バーチャルオフィスとレンタルオフィス の違いは?費用やサービス内容を比較!

最終更新: December 12th, 2024
バーチャルオフィスとレンタルオフィス の違いは?費用やサービス内容を比較!
  • 事業を始めるときにバーチャルオフィスやレンタルオフィスが便利と聞いたけれど、違いがわからない

  • 状況に合わせてバーチャルオフィスとレンタルオフィスのどちらを選べばよいか知りたい

  • オフィス系のサービスのカテゴリはたくさんあるけど、それぞれの特徴や費用相場についてまとめて知りたい

今回は、上記のようなお悩みをお持ちの方に向けて、バーチャルオフィスやレンタルオフィスの違いを解説しています。

本記事をお読みいただければ、両者の違いを理解し、自分の始めたい事業に合ったサービスを選ぶことができるでしょう。

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バーチャルオフィスとレンタルオフィスの違いは?

virtual office

バーチャルオフィスとレンタルオフィスは、名称は似ていますが提供しているサービスが大きく異なります。

2つの違いを簡単に説明すると、以下のようなイメージです。

  • バーチャルオフィス:住所・オフィスに必要な機能やサービスを提供

  • レンタルオフィス:住所とオフィススペース・オフィスに必要な機能やサービスを提供

上記をご覧いただくとわかるように、2つのオフィスサービスの違いはスペースを提供するか否かが大きな点になっています。それに付随して、費用等も大きく異なってきます。

スペースの有無は事業によっては大きなポイントとなりますので、サービスを選ぶ際は両者の違いを把握しておくことが重要です。

各オフィス系サービスの具体的な特徴や費用相場

本項目では、バーチャルオフィスやレンタルオフィスの具体的な特徴や費用相場について解説しています。

上記の項目でなんとなく違いはわかったから、もうすこしくわしく知りたい!という方はぜひご覧ください。

また、オフィスの機能を提供するサービスには、実はバーチャルオフィスやレンタルオフィス以外にもいくつか別のものもあります。

それぞれ、似ているようでかなえられる希望も異なるので、以下の項目から気になるサービスの特徴をチェックしてみてください。

  • バーチャルオフィス

  • レンタルオフィス

  • シェアオフィス

  • コワーキングスペース

バーチャルオフィス

レンタルオフィス

シェアオフィス

コワーキングスペース

費用相場

月額:数百~1万円 高くて数万円程度

月額:定員2~3名の場合、数万~10万円程度

月額:1名あたり1~3万円程度

1時間:500円前後 1日:1,000~2,000円程度 月額:1万円前後

住所利用

作業場所

郵便サービス等

バーチャルオフィス

バーチャルオフィスは、物理的な空間はなく、あくまでも住所のみレンタルできるサービスです。

住所レンタルサービスと付随して、郵便物の受け取りや転送をおこなっていることも多いのが特徴となっています。

その他にも、企業ごとに住所だけでなく電話番号をレンタルしていたり、貸し会議室を提供していたりするバーチャルオフィスも存在します。

費用相場は、月額で数百円から高くて数万円程度の範囲です。

メリット

バーチャルオフィスのメリットには、たとえば以下のようなものが挙げられます。

  • コストが類似の他サービスと比較して安い

  • さまざまな独自サービスが展開されており、選択肢が豊富

  • 利用できるようになるまでが比較的早い

コストの安さ

バーチャルオフィスは、低コストで一等地の住所が利用できるという大きな利点を持っています。

起業する上でオフィスを用意したい、ブランディングも考慮して都会に会社住所を持ちたい、という希望がある場合、物理的に事務所を借りるのには高額な費用が掛かりがちです。

バーチャルオフィスであれば、月額料金もかなりリーズナブルなほか、初期費用などもかからないまたは低価格であることがほとんどですので、起業時やスタートアップにぴったりです。

独自サービスの幅広さ

バーチャルオフィスでは、基本的な住所貸しや郵便物管理サービスのほか、企業ごとの独自サービスを提供していることが多くあります。

同じエリアにたくさんのバーチャルオフィスがあっても、使えるサービスの内容はさまざまというわけです。

逆に言えば、バーチャルオフィスを選ぶ人は、住所の場所だけではなく提供されている独自サービスの内容を見て検討することができます。

【独自サービスの例】

  • 貸し会議室の提供

  • 郵便物のスキャン・データ化

  • 秘書代行

  • 利用住所に来客があった際の対応 など

利用開始までのスピード感

バーチャルオフィスは、利用開始までに審査などが必要になりますが、それでも物理的なスペースを借りるタイプのサービスよりスピード感を持って使い始めることができます。

理由としては、住所の利用のみであることが挙げられるでしょう。

オフィススペースを借りる場合、まず選定までにより立地や外観、内部などの検討を慎重におこなわなければなりません。また、場合によっては作業ができるよう、環境を整えなければならないこともあります。

