半年家を空ける前にやるべきことは?|必要な手続きや対策を解説!

半年家を空ける前にやるべきことは?|必要な手続きや対策を解説!

(※この記事は、2023年10月4日に更新されました。)

「長期間家を空ける前にしておくべきことは?」

「長期不在中のガスや電気はどうする?」

「家を空ける際に防犯面で気をつけるべきことは?」

本記事では、家を長期的に空ける前にやっておくべきことについてご紹介いたします。赴任や長期出張などで家を留守にする方は、ぜひ参考にしてください。

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長期間家を空けるときにやること①ライフラインなどの手続き


長期間家を空けるときにやること①ライフラインなどの手続き

旅行や出張などで長期にわたり家を空ける場合、さまざまな準備が必要です。まずは必要な手続きについて、一つずつ確認していきましょう。

半年家を空けるなら解約も考えるべき


一般的に電気代や水道代、ガス代は「基本料金+使用料金」で決まります。そのため不在期間も基本料金はかかりますが、一度解約してしまうと、再契約が面倒に感じるかもしれません。そのため不在期間が短ければ、解約しない方も多いです。

一方で半年以上家を空ける場合は、基本料金がかさむうえ、漏電やガス漏れなどのリスクも高まってしまいます。もちろん「基本料金がかからないプランを使っている」「不在期間に家を管理してくれる人がいる」というケースでは、解約しなくても良いでしょう。

けれどもそうでない場合、一度解約することも検討してみてください。再契約の手間はかかりますが、費用面・安全面ともにメリットがあるはずです。

電気の手続きはWeb上で簡単に完了


電気を解約、あるいは再契約する場合、手続きはインターネットや電話で済ませることができます。立ち合い不要で解約できることが多く、ブレーカーを上げればすぐに使い始めることも可能です。

ただ電気を解約すると、電気代はかからず、漏電のリスクもなくなりますが、冷蔵庫や換気扇も止まります。食材の保存ができないこと、湿気がこもることは、解約した場合の注意点として挙げられます。

場合によっては解約手続きをせず、必要箇所以外のブレーカーを落とすことで対応してもよいでしょう。家を空ける前に、どういう対応をとるか考えておく必要があります。

ガスや水道を止める場合は作業が必要


電気と違って、ガスの解約時は閉栓作業が必要です。また再契約時も開栓作業があるため、希望したタイミングでガスが使えない可能性があります。メーターの設置場所によっては立ち合い不要のケースもありますが、立ち合いが必要な場合は日程調整をしなければなりません。

水道を解約する場合は、基本的に立ち合い不要です。ただしインターネットなどで閉栓手続きをしたうえで、漏水を防ぐために水道の元栓を閉めておきましょう。季節や地域によっては、凍結防止のための水抜きが必要なこともあります。あらかじめ確認しておいてください。

参考:空き家や長期間不在にされるときは,元栓(第2止水栓)を閉めましょう - 呉市ホームページ

インターネット回線は解約金に注意が必要


長期不在の間はインターネット回線を利用することがないため、解約して費用負担を減らしたいと考える方もいるでしょう。ところがインターネット回線の注意点は、タイミングによって解約金がかかることです。解約金はいくらなのか、そして解約金がかからないタイミングはいつなのか、事前に確認しなければなりません。

またルーターを借りている場合などは、解約や再契約の手間も大きくなります。日程に余裕を持って行動することが大切です。

大家や管理会社への連絡も忘れずに


賃貸住宅の場合は、大家さんや管理会社へ連絡することも忘れてはいけません。電話などで不在期間と、出張先などの連絡先を伝えれば十分です。賃貸の契約書に「1カ月以上不在にする場合は連絡する」などの文言が入っていることも多いので、念のため確認しておきましょう。

長期間家を空けるときにやること②清潔に保つための対策


長期間家を空けるときにやること②清潔に保つための対策

家を長期間空けていると、カビや臭いなどの発生リスクが高まります。戻ってきた時に嫌な思いをしないためにも、家を清潔に保つことが必要です。

冷蔵庫の電源を切るなら乾燥させるのがポイント


電気を解約する場合、冷蔵庫の電源も切ることになります。冷蔵庫内を空にしていても、そのまま放置していると雑菌が繁殖してしまうため、以下の手順を踏みましょう。

  1. 冷蔵庫内を空にする

  2. 電源を切る

  3. パッキンやトレーなどを全て掃除する

  4. ドアを開けて冷蔵庫内を乾燥させる(約3日)

氷や給水タンク、排水トレーなどに溜まっている水も、忘れずに処分してください。最後に冷蔵庫内をしっかり乾燥させておけば、雑菌やカビの繁殖を抑えることができます。時間がかかる作業なので、長期不在の数日前から準備をしておくと安心ですね。

