別荘を持つメリットやデメリットは?選び方のポイントや購入の流れも解説
「別荘を持ちたいと考えている」
「別荘を持つにはどうすればいいのか?」
「別荘選ぶ際のポイントは?」
この記事は、上のような考え・疑問をお持ちの方に向けて書かれています。
本記事では、別荘を持つにはどのような方法があるか、持つまでの流れや選び方のポイント、さらにはメリットやデメリットも合わせて詳しく解説します。
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別荘を持つには2つの方法がある
別荘を持ちたい、利用したいという場合、以下の2つの方法が考えられます。
購入する
賃貸で利用する
購入する
基本的に別荘を持つ場合、購入することがほとんどでしょう。
別荘の購入方法には、すでに建てられている中古の別荘を購入するか、土地を購入して新築の家を建てるという方法があります。
賃貸で利用する
別荘を購入するのではなく、一定期間借りるということもできます。
数日間の短期契約から数年にわたる契約まで可能ですが、途中解約ができない「定期借家契約」となることがほとんどです。
別荘を賃貸利用する場合、購入する場合よりも気軽に利用してみることができるという良さがあります。
別荘の種類は2つ
別荘として使われる物件には、以下の2種類があります。
戸建て
マンション
それぞれの特徴は以下の項目で解説しています。
戸建て
別荘と聞いて思い浮かべることが多いのが、戸建てではないでしょうか。
自然豊かなリゾート地に静かに建っているような想像をしてしまいますね。
戸建ての別荘には、近隣の建物があっても距離があるためプライバシーが守られていたり、自分の好みのリフォームやお庭のデザインなどを楽しめたりするメリットがあります。
一方、戸建の場合はメンテナンスや修繕について自分で管理する必要があるため、手間がかかりがちです。
マンション
別荘として、リゾートマンションを購入するという選択肢もあります。
リゾート地に建つマンションには、なんとスパやサウナなどの共有施設が設置されている場合もあるようです。
他にも、リゾートマンションの場合、戸建てよりも管理が楽な場合が多いというメリットがあります。
一方で、マンションでは騒音などについてより周囲への配慮が必要です。
戸建てと比較してできることの自由度が下がるのも、マンションのデメリットといえるでしょう。
別荘を持つまでの流れ
別荘を手に入れるまでの流れは、以下のようなイメージです。
どのエリアに別荘を持ちたいか考える
決めたエリアの土地や物件の情報収集
気になった物件について問い合わせる
内覧などでイメージを掴む
手付金を支払い契約
ローンの審査
引き渡し
新築の場合、事業者とデザインや設計の打ち合わせなどのやり取りを行う必要もあります。
別荘選びのポイント
別荘はとても大きな買い物です。
失敗して後悔しないためにも、選び方のポイントを抑えておきましょう。
たとえば、別荘を選ぶときには以下のようなポイントに着目するのがおすすめです。
どんな場所がいいか目的に応じて考える
アクセスしやすい場所か
住宅を建てるのに適した土地を選ぶ
中古の場合は築年数や状態をチェック
どんな場所がいいか目的に応じて考える
別荘をどんな場所に持つか、目的に応じて考えることも大切です。
別荘が欲しい理由には休養に使いたいというものが多いと思いますが、具体的な理由は人によって少しずつ違うのではないでしょうか。
たとえば、ペットも一緒に思いっきりのびのび過ごしたいなら自然がたくさんある場所、休暇はサーフィンや海水浴を楽しみたいなら海に近い場所など、それぞれの趣味や嗜好によって適した場所も違います。
自分にとって本当に居心地の良い別荘にするためにも、目的に合わせた場所を選ぶのがおすすめです。
アクセスしやすい場所か
別荘を購入するにあたり、アクセスしやすい場所を選ぶのも重要なポイントです。
なぜなら、別荘の場所が自宅からあまりにも遠いと、歳を重ねるごとに移動がつらくなってしまったり、管理が行き届かなくなって物件の劣化が進みやすくなってしまったりする可能性があるためです。
購入した別荘は長い付き合いになるからこそ、未来のことを視野に入れて場所を選ぶのがおすすめといえるでしょう。
住宅を建てるのに適した土地を選ぶ
別荘を建てる場合、土地についてもしっかりと住宅を立てるのに適した場所を選ぶ必要があります。
確認を怠ると、安全性や過ごしやすさに問題が発生する可能性もあるためです。
たとえば、自然が多い別荘地では、より災害リスクについて考えておくべきだといえるでしょう。
