受け取りたくない郵便物の受け取りを拒否する方法と注意点を解説
「郵便物の受け取りを拒否する方法が知りたい!」
「受取拒否したことは相手にわかるの?」
こんな悩みや疑問を抱えている方はいるでしょうか。
しつこいダイレクトメールや差出人不明の郵便など、受け取りたくないものが配達された場合、開封せずに「受取拒否」をすることができます。
ただ受取拒否の方法や注意点については、知らない方も多いでしょう。
そこで今回は郵便物を受取拒否する方法や、その際の注意点を解説します。
受取拒否に関するさまざまな疑問にも答えていくので、参考にしてくださいね。
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迷惑な郵便物の種類はさまざま
毎日さまざまな郵便が届くなかで、時には「迷惑」と感じるものもあるでしょう。
あるいは「心当たりがない」「差出人がなくて怖い」感じた経験のある方もいるかもしれません。
ダイレクトメール
カタログやパンフレット
差出人不明のもの
いたずらや詐欺目的の郵便
このほか、2020年には覚えのない種が送られてくる事件も頻発していました。
このような迷惑な郵便が届いたら、多くの方は部屋に持ち帰ったうえで廃棄するでしょう。
ただ1度や2度ならそれでよくても、それが何度も続くと嫌になる方もいるかもしれません。
そういう時に役立つのが「郵便物の受取拒否」というシステムです。
郵便物の受け取りを拒否する4ステップ
郵便は、ポストに投函された時点では受け取ったことになりません。
封筒を開けてはじめて「受け取った」とみなされるのです。
そのためポストに投函された郵便であっても、受取拒否をすることはできます。
もしも迷惑な郵便が届いてしまったら、開封する前に受取拒否をしましょう。
1. メモ用紙か付箋を用意する
2. その紙に「受取拒絶」と書き、署名または捺印する
3. 2の紙を封筒に貼り付ける
4. 3の封筒を郵便局に持参するか、ポストに投函する
参考:日本郵便HP
メモ用紙や付箋に書く代わりに、「受取拒絶」と書かれたスタンプを押してもよいでしょう。
封筒に直接書いても問題ありません。
一般的な郵便を受取拒否する場合はフルネームでの署名か捺印が必要なので、忘れないようにしてください。
おすすめ記事:【本人限定受取郵便】心当たりない…何が届く?受け取り方も解説
はがきやゆうパックなども同様に対応できる
日本郵便のサービスであれば、上記の方法で受取拒否ができます。
つまり以下であっても、同じように対応できるのです。
はがき
ゆうパック
クリックポスト など
ただし例外として、裁判等で使われる「特別送達」に関しては受取拒否ができません。
配達員がその場に置いて帰る差し置き送達が認められているうえ、受取拒否したことで裁判の際に不利になってしまいます。
日常ではほとんど見かけませんが、万が一「特別送達」が届いた場合は、きちんと受け取るようにしてください。
受け取りを拒否できない郵便物もある
郵便物の受取拒否は簡単にできますが、注意点もあります。
場合によっては受取拒否ができなくなってしまうので、しっかり確認しておきましょう。
受取拒否できる郵便物は「未開封」に限る
いったん封筒を開けたものは、受取拒否ができません。
それ以外にも下記に当てはまる場合は、いずれも「開封した」とみなされるため、受取拒否ができなくなります。
サインをして受け取った
料金を支払った
付いているシールをはがした
書留やゆうパックなど、配達員から直接受け取るものは、サインをする前に配達員へ受取拒否したい旨を伝えてください。
着払いの郵便も料金を支払ったあとでは受取拒否ができないので、心当たりがない場合は料金を支払う前に確認することをおすすめします。
はがきについては封を開ける必要がないため、読んだ後でも受取拒否ができます。ただし圧着部分をはがした後は受取拒否できないので、注意してください。
郵便物以外の受取拒否はできない
日本郵便のサービスであれば、特別送達を除いて受取拒否が可能です。
ただ佐川急便やクロネコヤマトのサービスなど、「これは郵便物ではありません」「○○メール便」などの表記があるものは対応が異なります。
飛脚メール便(佐川急便)
クロネコDM便(クロネコヤマト)
Amazonの商品(商品によって配送方法が異なる)
上記は一例ですが、このようなサービスで受取拒否をする場合は、配送業者に連絡しましょう。
事前に配送がわかっていれば電話で伝えても良いですし、配達時に配達員に直接伝えることも可能です。
こちらも開封済のものは受取拒否できないので、注意してください。
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郵便物の受取拒否に関するQ&A
ここからは郵便物の受取拒否に関して、気になる疑問点を一つずつ回答していきます。
Q.受取拒否した郵便物はどうなる?
A.差出人に返送、あるいは郵便局に保管されます。
差出人が書いてある郵便を受取拒否した場合は、差出人の元へ返送となります。
一方で差出人が不明の郵便は、以下の流れで処理されます。
郵便局にて郵便物を開封する(→差出人がわかれば返送する)
差出人がわからなければ、3ヵ月間は郵便局で保管される
3ヵ月経っても差出人が現れなければ、郵便局で破棄される
Q.郵便物の受取拒否に費用はかかる?
A.受取拒否することでかかる費用はありません。
郵便物を受取拒否すると差出人へ返送されるため、その分の切手が必要かと考える方もいるかもしれません。切手代や手数料などの費用を請求されることはないので、安心してください。
差出人側としても、最初の切手代は必要ですが、追加でかかる費用はありません。
Q.受取拒否したことは相手にわかる?
A.「受取拒絶」の文字が残った状態で返送されるため、相手にわかります。
受取拒否をする際は、メモ帳や付箋に「受取拒絶」の文字と署名を記して封筒に貼ります。実はこの紙は、郵便局員によってはがされることはありません。
署名も残った状態で差出人の元に届くため、誰が受取拒否したのか明確にわかるシステムなのです。
Q.受取拒否した郵便物は二度と届かない?
A.差出人によって対応は異なりますが、届かないケースが多いでしょう。
一般的な会社であれば、ダイレクトメールの送付リストから外すなどの対応をとるはずです。
ただし郵便物の受取拒否は、「受け取りたくない」という意思を示すもので、「送ってはいけない」などの強制力はありません。
そのため差出人によっては、ふたたび郵便を送ってくる可能性があります。
その場合はふたたび受取拒否をするか、差出人に直接連絡するなどの方法をとる方がよいでしょう。
オンラインで郵便物が受け取れるサービスもある
ここまで迷惑な郵便物の受け取りを拒否する方法や、その注意点について解説しました。
受取拒否には手間も費用もかからないので、しつこいダイレクトメールに困っている方は試してみるとよいでしょう。
また、迷惑な郵便が家に届かないようにする方法として、オンラインで郵便が受け取れるクラウド郵便サービスもおすすめです。
MailMateもその一つで、オンラインで郵便の受け取りや開封、保管ができます。
ダッシュボード上でいらない郵便の破棄を選択すると原本を破棄することもできます。
いちいち封筒を開く手間が省け、メールのように確認できるのもポイントです。
郵便の多いフリーランサーや出張が多くて郵便の受け取りが難しい方、同居人と郵便物を分けて受け取りたい方などにもおすすめですよ。
30日間は返金保証もついているので、ぜひ一度お試しください。
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