参考:冷蔵庫を長期間使わないときは

生ごみは処分か冷凍庫保管が鉄則


虫や臭いの原因となる生ごみは、きれいに処分するのが理想的です。とはいえタイミングによっては、生ごみが捨てられないこともあるでしょう。そんな時は密閉できる袋に入れて、冷凍庫で保管します。帰ってきたらすぐに、袋ごとごみに出してください。

ただし電気を解約する場合は冷凍庫に入れても意味がないため、生ごみを出さない工夫が必要になります。

排水口には蓋をして虫が発生するのを防ぐ


水が蒸発して排水口が乾くと、虫や臭いが発生します。排水口ならびに排水トラップに水を入れて蓋をしておくと、乾燥を防いでくれるため、虫や臭いの発生を抑えることができます。

TOTOによると、排水トラップをしっかりと拭き上げ、排水口に乾いた雑巾や布を詰めておくという方法もあります。注意点は、次に使う場合に雑巾や布を取り忘れないようにすることです。

トイレの水についても同様です。水が干上がって臭いが発生するのを防ぐには、しっかりと水抜きをするか、水が蒸発しないように封水しなければなりません。家の管理を任せられる人がいるのであれば、定期的に通水してもらうのも有効な対策です。

参考:TOTO Q&A

換気をして室内の空気を循環させる


家を長期間空ける場合、湿気にも注意が必要です。特にマンションやアパートなど気密性の高い建物だと、湿気がこもってカビやダニの原因となるかもしれません。

湿気がこもるのを防ぐためには、クローゼットや押し入れも含めて部屋の扉を開けておくとよいですね。可能であれば、換気扇を付けたままにするのも効果的です。布団や洗濯物もそのままにせず、室内に干しておきましょう。

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長期間家を空けるときにやること③安全を守るための対策


長期間家を空けるときにやること③安全を守るための対策

長期不在の間は、安全面も気になるところです。安心して家を空けるためにも、リスクを知り、対策をとっておきましょう。

コンセントからの発火を防ぐ


長期不在中に気を付けなければいけないのが、トラッキング現象です。これは東京消防庁によると、コンセント周りのホコリが湿気を帯びてスパークを繰り返し、そのうち電気回路が作られて出火する現象を指します。実際に東京消防庁管内では、令和3年に39件のトラッキング現象による火災がありました。

コンセントからの発火を防ぐには、家を空ける前に使わないコンセントを抜いておくことが大切です。どうしても抜けないコンセントがある場合、乾いた布などでほこりをとっておくようにしましょう。

参考:東京消防庁

カーテンを閉めるなど防犯対策を強化する


長く家を空ける場合、空き巣が心配だという方も多いです。空き巣被害を防ぐには、「留守だと悟らせない」「入れない工夫をする」という2点が重要です。

カーテンが開いていると室内の様子が見えて、留守だとわかってしまうかもしれません。そのためカーテンは閉めておくことをおすすめします。さらにタイマー式の室内灯を使えば、毎日決まった時刻に電気が付くため、より防犯効果は高まります。

また玄関はもちろん普段使わない小窓など、鍵をかけられるところは全て施錠しておきましょう。そのうえで防犯カメラや防犯グッズを導入する、ホームセキュリティーを利用するのもよいですね。

郵便物が溜まらない工夫をする


郵便ポストの管理も、空き巣対策として重要です。郵便物が溢れていると、留守宅、あるいは空き家と判断され、空き巣に狙われるかもしれません。最も手軽な対策は、郵便局に不在届を出す方法です。最長で30日間は配達を止めることができるので、ポストに郵便物が溜まりません。

ただ不在期間が30日以上の場合は、不在届よりも転居届を出すほうが良いでしょう。e転居サービスを使えば手続きも簡単です。

他にも「チラシお断り」などのメモを郵便ポストに貼って、チラシ等のポスティングを避ける方法もあります。

便利なサービスを活用するのも方法一つ


便利なサービスを活用するのも方法一つ

家を長期不在にする場合、やっておくべきことがたくさんあります。ただ、忙しくてなかなか準備ができない方もいるかもしれません。そんな方は便利なサービスもあるので、検討してみてはいかがでしょうか。

たとえば空き家管理サービスは、月に1度など定期的に家を訪れ、通水や換気をし、異常がないことを確認してくれるサービスです。人が出入りすることで、防犯対策にもなりますね。

またクラウド郵便サービスを使えば、クラウド上で郵便物の管理ができます。どこにいても郵便物の受け取りや確認ができるので、郵便ポストを使う必要がありません。

こうしたサービスも活用しつつ、出張や旅行に備えてください。

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