国土交通省のサイトでは、災害のリスクを可視化した地図であるハザードマップを確認できます。このようなツールを使いつつ、その他にも以下のような点に注目してみましょう。
上下水道が整備されているか
土地が傾斜していないか
土地の境界がはっきりしているか など
これらの点について確認しておくことで、別荘購入後のトラブルを防ぐことができます。
中古の場合は築年数や状態をチェック
中古の別荘を購入する場合は、築年数や建物の状態もしっかりとチェックしておきましょう。
理由は、購入後にシロアリ被害などに気づいた場合、リフォームの費用がかかってしまう可能性があるためです。
状態の度合いによっては、新築で別荘を建てるよりも費用負担が大きくなってしまうおそれもあります。
そのような事態を防ぐためにも、建物の状態は入念に確認し、状態のよい物件を選びましょう。
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別荘を持つメリット
物件を購入して自分の別荘を所有することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。
別荘購入のメリットとして以下のような項目が挙げられます。
好みのインテリアに囲まれながら休暇を楽しめる
気兼ねなくリラックスできる
宿泊施設とは異なり予約不要
セカンドハウスとして活用可能
好みのインテリアに囲まれながら休暇を楽しめる
自分の別荘であれば、内装やインテリアを自分好みに自由に決めることができます。
たとえば、好きな色のライトを設置して雰囲気作りをしたり、好きな手触りのソファや寝具などを集めたりとこだわることもできますよね。
訪れるたびに理想の家具を追加していくというのも楽しいのではないでしょうか。
一方、宿泊施設にはあらかじめ快適な空間が整えられていますが、自分の好きなものに変えることはできません。
このように、好きなものに囲まれて休暇を楽しめるのは別荘のメリットといえるのではないでしょうか。
気兼ねなくリラックスできる
別荘であれば、ホテルや旅館よりも気兼ねなくリラックスできます。
家族がいる、子どもがいるという場合はとくに、宿泊施設を汚したり破損したりしてしまわないように気を遣うということも多いのではないでしょうか。
一方、別荘の場合は自分が所有する物件のため、そういった気遣いをする必要はありません。
このように、自分の持っている別荘であれば、より気兼ねなく自由に休むことができます。
宿泊施設とは異なり予約不要
別荘を持っていれば、繁忙期でも予約なしで休暇を楽しめます。
たとえば、ゴールデンウィークなどはホテルや旅館の予約が埋まりやすく、希望した施設に泊まれないなんてことも多いですよね。
自分が所有している別荘であればもちろん予約は不要なので、わざわざ早めに日程を決めて宿泊施設を調べて……といった手続きなくふらっと訪れることが可能です。
セカンドハウスとして活用可能
別荘を持っていれば、その物件をセカンドハウスとして活用することも可能です。
両方とも似たような言葉ですが、別荘とセカンドハウスのニュアンスは少し異なります。
別荘が休養や避暑を目的とする場所であるのに対し、セカンドハウスはどちらかというと生活や仕事のために利用するもう一方の拠点のことを指すことが多いようです。
仕事の都合などで二拠点生活が必要になった場合などでも、別荘があれば活用できるというわけですね。
別荘を持つデメリット|後悔しないための注意点
別荘を持つことにはさまざまなメリットがありますが、物件の所有には以下のようなデメリットも考えられます。
維持するための費用が必要
定期的なメンテナンスが必要
別荘購入には住宅ローンが使えない
長期滞在する場合は注意点も
維持するための費用が必要
別荘を持つというのは物件を所有するということなので、当然購入費用だけがかかるわけではありません。
通常の物件を所有するのと同様に、別荘も維持するためにさまざまな費用が発生します。
たとえば、以下のような費用がかかってきます。
固定資産税
火災保険料
メンテナンス費用
光熱費
住民税
このように、別荘を持つためには維持費用が自宅と同じくらい必要なため、買って終わりというわけではないのが現実です。
定期的なメンテナンスが必要
別荘を持つ場合、定期的なメンテナンスが必要になります。
自宅でも長く住んでいれば修理が必要な箇所が出てくるのと同様ですね。
頻繁に足を運びこまめに管理できればよいのですが、1年に数回程度しか訪れない場合は管理を委託するのがおすすめです。
