テレワークの労務管理ツール11選!業務状況把握の課題を解決するには?
テレワークの導入を考えているものの、「従業員の仕事ぶりが見えづらく、管理が難しそう」「生産性が落ちるのではないか」と不安に感じている事業者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
また、すでにテレワークを導入しているものの、さらに業務状況を把握して効率的に業務を進めたいと考えている事業者様に向けて、今回はテレワークに役立つ労務管理ツールをご紹介します。
この記事では、テレワークの導入における労務管理ツールの活用方法や、導入時の注意点・ポイントをわかりやすく解説します。問題を未然に防ぎながらテレワークをスムーズに進めたいという場合は、ぜひ参考にしてみてください。
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テレワークにおける労務管理ツールとは?
テレワークにおける労務管理ツールは、従業員がオフィスではなく自宅等でテレワークをおこなっている間どのように業務を進めているかを把握することができるツールです。
たとえば、アプリの使用状況、PCのログなどを収集し、その結果から各業務にどの程度時間がかかっているのか、業務に関係ないことをしていて生産性が下がっていないかなどを確認することができます。
このような管理ツールを活用することで、テレワークにおける業務状況の不透明さを軽減し、業務効率を向上させることが可能です。
労務管理ツールの重要性
労務管理、業務可視化に関連するツールは、テレワークでの業務効率を保つためにも重要なポジションを担っています。
しかしなぜこれらのツールが重要視されるのでしょうか。
テレワークにおいては、従業員がオフィスで勤務する場合とは異なる問題が発生しがちです。
たとえば、テレワークでは以下のような課題を解決する必要が出てきます。
テレワークによるマネジメント・評価の難しさ
やり取りや情報共有の減少
自己管理が難しいケースも
このような課題を解決してテレワークをスムーズに進めるために、労務管理ツールが重要になってくるのです。
以下の項目では、各課題の内容を説明しています。
テレワークによるマネジメント・評価の難しさ
テレワークでは直接顔を合わせる機会が減ることもあり、従業員の働きぶりやコンディションを把握するのが難しい面があります。
出退勤時刻や労働時間は勤怠管理システムの導入があれば問題なく記録できますが、勤務時間中に実際どのようにして業務を進めているのかが見えづらいというのが現実です。
また、上記のような環境により、従業員への業務の割り振りがうまくいかないケースや、業務への取り組みの姿勢を正確に評価するのが難しくなってしまうことも多々あります。
やり取りや情報共有の減少
リモートワークという働き方によって従業員間のコミュニケーションが減少するというのも課題の一つに挙げられるでしょう。
顔を合わせればなにかとやり取りをして気軽に情報共有ができた環境でも、各従業員が在宅で仕事をするとなると情報の伝達手段が限られてしまいコミュニケーションが減少しがちです。
情報共有が減ってしまうと、タスクの重複や重要点の見落としなどが発生する可能性があるほか、レスポンス待ちによる意思決定の遅れなどが起きてしまうおそれもあります。
自己管理が難しいケースも
オフィスで仕事をしていた時は周囲の環境もあり的確に業務を進められていたけれど、自宅ではなかなか自己管理がうまくいかないという人もいます。
たとえば、オンオフの切り替えが難しく、だらだらと仕事をしてしまったり、逆に業務を進めることが難しかったりすることもあるでしょう。休憩を取り忘れて働き続け、体調を崩してしまうケースもあるのではないでしょうか。
その他にも、自宅では仕事以外の誘惑や家事などの優先度が高くなり、うまく仕事に手を付けられなくなるなど、オフィスでは発生しなかった問題が起きてしまうことがあります。
テレワーク労務管理ツールの機能
上記のようなテレワークにおける課題は、業務可視化が可能な労務管理ツールのさまざまな機能を活用することで解決できる可能性があります。
テレワークの労務管理ツールで利用できる機能には、たとえば以下のようなものがあります。
アプリの使用状況から業務が把握できる
業務量の分析ができる
セキュリティ・不正対策 など
アプリの使用状況から業務が把握できる
労務管理ツールでは、従業員が開いているアプリやファイルなどの使用状況を把握することができます。
