ホテル暮らしの費用・メリット・デメリット・サブスク【ホテル暮らしガイド】
「ホテル暮らし」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。
その名の通りホテルで生活するスタイルを指し、近年少しずつ広まっています。
一方、ホテルは一時的に宿泊する場所というイメージも強い施設です。
「賃貸暮らしとホテル暮らしではどっちが高い?」
「ホテル暮らしに興味はあるけれど、お金のことが心配」
などの疑問を持っている方もいるでしょう。
ここではそういった方に向けて、
ホテル暮らしとは何か、ホテル暮らしのメリットデメリット、ホテル暮らしに必要な費用、ホテル暮らしを快適にするツールなどをご紹介します!
ホテル暮らし、自由な生活に興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。
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ホテル暮らしとは、新しいライフスタイル・働き方
ホテル暮らしとは、固定の住居を持たず、ホテルに長期滞在することを指します。
リモートワークが普及して自宅外でも仕事ができるようになり、少しずつ増えてきた新しい働き方・ライフスタイルです。
転々と場所を移動しながら暮らすアドレスホッパー、一時的に出張でホテル暮らしをする方など、さまざまな方がホテル暮らしをしています。
ホテル側も長期滞在プランを整えているところが増えてきました。
ホテル暮らしは、時代に合わせて誕生した新しい生活の形といえるでしょう。
関連記事:
ホテル暮らし費用はどれぐらいなのか?宿泊費・食費・洗濯費
ホテル暮らしに必要な費用は、主に3種類です。
宿泊費
食費
洗濯費
福岡市のビジネスホテル宿泊費の事例
ここでは、福岡市にある長期滞在で有名なビジネスホテルの費用を3つご紹介いたします。
1. ホテルマイステイズ福岡天神南
ホテルマイステイズ福岡天神南は、通常の短期観光客にも人気な観光地まで徒歩圏内のホテルです。
一方で、ミニキッチンが完備されている部屋もあるため長期の滞在にもピッタリ。
一般的なホテルのアニメティに加えて、ミニキッチン、電子レンジ、冷蔵庫などがあります。
さらにオプション(有料)でクリーニング、宅配物管理、コピー・FAX、アイロン、調理器具、食器、電磁調理器などを利用することができます。
月額:84,700円〜
2. プラザホテル天神
プラザホテル天神は、地下鉄天神駅、赤坂駅が徒歩圏内にあるアクセスが抜群のホテルです。
客室には広々とした机とインターネットもあるため部屋から働くこともできます。
ホテルの設備には、ランドリーコーナーがあり、アニメティにはテレビ、冷蔵庫、ドライヤー、電気ケトルなどがあります。
自炊はできませんが、周りにスーパーやご飯屋さんなどオプションがたくさんあるので快適な生活を送ることができるのは間違いないでしょう。
月額:103,097円〜
3. コンフォートホテル博多
コンフォートホテル博多は、アメリカ発の世界最大級のホテルチェーンです。
博多駅より徒歩1分のところにあるためビジネス目的のホテル暮らしにはぴったりのホテルです。
そしてご当地の食材を使った朝食が無料でいただけます。
アニメティには、一般的なホテルのについているものに加えて、ランドリーコーナーがあります。
月額:84,000円〜
ホテル暮らしと聞くと、マンションやアパートの賃貸に比べて高いのでは?と思う方もいるかもしれませんが、上記のように福岡市内のワーケーションなどに絶好な場所に市するホテルでも、月額8万〜10万円、東京都内でも1ヶ月10万円以下で滞在できるホテルがたくさんあります。
さらにホテル暮らしの場合は、賃貸に比べて以下が不要です:
・家具を買い揃える
・部屋の清掃
・初期費用(敷金礼金等)
・光熱費
・水道代
・インターネット代
加えて、引っ越しが自由にできるというメリットがあります!
1ヶ月の食費は?