管理やメンテナンスを怠ると、休暇のたびに掃除や修理などをする羽目になる可能性もあります。
別荘で快適な休暇を過ごすためには、購入したら長期に渡って定期的に管理し、必要があればメンテナンスを行っていく必要があるのです。
別荘購入には住宅ローンが使えない
別荘の購入には住宅ローンを利用することができないため、注意が必要です。
住宅ローンは控除が受けられますが、条件として契約者が日常的にその物件で生活するというものがあるため、別荘には利用できません。
別荘の場合、
フラット35
セカンドハウスローン
というものが利用できます。
フラット35であれば住宅ローンに近い金利で利用可能ですが、第三者への賃貸は不可です。
セカンドハウスローンの場合は、住宅ローンと比較して以下のような点で劣ります。
金利が高い
住宅ローン控除が受けられない など
このように、別荘を購入する場合は住宅ローンが利用できないため、場合によっては利用ハードルの高いローンを選択する可能性を視野に入れておくことが必要です。
長期滞在する場合は注意点も
別荘に限らずですが、リゾートで離れた地に長期滞在する場合や、別荘をセカンドハウスとして二拠点生活に使う場合は自宅の状態に注意を払う必要があります。
たとえば、自宅に届く郵便物がその一つです。
重要な書類や荷物が届いても、別荘にいる間は確認ができませんよね。
不在中は荷物の盗難や覗き見の可能性も考えられますので、要注意です。
このような場合、代わりに荷物を受け取って知らせてくれる郵便物管理サービスなどを活用することである程度問題を解消できます。
短期・一時的な滞在の場合は対処しなくてもよいかもしれませんが、長期滞在や二拠点生活の場合は安全面等を考慮して対処する必要があるでしょう。
別荘を持つ以外の選択肢
別荘を持つ明確な目的はまだないけれど定期的にリフレッシュしたい!という方には、以下のような選択肢もおすすめです。
定期的にホテルや旅館に滞在する
貸別荘を利用する
コンドミニアムを購入する
定期的にホテルや旅館に滞在する
定期的にリフレッシュしたいという場合は、ホテルや旅館に滞在するというのも選択肢の一つです。
宿泊にその都度コストがかかりますが、購入や管理の必要もなく、その時々で好きな場所に行って過ごすことができます。
宿泊施設のサービスも受けられるため、たまに離れた地で休息したいという場合に向いているのではないでしょうか。
貸別荘を利用する
ホテルや旅館に滞在するほかに、貸別荘を利用するという方法もあります。
貸別荘とは、リゾート地にある住宅を1棟利用できる施設です。ヴィラやコテージといったらわかりやすいという方もいるかもしれません。
住宅なのでもちろんキッチンもあり、生活するための家具や家電も揃っています。
そのため、まるで自宅のように過ごせるというのも特徴の一つでしょう。
複数の部屋があることがほとんどのため、人数が多くてもコストを抑えつつプライベートな空間を過ごせるのがポイントです。
一方、貸別荘ではホテルのような細やかなサービスが受けられない場合もあります。
コンドミニアムを購入する
別荘を購入する選択肢の他には、コンドミニアムを購入するというものがあります。
コンドミニアムというのは、所有者が利用しないときには旅行者に貸し出して運用することができる生活環境の整った施設です。
コンドミニアムが別荘と異なる点には、維持管理のしやすさが挙げられます。
別荘の場合、管理は自分で行うか費用をかけて委託するという形になりますが、コンドミニアムは運営会社が管理することが多いため、手間が少ないというのがメリットです。
手間を減らしつつ自分の物件を持ち、不在時は貸し出すことで収益を得られる可能性があるのですね。
一方、コンドミニアムは自分の別荘のように好きな家具を設置するなどができない場合もあります。
まとめ
今回は、別荘を持つための方法から手に入れるまでの流れと別荘選びのポイント、メリット・デメリットまで別荘に関するあれこれを詳しく解説しました。
また、別荘を持つ考えはないが、定期的にリフレッシュはしたいという方に向けて、別荘を持つ以外の選択肢もいくつかご紹介しました。
最後に、先ほども少し紹介しましたが、別荘に滞在するため家を長期的に留守にする場合、家に届く郵便物はクラウド私書箱を利用して管理するのがおすすめです。
クラウド私書箱を利用することで、別荘地にいてもWEB上で自宅に届く紙の郵便物を電子メールのように確認・クラウド管理することができます。
別荘に滞在する際はこちらもぜひご活用ください。
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