ブラウザの利用履歴や無操作時間、各アプリのログを取得できるツールもあるため、業務に関連するアプリ・ファイル等をどのくらい操作しているかなどをデータとして知ることも可能です。
逆にいえば、業務とは無関係のアプリケーションが開きっぱなしになっているなどの状況から本来の業務が手についていない可能性なども把握することができます。
業務量の分析ができる
テレワークの労務管理ツールでは、業務量を分析することができます。
業務量の分析をおこなうことで、従業員のコンディションなどの変化を把握することもできます。
たとえば、今までは順調にタスクが進んでいたのに、最近ではあまりはかどっていないようだ、といったことも、ある程度ツールを通じて可視化できるというわけです。
このように、ツールで業務量の分析がおこなえることで、その業務の遅れがストレスや悩み、適性などによるものなのかを見極めるきっかけにもなります。従業員の状態の変化に早めに気づくことができれば、その分素早くフォローできるため、より業務を効率化することにも繋がるのです。
セキュリティ・不正対策
リモートワークにおける労務管理ツールの中には、セキュリティ面を強化する機能が備わっている場合があります。
たとえば、PCのログを記録するだけでなく、ルールに反する操作がおこなわれた場合や不正行為が発見された場合にすぐに報告メールが届くような仕組みを構築できるというものもあるようです。
また、外部に情報が持ち出されないよう、接続できる記録媒体に制限をかけられるものもあるため、リモートワーク中におけるセキュリティ問題を防ぐことができます。
テレワークの労務管理ツールを導入する際の2つのポイント
テレワークに労務管理ツールを導入すれば業務の効率化に役立ちます。しかし、導入を成功させるためにはいくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
テレワークの労務管理ツールを導入する際に気を付けるべきポイントとしては、以下のような点が挙げられます。
監視だと感じ従業員がストレスにならないように注意
管理者のリソースにも気を付ける
監視だと感じ従業員がストレスにならないよう注意
従業員のPC作業記録やアプリ使用状況を記録できる労務管理ツールは、テレワーク環境で業務を効率化するのに非常に便利です。
しかし、こうしたツールを過度に利用して作業状況を細かく監視すると、従業員に「監視されている」という不快感やストレスを与える可能性があります。
実際に、Google検索の関連キーワードには「テレワーク 監視 確認」などが出てきており、管理に対する不安や懸念を持つ従業員が多いことがうかがえます。
そのため、ツールを導入する際は、管理範囲や目的を事前に明確にし、従業員としっかり共有することが重要です。
「なぜこのツールを使うのか」「どういう情報を記録するのか」を丁寧に説明することで、不安を軽減し、安心して働ける環境を作ることができます。
管理者のリソースにも気を付ける
労務管理ツールをリモートワークに取り入れる場合は、管理者のリソースにも注意が必要です。
とくに、管理職がテレワークの労務管理や監視に過度に時間を費やしてしまうと、他の業務の生産性が低下するおそれがあります。このような状況では業務全体の効率が悪化する可能性があるため、管理者の負担を適切に配分することが重要になってくるでしょう。
労務管理ツールの目的は、あくまで「リモートワークの効率を向上させる」ことにあります。「社員を監視する」ために使うものではないため、過度にツールの使用に時間をかけるべきではありません。
このように、労務管理ツールを導入する場合は、管理者が本来の業務に集中できるよう、ツールの活用方法や運用体制を調整することが重要です。
テレワーク労務管理のおすすめツール11選
本項目では、テレワークの労務管理に役立つおすすめツールを紹介しています。
今回紹介するツールは、以下の11サービスです。
みえるクラウドログ
LanScope Cat
F-Chair+
MITERAS仕事可視化
Look me
Qasee(カシー)
Meecap
Backlog
TimeCrowd
ワークライフログ
Eye“247” Work Smart Cloud(アイ247ワークスマートクラウド)
以下に各ツールの簡単な比較表をご用意しました。
ツール名 |
価格 |
主な機能 |
特徴・メリット |
---|---|---|---|
みえるクラウドログ |
月額33,000円 |
業務状況の自動可視化、ログ情報保存、セキュリティ対策 |
従業員の工数負担ゼロ、健康経営推進、サボり防止 |
LanScope Cat |