次に、ホテル暮らしの食費を見ていきましょう。
2万円以上:goodroomホテルパスの行ったアンケートによると、ホテル暮らしをしている人の月の食費は75%以上が2万円以上と回答したそうです。
6万円:1日(3食)の食費を約2,000円程度とすると、単純計算で月の食費は6万円にもなってしまいます。
【食費を抑えるには?】
食費を抑えるためにできることとしては以下の通りです:
朝食無料のホテルを選ぶ
キッチン付きのホテルを選んで自炊をする
外食より安いスーパーのお惣菜などを買う
普通に外で食事をしてしまうと、ホテル暮らしをしている人の食費は高くつきますが、食費を抑える工夫をすることで2万円程度に抑えることができます。
洗濯費用の事例
洗濯は以下の3つのような方法が推奨されています:
ホテルのクリーニングサービスを利用する
ホテルのランドリーコーナーを利用する
コインランドリーを利用する
中でも、ホテルのクリーニングサービスはアイロンがけまでしてくれて大変便利ですが、洋服一着ずつチャージされるため他の二つのオプションに比べて費用が高くなります。
ホテルによって多少の差はありますが、ホテルのランドリーコーナーが利用できれば安く、コインランドリーに行くより手軽に洗濯をすることができます。
参考:ホテル暮らしの「洗濯」ってどうする?ランドリーコーナーやコインランドリー、洗濯代行など使ってみた感想まとめ
ホテル暮らしのサブスクサービス
上記で見たように、生活スタイルを少し工夫をすることでホテル暮らしを始めるにあたっての費用が抑えられることがわかりました。
そして、今流行りのホテルのサブスクリプションサービスを利用することでホテル暮らしがもっと手頃なものになります。
ここでは、代表的なホテルサブスクのHafHをご紹介します。
HafHのプレミアムプラスでは、月額82,000円で宿泊数の上限なしでホテルに宿泊することが可能です。
また、コイン制度があり、貯まったコインは宿泊に使うことができます。
プランは、ライフスタイルに合わせて月の途中でも変更が可能です!
サービスアパートメントとは?
ホテル暮らしを検討中の方が聞いたことがあるであろうサービスアパートメントとは、ホテルとアパートを合わせたような滞在先です。
長期旅行やワーケーションの滞在先として使うことができます。
サービスによりますが、一般的なアパートメントの部屋はマンションと同じような広くて快適に生活ができる部屋になっています。
マンションと違う点としては、敷金礼金がない、1日単位で滞在できる、水光熱費が料金に含まれているなどが挙げられます。
そのため、マンションのような場所に滞在したいけど、ホテルのような手軽さが欲しいという方にぴったりな滞在先です。
ホテル暮らしのメリット5つ
ここでは、なぜホテル暮らしを選ぶ人が増えているのか、ホテル暮らしのメリットを4つご紹介いたします。
メリット1: 引っ越し費用がかからない
ホテル暮らしのメリットの代表的なものは、引っ越しの初期費用がかからないことです。
賃貸住宅に引っ越す場合、家賃のほかに敷金や礼金がかかるのが一般的です。
一方でホテル暮らしの場合は、1日の宿泊費さえ払っていればよいのです。
もし部屋の一部が壊れたとしても、ホテル側が対処してくれます。
そのため住宅の維持費や修繕費もかかりません。
メリット2:憧れのホテルに滞在できる
引っ越しの初期費用がかからないため、好きな場所に滞在することができます。
憧れのホテルが自宅から遠い場所にある場合でも手軽に引っ越すことが可能です。
また、憧れの土地で理想的な暮らし方をすることもできます。
例えば、北海道で田舎の暮らし方を体験してみたいと思ったらすぐに実行することができるのです!
メリット3:自由なタイミングで入退去できる
賃貸住宅に住んでいる場合は、1ヶ月以上前に退去の連絡をしなければなりません。
マンスリーマンションなどを契約している場合も、好きなタイミングで入退去するのは難しいです。
それに対してホテル暮らしは、自由なタイミングで入退去ができます。
住居に縛られることなく、自分の住みたいところに住めるというのは、ホテル暮らしの醍醐味といえるでしょう。
メリット4: 家事に時間をかけずにすむ
ホテルのサービスには部屋の清掃やゴミ捨て、寝具やタオル等の洗濯が含まれています。
そのため自分でこうした家事を行う必要がありません。
さらにトイレットペーパーやシャンプー・リンスなどの日用品も、自分で買い足さなくてよいのです。
こうした雑事に時間を取られずにすむのは、大きなメリットといえます。
メリット5: ホテル内の設備を利用できる
ホテルの部屋には電気・水道が通っているほか、冷蔵庫やテレビ、エアコンなども自由に使うことができます。
さらにホテルによっては大浴場やラウンジ、プールなどの設備が利用できるところもありますね。
このようにホテル内の設備を自由に利用できる点も、ホテル暮らしのメリットです。
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ホテル暮らしのデメリット4つ
メリットの多いホテル暮らしですが、ホテル暮らしのデメリットについても知っておかなければなりません。
ここでは4つ挙げるので、一つずつ確認していきましょう。
デメリット1: 自炊ができない
基本的にホテル暮らしの食事は、ホテル内のレストランか外食、コンビニ等で購入したものになります。
部屋にキッチンが付いているホテルは稀なので、自炊をすることができません。
自炊ができない状態が続くと、食費や栄養バランスなどが気になる方もいるでしょう。
一方で、ゲストハウスなどであれば共用のキッチンなどが使える場合もあります!