一方で、バーチャルオフィスの場合は、サービス内容や住所に納得できれば、比較的早く契約まで決めることもできるほか、作業スペースは基本的に借りないため、環境の準備に必要な時間もありません。

デメリット

バーチャルオフィスのデメリットを挙げるとするならば、たとえば以下のような点が考えられます。

  • 業種によっては不向き

  • 郵便物の受け取りに時間がかかることが多い

業種によっては不向き

バーチャルオフィスは、古物商や人材派遣業といった営業に物理的なスペースを必要とする業種には不向きです。

一部の士業なども含め、このような事業をおこなう場合にはバーチャルオフィスの住所では営業許可を得ることができないものがあります。

あらかじめ、自分がおこなう事業がバーチャルオフィスで営業可能なものか把握しておくのがおすすめです。

【バーチャルオフィスで営業できない業種の例】

  • 建設業

  • 不動産業

  • 産業廃棄物処理業

  • 廃品回収業

  • 飲食業

  • 古物商

  • 人材派遣業

  • 職業紹介業

  • 風俗業

  • 金融商品取引業

  • 探偵業 

  • 士業(弁護士・行政書士・司法書士・税理士など) など

郵便物受け取りまでのタイムラグ

バーチャルオフィスを利用する場合、手元に郵便物や宅配便が届くまでに時間がかかることがあります。

これは、バーチャルオフィスの住所を利用することで、一度荷物がバーチャルオフィスに到着するためです。

バーチャルオフィスに到着した荷物を、あらためて自分の手元に発送する必要があるため、どうしても時間がかかってしまいます。

一方で、バーチャルオフィスによっては、郵便物をすぐに速達で転送してくれるサービスや、郵便物の中身をスキャンして迅速にチェックできるようにしてくれるサービスを提供しているところもあります。

郵便物の受け取りがネックだと感じている方には、MailMateがおすすめです。MailMateのバーチャルオフィスなら、会社に届く郵便物をデータ化してクラウド一元管理できます。

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レンタルオフィス

rental office

レンタルオフィスは、物理的なオフィススペースも含めた、オフィスに必要な住所や機能を兼ね備えたサービスです。

また、レンタルオフィスと似たものとして賃貸事務所はどのように違うのか気になるという方もいると思いますが、一般には以下のような点が異なります。

  • レンタルオフィス:サービス・施設の利用契約となり、短期間からの契約も可能

  • 賃貸事務所:契約形態は不動産賃貸契約で、基本的に年間契約が必要

このように、レンタルオフィスは賃貸事務所とは異なる契約形態であることが多く、それに伴って初期費用や退去時の費用も抑えられることがほとんどです。

レンタルオフィスの費用相場は、部屋の大きさによっても異なります。2~3名であれば数万円~10万円程度のレンタルオフィスもあるようです。

メリット

レンタルオフィスのメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

  • 専有のオフィススペースを持てる

  • あらかじめ仕事可能な環境が整っていることが多い

専有オフィススペースが得られる

レンタルオフィスでは、スペースのないバーチャルオフィスや他利用者とスペースを共有するシェアオフィスなどと異なり、自社の専有オフィススペースが得られます。

また、賃貸事務所と比較して、リーズナブルな価格で利用できることも多いため、事務所のスペースは欲しいけれど、賃貸はハードルが高い……。と感じている場合もおすすめです。

仕事環境が整っている

レンタルオフィスには、あらかじめデスクやチェア・インターネット環境といった、オフィスに必要な設備が整っていることが多いのもメリットです。

賃貸事務所などの場合、場所は借りられてもこれらの環境は自分で用意しなければならないことも多くあります。結果として、費用や準備時間が多くなってしまうこともありますよね。設備をこだわりたいという方にとってはよいかもしれませんが、そうでなければ面倒に感じる方もいるでしょう。