問い合わせが必要 |
操作ログ管理、アクセス制限、メール管理 |
情報漏洩防止や高いセキュリティ性、ネットワーク接続管理 |
F-Chair+ |
月額11,000円(10名) |
勤務時間可視化、画面保存、移動経路把握 |
テレワークと外出業務の両方に対応、負担軽減の工夫 |
MITERAS仕事可視化 |
月額210円/人 |
タイムレポート、ジョブレポート |
過度な監視を避け、従業員満足度向上と離職率抑制を支援 |
Look me |
初期費用55,000円 + 月額利用料11,000円/台 |
作業ログ収集、業務フロー分析 |
繰り返し業務の分析やRPA導入検討が可能 |
Qasee |
問い合わせが必要 |
工数管理、勤怠打刻、IT資源管理 |
赤字対策、打刻漏れ防止、効率的リソース活用 |
MeeCap |
問い合わせが必要 |
ログ取得、業務フロー作成 |
作業効率可視化、トラブル発生時の状況確認 |
Backlog |
月額2,970円~ |
プロジェクト管理、課題追跡、ガントチャート |
開発者だけでなく非エンジニアにも使いやすいUI |
TimeCrowd |
問い合わせが必要 |
時間管理、打刻通知、セキュリティ機能 |
チーム稼働状況のリアルタイム共有、初心者でも使いやすいシンプルUI |
ワークライフログ |
問い合わせが必要 |
自動ログ収集、AI業務分類推測 |
柔軟なカスタマイズが可能、1秒単位で解析 |
Eye“247” Work Smart Cloud |
月額25,000円(50ライセンス) |
業務状況分析、セキュリティ対策、IT資産管理 |
初期費用不要、内部不正防止、14日間無料トライアル可能 |
それぞれのツールの特徴については、以下でより具体的に解説しています。
みえるクラウド ログ
出典:みえるクラウドログ
「みえるクラウドログ」は月額3万円(税込33,000円)から使える業務可視化ツールです。
みえるクラウドログでは、完全自動で業務状況を見える化することができるのが特徴で、従業員がいつ、どこで、だれが操作したかを簡単に確認できます。
客観的な指標による評価による生産性向上が期待できるほか、残業の実態を正確に把握することによる健康経営の推進・監視とログ情報の保存によるセキュリティ・さぼり対策が可能な点を掲げており、従業員の工数負担零で管理ミスや二次被害を防ぐことができるというのが特徴です。
LanScope Cat
出典:LanScope Cat
「LanScope Cat」は、企業のネットワークセキュリティを一元管理できるツールです。
主な機能として、操作ログの管理や、禁止されているWebサイトへのアクセスを記録・制限することができます。
また、メールの内容や添付ファイルを記録・管理する機能があり、禁止ファイルを送信する際には警告表示などが表示されるため、情報漏洩を防止することが可能です。
ネットワークの接続に関しても接続が許可されないデバイスからの接続を警告するなど、業務の監視機能とともに高いセキュリティ性を持つツールとなっています。
F-Chair+
出典:F-Chair+
「F-Chair+(エフチェアプラス)」は、2500社の利用実績を誇るテレワークの勤務マネジメントツールです。
「離れていても画面・時間・場所がわかる」のが特徴で、勤務時間の一覧表示やパソコン画面のランダム保存、移動経路の把握機能などが揃っています。そのため、在宅勤務中の社員だけではなく、営業で外出している従業員の仕事ぶりも把握することが可能です。
そのほかにも、ワンクリックで「仕事中」「休憩中」を切り替えられる機能や、見やすいタイムライン表示など、システム導入後に発生しがちな負担を軽減する工夫がなされています。
価格はライセンス数によって変動し、10人の場合月額11,000円で最大2カ月の無料お試しも可能です。
MITERAS仕事可視化
出典:MITERAS仕事可視化
MITERAS仕事可視化は、PCのログデータを活用して非効率な業務やサービス残業を減らし、従業員のパフォーマンスを最大化させる業務可視化システムです。
勤務時間を正確に把握するタイムレポート機能と、正しい仕事内容をアプリケーションの利用状況をもとに見える化するジョブレポート機能により、過度な監視になりすぎず生産性の高い働き方を実現できるのが魅力です。
従業員目線の意識も高く、画面録画や強制シャットダウンなどをおこなわないことで安心して働ける環境を実現し、満足度の向上と離職率の抑制が期待できます。