デメリット2: 物音が気になる
ホテルの壁は薄いところも多く、部屋の外の音がよく聞こえてしまう場合もあります。
隣室の物音や水音のほか、ホテルの立地によっては車の音がうるさい可能性もあるでしょう。
数日であれば我慢できる音であっても、ホテル暮らしをする方にとっては物音が大きなストレスになりえます。
デメリット3: 私物が置けない
ホテル暮らしの場合、私物はあまり置けません。
もちろん家具を持ち込むこともできないので、それまで持っていた荷物の対処に困ることもあるでしょう。
実家に預ける、外部のレンタルスペースを利用するなどの工夫が必要です。
またホテルの部屋に友人や家族を招くこともできませんし、部屋に清掃が入る時間は外出しなければなりません。
ここは自宅と比べて不便な点です。
デメリット4: 郵便物が受け取れない
ホテル暮らしをする方の中には、家を契約したままにする人もいるかもしれませんが、それだと費用が高くなります。
そのため、たいていの人は家を解約して実家に転居届を出すかもしれません。
その場合、当然ですが自分の元に郵便物が送られてこないという事態になります。
両親に転送してもらうという手もありますが、すぐに対応したい郵便物やプライベートな郵便物の場合は、ホテル暮らしを不便に感じてしまうかもしれないですね。
ホテル暮らしに関するよくある質問
最後に、ホテル暮らしに関するよくある質問をまとめました。
1)ホテルで郵便物を受け取ることはできる?
ホテル暮らしのデメリットで挙げた郵便受け取り問題ですが、結論から言うと、ホテル暮らしでも郵便物はホテルに転送してもらうことで問題なく受け取れます。
郵便物の受取方法1: ホテル名+フロント気付+〇〇(名前)
1つめは宛名を「ホテル名+フロント気付+〇〇(名前)」にすることです。
「フロント気付」と入れることで、ホテルの従業員宛ではなく、宿泊客宛の郵便物として対応してもらえます。
可能であれば宿泊日なども記載しておくとよいでしょう。
郵便物の受取方法2: フロント預かり
2つめは郵便物がフロント預かりとなることです。
そのためフロントで預かれないような冷凍品などは、受け取ってもらえない可能性があります。
気になる場合はあらかじめホテルに確認しておきましょう。
もしホテルの方に見られると困る郵便物であれば、郵便局留めにしておきましょう。
後日取りに行けば問題ありません。
2)ホテル暮らし 住民票はどうなる?
実は、ホテルの住所に住民票を移すことは可能な場合があります。
しかし、そのホテルに少なくとも半年以上の長期滞在をする必要があるとされています。
またホテルに住民票を置いていいかどうかは、ホテルの人に相談してみるのが良いでしょう。
一方で、ホテルには住民票を置くことができない場合、実家に移すという方法もあります。
ホテル暮らしをより快適にするツール
上記で説明したように、ホテル暮らしをしていても郵便物をホテルで受け取ることは可能です。
しかし、転送してもらうにも手続きが必要ですので、引っ越しのたびに手続きがめんどくさいという人には、クラウド郵便がおすすめです。
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ここまでホテル暮らしのメリットデメリット、ホテル暮らしの費用、その他疑問点について解説してきました。
デメリットについてはあらかじめ知っておけば、対策をとることも可能ですので、ホテル暮らしのハードルは高くありません。
自由な生活をしてみたい人は、ぜひホテル暮らしを経験してみてはいかがでしょうか?
また郵便物の悩みについては、MailMateで解決することも可能です。
MailMateを使えばオンラインで郵便物の受け取りができるうえ、転送も自在にできます。
ホテルを転々と移動する方にとっては特に、メリットの多いサービスといえるでしょう。
ぜひホテル暮らしを快適に過ごすために、便利なサービスを取り入れてください。
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