レンタルオフィスであれば、契約してすぐにこれらの設備が整った環境で作業を始めることができるので、状況に応じて検討してみるのがおすすめです。

デメリット

一方、レンタルオフィスには、以下のようなデメリットもあります。

  • バーチャルオフィス等と比較して金額が高い

  • 賃貸事務所と違い自由に改装できない

金額が比較的高め

レンタルオフィスは、バーチャルオフィスと比較すると、どうしても利用料金が高くなります。

理由は、物理的なスペースを貸し出すためです。

場所ではなく住所のみを貸し出すバーチャルオフィスとは異なり、レンタルオフィスでは専有スペースも利用することができるため、大幅に金額が高くなるということですね。

シェアオフィスなどの共用サービスと比較しても、専有スペースとなるレンタルオフィスは金額が高くなりがちです。

賃貸事務所と違い自由に改装できない

レンタルオフィスにはあらかじめ仕事に必要な設備が整っていることが多いのですが、その一方で自由に改装することはできません。

賃貸事務所であれば、契約の範囲内で内装を変えることなども可能なため、その点も両者の違いといえるでしょう。

このことから、自分の好みの内装に変えたいという場合、レンタルオフィスは適していないケースもあります。

シェアオフィス

shared office

シェアオフィスは、レンタルオフィスのように仕事スペースを利用できるサービスです。

その一方で、シェアオフィスは、レンタルオフィスとは違った側面も持っています。「シェア」と名前についているように、オフィススペースを他の利用者と共有して使うのがシェアオフィスです。

費用相場は、一人あたり月額1~3万円程度とされています。

メリット

シェアオフィスのメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

  • レンタルオフィスよりリーズナブルに利用できることがある

  • 他の利用者との交流ができることもある

レンタルオフィスよりリーズナブル

シェアオフィスは、レンタルオフィスと比較して安い金額で利用できるケースがあります。

なぜなら、レンタルオフィスが個々の利用者の専有スペースを提供しているのと比べ、シェアオフィスは一つの空間を複数の利用者が使うためです。

そのため、シェアオフィスは、費用を抑えながらオフィスを借りたい、という場合や、一時的にオフィスが必要という場合にも、比較的手軽に使うことができます。

他利用者との交流が可能

シェアオフィスでは、同じ空間で、自分や自社の人間以外の他の契約者が仕事をしている場合があります。

そのため、場合によっては利用者同士で交流をおこなうことも可能です。他業種との関わりや、新たなビジネスチャンスを得る機会があるかもしれませんね。

また、シェアオフィスによっては、会員同士の交流のためのイベントをおこなっていることもあります。

このように、シェアオフィスは、専有での利用ではないからこそ実現できる交流もあるというわけです。

デメリット

シェアオフィスのデメリットを挙げるとするならば、以下のような点でしょう。

  • プライバシーや情報漏洩に注意する必要がある

  • 他の利用者の会話や雑音が気になることも

プライバシーや情報漏洩に注意する必要がある

シェアオフィスのデメリットとしては、情報管理に細心の注意を払う必要があるという点が挙げられます。

なぜなら、シェアオフィスを利用する場合は他の利用者が同じ空間にいるケースが多いためですね。

そのため、機密性の高い情報を取り扱う業務では、シェアオフィスの利用に対して慎重になる必要があるかもしれません。

とはいえ、シェアオフィスの中には、のぞき見防止のパーテーションが設置されていたり、受付スタッフや防犯カメラによってセキュリティが高いサービスもあります。

シェアオフィスを利用したいけれど情報管理やプライバシーが不安という場合は、上記のようなサービスを選ぶとよいでしょう。

他の利用者の会話や雑音が気になることも

シェアオフィスでは、レンタルオフィスなどの専有スペースを提供するサービスとは異なり、他の利用者も同じ空間で働きます。

そのため、他者の話し声や雑音が気になってしまうケースもあるでしょう。

周りの音が気になりやすいけれど、自宅で仕事をするのも難しい……。という人は、遮音性の高いイヤホン・耳栓などでしのぐか、会話可能スペースが分かれているサービス、完全個室が利用できるサービスなどを選ぶのがおすすめです。

コワーキングスペース

コワーキングスペースは、作業場所を好きな時間だけ借りることができるサービスです。

カフェのような空間で好きな席で作業することができる、というとイメージしやすいかもしれません。

コワーキングスペースの特徴的な点は、「ドロップイン」という一時的な利用が可能なことです。そのため、出張時などにどこかで集中して仕事がしたい!という場合などにも役立ちます。

コワーキングスペースの費用相場は、以下のようなイメージです。

  • 1時間:500円前後

  • 1日:1,000~2,000円程度

  • 月額:1万円前後

メリット

コワーキングスペースのメリットには、たとえば以下のようなものがあります。

  • 気分によって作業場所を変えられる

  • カフェ等と比較して仕事のための環境が整っている

気分によって作業場所を変えられる

コワーキングスペースのメリットその1は、気分次第で作業場所を変更できるということです。

契約した事務所やレンタルオフィスなどがあると、どうしてもそこが固定の仕事場になりがちですよね。

それが当たり前といえばそうですが、日々の仕事を好きな場所でしたいという方もいるでしょう。

コワーキングスペースであれば、時間単位の支払いで利用できるサービスや、多拠点を売りにしているサービスもあり、さまざまな場所で作業することが可能です。

中には、古民家などを活用した雰囲気のある場所もあり、環境を変えて作業したい人にもよいかもしれません。

仕事のための環境が整っている

コワーキングスペースは、一見カフェのような空間と思われがちですが、カフェと比較して仕事をするために必要なプリンターやPC、安全なインターネット環境などが揃っていて作業しやすいのが特徴です。