利用料金はアカウント数によって異なり、1アカウントあたり月額210円から利用することができます(別途初期費用が必要)。
Look me
出典:Look me
「Look me」はPCの作業ログを用いて業務時間や繰り返し業務などの業務状況データを抽出することができる労務管理ツールです。
各データはグラフ等で分析することができ、前月比や月ごとの変化などを可視化することもできます。
また、繰り返しが多いパターンなどを分析することができるため、業務の見直し・RPAによる自動化を検討すべきかどうかの判断がしやすいのも特徴。
利用料金は初期費用が55,000円、月額基本料が部署ごとに2,200円、月額ライセンス利用料が1台につき11,000円必要です。
Qasee(カシー)
出典:Qasee(カシー)
「Qasee」は、工数管理や勤怠管理を自動化し、業務の可視化を支援するツールです。
特徴として、プロジェクトごとの工数を把握して赤字対策が可能なこと、自動勤怠打刻により打刻漏れを防ぎ給与計算を効率化できることが挙げられます。
また、IT資源管理機能を備え、アプリケーションの利用状況を追跡し、効率的なリソース活用を実現できるのもポイント。
利用料金は企業規模やニーズに応じたカスタマイズ制で、具体的な見積もりは公式への問い合わせが必要です。
Meecap
出典:Meecap
「MeeCap(ミーキャップ)」は、業務の可視化とプロセス改善を支援するツールです。
MeeCapのおもな特徴として、PC操作のログを自動取得し、それをもとに業務フローを作成する機能があります。これにより、作業効率を可視化し、効率が上がらない原因の調査などをおこなうことも可能です。
また、MeeCapはテレワーク環境でも活用でき、操作データの記録により勤務実態の把握やトラブル発生時の状況確認をすることができます。
料金については、公式サイトへの問い合わせが必要です。
Backlog
出典:Backlog
「Backlog」は、プロジェクト管理やタスク管理に特化したツールで、とくにチームでの利用に適しているのが特徴です。
開発者向けの課題追跡や、ガントチャートによるプロジェクトの可視化が可能で、プログラマーだけではなく非エンジニアにも使いやすいUIが評価されています。
料金は幅広く、個人利用であれば月額2,970円から、組織やチーム向けのプランには月額17,600~82,500円の価格帯が用意されています。30日間無料でお試しすることも可能です。
TimeCrowd
出典:TimeCrowd
「TimeCrowd(タイムクラウド)」は、業務時間を「見える化」するための時間管理ツールです。
チームの稼働状況をリアルタイムで共有できるだけではなく、打刻の忘れ防止通知やレポート機能、CSVエクスポート、外部サービスとの連携(ChatworkやSalesforceなど)が可能な点が特徴。さらに、IP制限や二要素認証といったセキュリティ機能も備わっています。
シンプルなインターフェースで初心者でも使いやすいのもポイントです。
料金については問い合わせが必要ですが、2週間の無料トライアル期間も用意されています。
ワークライフログ
出典:ワークライフログ
「ワークライフログ」は、パソコンの操作ログを活用した業務状況の可視化、そして効率化を支援するツールです。
自動ログ収集やPC稼働状況によるリアルタイムでの業務の見える化が可能なほか、業種や業務内容によって柔軟にカスタマイズすることも可能なため、個人事業主から大企業まで幅広く活用することもできます。
また、ワークライフログでは、AIによる業務内容推測も可能です。1秒単位で解析したパソコンのログを、前後関係をもとに業務分類を推測する仕組みで、より実態に近い業務工数を算出することも可能となっています。
なお、利用料金はユーザー数によって変動します。
Eye“247” Work Smart Cloud(アイ247ワークスマートクラウド)
出典:Eye“247” Work Smart Cloud(アイ247ワークスマートクラウド)
「Eye“247” Work Smart Cloud」は、業務可視化や労務管理、セキュリティ対策を一体化したクラウドツールです。
おもな機能としては、勤務時間・PC作業時間などを可視化し業務効率を数値で把握できる業務状況分析や、USBメモリの制限やファイル監視・GPS情報送信などで内部不正を防止するセキュリティ対策などが挙げられます。
利用料金は50ライセンスの場合月額25,000円から提供されています。初期費用は不要なほか、14日間の無料トライアルも可能です。
テレワークでその他に導入すべきツールはある?
