【本人限定受取郵便】心当たりない…何が届く?受け取り方も解説
今回は、心当たりない本人限定受取郵便が届いたときに役立つ記事をお届けします。
本人限定受取郵便の通知書が届いたけれど心当たりがない
本人限定受取郵便でどんな郵便物が届くのか知りたい
本人限定受取郵便物の受け取り方は?必要なものは?
上記のような不安をお持ちの方に向けて、どのような郵便物に本人限定郵便が使われているのか?や、受け取り方の詳しい内容をご紹介しています。ぜひ参考にしてください。
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心当たりない!本人限定受取郵便ではどんな郵便物が届くの?
郵便局から覚えのない到着案内通知書が届き、「何の荷物が届いたの?」「もしかして詐欺?」と不安になる方もいるかもしれません。
本人限定郵便では、たとえば以下のような郵便物が書留として送られてきます。
クレジットカード
キャッシュカード
スマホ端末・SIMカード
口座開設関係の書類
電子証明書 など
その他にも、通知書の封筒内に入っている書類に、どこから届いた郵便物であるか記載してあります。
このような情報から、本当に自分に関係ない郵便物なのか?を推測してみるとよいでしょう。
本人限定受取郵便の保管期限は10日間!受け取らないとどうなるの?
本人限定受取郵便の保管期間は通知書の到着から10日間とのことですので、心当たりがないと悩んでいると期限が来てしまう可能性もあります。保管期限が過ぎると、その郵便物はどうなってしまうのでしょうか。
本人限定受取郵便物の保管期限が過ぎると、郵便物は相手に返還されてしまいます。今一度、カードや口座など上記に記載があるような申込みをしていないかチェックしてみましょう。
【注意】過去には本人限定受取郵便の到着を騙る詐欺メールも
過去2022年頃には、「※重要【本人限定受取郵便の到着】」といったタイトルの迷惑メールが発生していたことがあります。
差出人は佐川急便やヤマト運輸であることが多かったため、本人限定受取郵便が日本郵便のサービスであることを知っていれば引っかかることはなかったようです。(なお、佐川急便も「受取人サポート」という本人確認関連のサービスを提供しています。)
2024年現在、このような迷惑メールはSNS等で報告されていないようですが、通知書ではなくこのようなメールを受信した際は十分注意してください。
被害に遭わないためにも、メールに記載されたURLを不用意にクリックしないことをおすすめします。
おすすめ記事:再配達受け取れなかった場合の郵便物受取方法を4つ紹介
本人限定受取郵便は3種類ある
本人限定受取郵便は原則本人のみ(代理人に依頼するには差出人から指定する必要があります)が受け取ることができる郵便物で、その中にも3つのタイプがあります。
基本型
特例型
特定事項伝達型
日本郵便からの通知書にはどのタイプの郵便物が届いたか記載があります。
基本型
本人限定受取郵便の基本型では、たとえば以下のような郵便物が送付されます。
電子証明書(ICカード) など
郵便局の窓口限定で受け取れるタイプの郵便物であることもあり、他のタイプと比較して送付事例が少なめかもしれません。
特例型
本人限定受取郵便のうち特例型の郵便物には、以下のように表記されています。
本人限定受取郵便(特)
通知書の封筒には「特例型」など省略されていない記載があると思いますので、特定事項伝達型と間違えることはないでしょう。
特例型では、たとえば以下のような郵便物が送付されることがあります。
金融機関の仮パスワード
端末の返送キット
マイナンバーカード など
特定事項伝達型
本人限定受取郵便のうち特定事項伝達型の郵便物には、以下のように表記されています。
本人限定受取郵便(特伝)
通知書には他タイプの郵便物と同じく「特定事項伝達型」と記載されているはずです。
特定事項伝達型が使われる場面としては、以下のようなものを送付する場合が挙げられます。
クレジットカード
キャッシュカード等の口座開設関連
携帯電話、スマホといった端末
SIMカード
電話回線などに関連する通信機器 など
特定事項伝達型の荷物を受け取る際には、宛名と本人確認書類がしっかりと一致している必要があります。情報に相違があると受け取ることができませんので、次の項目の注意事項等もあわせて確認しておくのがおすすめです。
おすすめ記事:ゆうメールとは?送り方や料金、送れるものを解説
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本人限定受取郵便の受け取り方・受け取りの際に必要なもの