また、フリードリンクなどが用意されているコワーキングスペースもあるため、飲み物を摂りながら作業をしたいという人にとっては、カフェよりもリーズナブルに済ませられる可能性もあります。

そのほかにも、オープンスペースだけでなく会議室やミーティングブースが設置されているコワーキングスペースもあります。

デメリット

コワーキングスペースには、たとえば以下のようなデメリットがあります。

  • 住所貸しをおこなっていないことがある

  • 利用時間ごとに料金が発生することがある

住所レンタルができないことがある

コワーキングスペースの多くのサービスでは、バーチャルオフィスやレンタルオフィス等とは異なり、住所貸しのサービスを提供していないこともあります。

そのため、事業の場所がメインではなく、住所を借りたいという場合には不向きです。

もちろん、サービスによっては住所レンタルが可能なコワーキングスペースもあると思いますが、事業に何が必要かによっては、コワーキングスペースではなくその他のサービスを選んだ方がよい場合もあります。

利用時間ごとに料金が発生することがある

コワーキングスペースでは、月額料金ではなく、1時間ごとなどの利用時間に応じた利用料金が発生することも多いです。

そのため、場合によっては、レンタルオフィスやシェアオフィスの月額料金よりも高くついてしまう可能性もあります。

常にコワーキングスペースで作業したい!という場合には、時間ごとに料金が発生する契約方法よりも、月額での契約ができるサービスを選ぶのがおすすめです。

シーン・希望別のおすすめサービス

virtual office

本項目では、ビジネスの内容や欲しい機能に合わせたおすすめのサービスを紹介しています。

今回は、以下のようなシーンを想定し、それに合ったオフィスサービスを解説しました。

  • 作業場所は最低限でいい!コストを抑えつつよい住所がほしい

  • ある程度区分けされたオフィス空間が欲しい!

  • 他の事業者等との交流も欲しい!

  • 必要に応じて作業場所が確保できればOK。住所等のサービスは不要

作業場所は最低限でいい!コストを抑えつつよい住所が欲しい

自宅等で仕事することができるため作業場所はそれほど必要ないけれど、法人登記などのためによい住所が欲しい!という場合は、コストがリーズナブルなバーチャルオフィスがおすすめです。

法人登記や開業のために住所を用意するだけであれば、物理的な事務所を借りなくとも、バーチャルオフィスで住所をレンタルすることができます。

事業用の住所は必要だけれども、事務所を借りるとなるとそれなりに費用がかさむので悩む……。という方にもおすすめです。

ある程度区分けされたオフィス空間が欲しい!

オフィスとして独立した空間が欲しい!という場合おすすめなのは、レンタルオフィスです。

レンタルオフィスは、シェアオフィスやコワーキングスペースとは異なり、他の利用者と区画がわかれているのが特徴になります。

そのため、住所とあわせて、事業用の区分けされた専有オフィススペースが欲しい場合は、レンタルオフィスが適しているといえるでしょう。

他の事業者等との交流も欲しい!

交流が好きで、仕事しながらも日々新しい関係に出会いたい!という方には、シェアオフィスやコワーキングスペースもおすすめです。

これらのオフィスサービスでは、利用者同士がひとつの施設内で仕事をしているため、きっかけがあれば声をかけて交流してみることができます。施設によっては、定期的に交流会を開いているところもありますよ。

シェアオフィスやコワーキングスペースでの交流をきっかけに、ビジネスの共創がおこなわれた事例もあります。徐々に交流を深めて、新たな仲間を見つけるのもよいかもしれませんね。

必要に応じて作業場所が確保できればOK。住所等のサービスは不要

必要なときに入れる作業場所があればいい、という方にはコワーキングスペースもおすすめです。

一方、コワーキングスペースはその他のオフィスサービスとは異なり、住所貸しなどをおこなっていないことが多いため、その点には注意が必要です。

住所もあわせてレンタルしたいという場合には、住所貸しをしているコワーキングスペースを選ぶか、コワーキングスペースが使えるバーチャルオフィスなどを選ぶとよいでしょう。

【バーチャルオフィス・レンタルオフィス】違いを知って適したものを選ぼう

今回は、バーチャルオフィスとレンタルオフィスの違いについて解説しました。

事業をスムーズに成長させていくためには、適したサービスを知って活用することが大切です。

今回紹介したように、現在は、バーチャルオフィス・レンタルオフィスのほかにも、さまざまな形態のオフィスサービスがあります。

これらのサービスの違いを知り、より自分が求めるものを選択することで、事業の成長もスムーズになることでしょう。

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