テレワークを推進するにあたって、労務管理ツールとは別に必要となるツールはあるのでしょうか。
テレワークやリモートワークなどの場面では、たとえば以下のようなツールが役立ちます。
郵便物管理ツール
チャットツール
WEB会議ツール
勤怠管理システム など
テレワークは出社がないために、会社と従業員をつなぐためのコミュニケーションツールや、今までは起こらなかった問題を防ぐためのツールを導入する必要があります。以下の項目で、各ツールについてくわしく解説しました。
郵便物管理ツール
テレワーク等の在宅勤務において、課題となりがちなのが郵便物管理。
郵便物はオフィスに届くため、確認のために出社しなければならない従業員が出てしまうと、不公平感のもとにもなりがちです。
そんなトラブルを防ぐためにも、テレワーク中でもオフィスに出社することなく郵便物の中身まで管理できるツールを導入するのがおすすめ。
たとえば、MailMateなどのクラウド郵便物管理サービスでは、オフィス宛に届く郵便物を代わりに受け取り厳重なセキュリティのもと管理しています。
さらに、MailMateの場合はオンライン上でダッシュボードを操作してメールのように郵便物をチェックすることも可能です。チーム内での郵便物の共有も簡単にできるのが使いやすい点です。
料金プランや詳細はMailMate公式サイトにてご確認ください。
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チャットツール
テレワークでは、従業員同士が顔を合わせる機会が少ないため、コミュニケーションが不足しがちです。
確認事項があっても、直接話すようには気軽に進められず、電話はハードルが高いし、メールはスピード感に欠けるという課題が発生しやすくなります。
そこで役立つのが、チャットツールです。
チャットツールはリアルタイムでメッセージをやり取りできるため、確認作業がスムーズになるだけでなく、電話と違って内容が記録として残るのもメリットです。
また、「相手が電話に出ない」といった問題もなく、タイムラグを気にせずに必要な情報を共有できます。
チャットツールの例としては、以下のようなものが挙げられます。
Slack
Chatwork など
WEB会議ツール
テレワークでは、WEB会議ツールも必須になるといってよいでしょう。
WEB会議ツールはオンラインで会議をおこなえるツールで、カメラを通してお互いの顔を見ながら通常の会議のように話し合いを進めることができます。
また、WEB会議ツールには、通話機能だけではなく画面の共有機能も搭載されているため、資料を共有しながら話したいという場合も役立つでしょう。
WEB会議ツールには、たとえば以下のようなものが挙げられます。
Zoom
Googlemeet など
勤怠管理システム
テレワークを進める際、PCなどで利用できる勤怠管理システムを導入していない場合は、検討する必要があります。
勤怠管理システムを活用することで、従業員の出退勤時刻をブラウザ上の打刻が可能なほか、残業時間や欠勤・休日の情報を一元的に管理することが可能です。
とくに、テレワークに適しているのがクラウドベースの勤怠管理システムです。ソフトウェアのインストールが不要で、インターネット環境さえあればどこからでも利用できるため、導入も運用も非常に簡単です。
これにより、管理者も負担を軽減しながら効率的に従業員の勤務時間・労働時間を確認できます。
勤怠管理システムには、たとえば以下のようなものがあります。
ジョブカン勤怠管理
マネーフォワードクラウド勤怠 など
必要に応じてツールを活用しテレワークの生産性を向上させよう
今回は、テレワークやリモートワークでの労務管理ツールを紹介するとともに、ツールで業務量を把握する上でのポイントなども解説しました。
テレワークでは、管理者が従業員の勤務状況を目視することが難しく、業務がどのように進められているか管理するのが困難になりがちです。
一方で、従業員側は在宅勤務中に監視されることを不安に感じているケースもあるため、労務管理ツールを導入する際はお互いの認識を合わせ不安を解決しておくことが重要といえるでしょう。
会社の状況や職務内容に合ったツールを活用することで、よりテレワーク中の生産性を向上させることができます。必要に応じてツールを取り入れながら、業務状況の把握や分析に役立ててみてはいかがでしょうか。
テレワーク・リモートワークの郵便物管理はMailMate
テレワークを導入する際は、労務管理のほかにもさまざまな課題が発生します。
そのうちの一つである郵便物管理には、MailMateがおすすめです。
クラウド郵便物管理ツールのMailMateでは、郵便物の受取・管理を代行するだけではなく、依頼から1営業日以内に中身をスキャンしてデータ化することができます。
アカウントは複数人による管理も可能なため、部内でそれぞれの従業員がリモートワークをしていても大丈夫。ファイルの変更履歴にも対応しているほか、文字列による検索も可能で生産性の向上が期待できます。
また、MailMateでは、30日間返金保証をおこなっています。「テレワークを進めようと考えているけれど、郵便物の管理が課題になっている」という事業者様はぜひお気軽にご相談ください。
クラウド郵便MailMateが、会社の郵便物の受け取り代行・スキャン・PDF化・管理画面へ配信いたします。利用開始から30日間は全額返金保証付き 🎉
郵便物を受け取るためだけに帰宅や出社してませんか?
クラウド郵便で世界中どこにいてもあなたに届く紙の郵便物をリアルタイムにオンラインで確認することができます。