色申告 |
- 青色申告10万円控除対応 - 仕訳帳・総勘定元帳の作成 - 必要経費の自動仕訳機能 |
- 65万円控除対応の電子申告 - 税務署提出書類の完全作成 - サポート充実 |
マネーフォワードクラウド確定 |
- 銀行口座やカードとのデータ連携 - AIによる仕訳自動化 - 簡易的な確定申告書作成 |
- 税務署提出用の書類完全対応 - 複数事業所の管理 - データ保存期間延長 |
Money Forward ME |
- 銀行・カード連携(10件まで) - カテゴリー分けでの支出管理 - 基本的な収支レポート |
- 銀行・カード連携件数無制限 - 高度な支出分析機能 - 広告非表示 |
Freee 会計 |
- レシート撮影での経費登録 - 基本的な帳簿作成 - 必要最低限の確定申告書作成(白色申告向け) |
- 青色申告対応 - 電子申告機能 - 詳細な帳簿レポートや高度な自動仕訳 |
それぞれの特徴を掴み、何が自分にとって必要なのかを考えた上でじっくり検討してみて下さいね。
クラウド会計アプリが個人事業主におすすめな理由
ここまでおすすめの会計アプリについてご紹介しましたが、なぜ個人事業主にクラウド会計アプリがピッタリなのか?についてご紹介します。
税務処理を効率化できる
先ほど挙げた5つのアプリには自動仕訳機能や経費分類機能が付いているものがほとんどであり、これら最新の技術を活用することで税務申告が飛躍的に簡単になります。
時間の節約
会計アプリを使うことで、これまではExcelなどで直接手入力作業をしていた書類作成の手間を大幅に減らすことが出来ます。
ペーパーレス化
書類やレシートをデジタルで保存することになるため、後から見返すときにデータを探すのがとても簡単になり、オフィスの環境改善にもなります。
税務調査への備え
データを一元管理することで、いざ税務調査が来た時に、過去のデータを探す時間や効率がアップします。
どこからでも経理業務ができる
スマホのOSに対応しているため、外出先、自宅、出張先などどこからでも好きな時間に経理業務が出来ます。
身軽に移動することが多い個人事業主にはピッタリですね。
個人事業主向け経費管理アプリの注意点
経費管理アプリを導入するにあたって注意すべき点についてご紹介します。
事前にリスクを知っておくことは非常に大切で、大切なデータを入力した後にトラブルが発覚して復旧に膨大な時間がかかっていては、本末転倒です。
実際に運用を始める前に必ず調べられることは全て調べておきましょう。
無料トライアル期間後は有料プランに切り替わるケースが多い
無料の会計ソフトは、無料トライアル期間が終了すると、有料プランに切り替わる場合があります。
そのため、無料の会計ソフトを利用する前に、有料プランの料金や機能を確認する必要があります。
機能や作成数に制限はあるか
会計ソフトの無料プランでは、各種の機能や書類の作成数などに制限がある場合があります。
そのため、無料の会計ソフトを利用する前に、どの機能が制限されるのか、書類の作成数はどこまでが無料の範囲内なのかを必ず明確にしておきましょう。
少しでも経理の手間を省きたいなら、レシートは自動認識機能が絶対におすすめ!
これまで会計ソフトについて取り上げてきましたが、もうお気づきの方もおられるかもしれません。
レシートや領収書を手入力することは非常に時間が取られる作業の一つであり、作業の自動化を考えているのであれば、まずはここの作業を簡単にすることが会計業務時間の削減への第一歩です。
MailMate - シンプルで直感的な領収書精算システム
AIによるデータ抽出と分析で経費精算業務の手間から解放!手入力によるミスや差し戻しに頭を悩ませる必要はもうありません👍
MailMateのレシートスキャン機能の特長
自動データ変換 MailMateのレシートスキャン機能は、レシートの写真から日付、金額、支払い先などの情報を自動で読み取り、デジタルデータに変換します。これにより、経費の記録がより正確かつスピーディに行えます。
タグ付けやフィルター機能で整理 取り込んだデータは、「経費」タグなど好きなタグをつけることができ、費用のカテゴリ、支払い方法などによってフィルタリングできるため、後の管理が簡単です。
紙のレシートの管理が不要 レシートをデジタル化することで、紙のレシートを保管する手間が省けます。レシートの紛失を防ぐとともに、必要な情報をすぐに取り出せるようになるため、税務申告の際にも便利です。
リアルタイムの経費トラッキング レシートをスキャンするだけで、経費が即座にデータベースに反映されるため、リアルタイムで経費の状況を把握できます。これにより、支出の傾向を迅速に分析し、無駄なコストを抑えることができます。
MailMateを使って経費を適切に管理し、会計管理をスムーズにして無駄なコストや手間を省きましょう!
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