本人限定受取郵便を受け取る方法は、どのタイプの郵便物が届いたかによって違いがあります。
本人確認書類として使える証明書もそれぞれ異なりますので、自分に届いたタイプの項目をあらかじめ確認しておきましょう。
基本型の場合
特例型の場合
特定事項伝達型の場合
以下の項目では、それぞれのタイプで必要なもの、本人確認書類の種類等をくわしく解説しています。
以前本人限定受取郵便を受け取ったことがあるという場合でも、法律の改正等により過去に使えた本人確認書類が使えなくなっているケースもあるため、今一度確認しておくとよいでしょう。
基本型の場合
基本型の受取方法は、以下の通りです。
場所:郵便局の窓口
受け取りに必要なもの:
印鑑もしくはサイン
到着通知書
写真付きの公的証明書1点 もしくは
写真なしの公的証明書か写真付き職員証・学生証2点
写真付きの公的証明書の例:
運転免許証
マイナンバーカード
パスポート
写真なし公的証明書か写真付き職員証・学生証2点の例:
健康保険証(写真なしの公的証明書)
職員証(写真付き)
学生証(写真付き)
受取人の本人確認書類は、コピーまたは記号番号の記録がおこなわれます。
特例型の場合
特例型の受取方法は、以下の通りです。
場所:
郵便局の窓口 もしくは
名あて人への配達(ネットや電話連絡・FAXで申込可能)
受け取りに必要なもの:
印鑑もしくはサイン
公的証明書1点
窓口受取の場合は到着通知書か不在配達通知書も必要
公的証明書の例:
運転免許証
パスポート(所持人記入欄があり、住所が記載されているもののみ)
健康保険証
マイナンバーカード など
基本型同様、本人を証明する書類はコピーまたは記号番号を記録されます。業務上必要ない部分についてはマスキングで目隠しした上での記録となるため、あまり不安になる必要はありません。
特定事項伝達型の場合
特定事項伝達型の受け取り方法は、以下の通りです。
場所:
郵便局の窓口(日本郵便が指定する郵便局限定) もしくは
名あて人への配達(ネットや電話連絡・FAXで申込可能)
受け取りに必要なもの:
写真付き公的証明書1点
窓口受取の場合は到着通知書か不在配達通知書も必要
写真付き公的証明書の例:
運転免許証
パスポート(所持人記入欄があり、住所が記載されているもののみ)
マイナンバーカード など
他タイプの郵便物同様、本人確認書類のコピーまたは記号番号の記録について承諾が必要です。特定事項伝達型の場合は、これらの本人確認書類の記録を承諾しなければ荷物を受け取ることはできません。
「犯罪による収益の移転防止に関する法律施行規則」改正により本人確認書類が変更
2020年の法律施行規則改正により、特定事項伝達型で利用できる本人確認書類が変更され、顔写真が貼り付けられているもの限定となりました。
健康保険証などの顔写真なしの書類では本人確認ができなくなったため、注意が必要です。
特定事項伝達型の郵便物を受け取る際の注意事項
特定事項伝達型は本人確認のレベルが基本型・特例型と比べて高く、本人確認書類の情報が郵便物と一致しない場合は、それ以外での本人確認が認められていません。
そのため、持参した本人確認書類が以下のような場合は、郵便物を受け取れない可能性があります。
書類に記載の情報が旧姓や旧住所のまま
郵便物の宛名はひらがな、本人確認書類の氏名が漢字のみ など
つまり、郵便物に記載された内容と本人確認書類に表記の内容に違う部分があると、完全に本人という確認がとれず郵便物が受け取れないということになります。
この際に、追加で本人確認書類として認められない書類で補足することや、口頭質問による本人確認は不可能なので注意が必要です。
本人限定受取郵便物は差出人等の情報からも推測できる
今回は、心当たりない本人限定受取郵便について解説しました。
本人限定受取郵便は、郵便局からの通知書に記載の差出人などから、ある程度何が届いたのか推測することも可能です。
差出人名だけではいまいちわからない、という場合は、インターネットで「差出人+本人限定受取郵便」などといったキーワードで検索してみるのも一つの方法です。
筆者も身に覚えのない本人限定受取郵便が届いたことがありますが、結果クレジットカードが更新されて新しいカードが送られてきたというだけでした。
受け取ってみることで「そういえば!」と思い出すケースもあるかもしれません。
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