住んでいない家族の郵便物が届いた!対応方法や必要な手続きを紹介

最終更新: October 15th, 2025
住んでいない家族の郵便物が届いた!対応方法や必要な手続きを紹介

「もう住んでいない家族の郵便物が届いたけど、どうすればいいの?」

「家を出た家族の郵便物が届くので新居に転送してやりたい」

こんな思いを抱えている方は、この記事を参考にしてください。

進学や就職で家を出た、あるいは離別した家族宛の郵便物等が届いたら、いったいどうすればよいでしょうか。直接本人に渡せるなら問題ありませんが、難しい場合もあるでしょう。

そこで本記事では、住んでいない家族宛の郵便物が届いた際の対応方法や、その後の誤配を防ぐために必要な手続きをご紹介します。

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住んでいない家族宛の郵便物が届いた時の対応方法

What to do when mail arrives addressed to a family member who no longer lives in your home

いくら家族といえど、その家の住人以外の郵便物が届いてしまうと、どうすべきか悩みますよね。直接本人に渡せない場合でも、勝手に郵便物を開封すれば信書開封罪に当たりますし、無断で処分すれば信書隠匿罪になってしまいます。

もちろん集合住宅で前の住人の郵便物が届くなど、家族以外でも似たようなトラブルは少なくありません。このように住人以外の郵便物が届いた時は、誤配達として適切な対応が求められます。

郵便物に付せんを貼って返送すればOK

誤配達された郵便物には、以下の手順で対応します。

  1. 郵便物に付せんを貼り、誤配であることを示す

  2. 最寄りの郵便ポストに投函するか、郵便局に持参する

もし付せんがなければ、封筒の表に直接記載しても構いません。書き方に決まりはありませんが、「この住所に居住していません」「誤配達です」「転居済です」など、わかりやすい文言で書くようにしましょう。

付せんを貼った郵便物はそのまま郵便ポストに投函してもよいですし、郵便窓口に持参することもできます。ただしネコポスや飛脚メール便、宅配便など郵便局以外のサービスには対応していないので、各事業者に連絡してくださいね。

郵便物の転送サービスを活用して誤配を防ぐ

Prevent misdelivery by using a mail forwarding service

郵便局には、旧住所宛の郵便物等を新住所へと転送する転居・転送サービスがあります。これは引っ越しの際に転居届を提出することで、1年の間無料で郵便物等を転送してもらえるというサービス。このサービスを活用すれば、旧住所宛に郵便物が届くことはなくなります。

すでに家を出た家族の郵便物が届く場合、郵便局に転居届が提出されていない可能性があります。誤配達を防ぐためにも、ぜひ手続きを進めましょう。

本来は本人が手続きをすべきですが、家族が手続きを代行することもできますよ。

家族が代理で行う場合の転送手続き方法

転送サービスの利用を開始するには、転居届の提出が必要です。提出日から実際に転送が始まるまで3〜7日ほどかかるため、早めに提出しておくと安心です。

提出方法には、以下の3パターンがあります。

  • 郵便窓口に持って行く

  • 郵送する

  • e転居を利用する

それぞれ詳しく解説していきます。

1)郵便窓口に持って行く場合

転居届を郵便窓口に持って行く場合、疑問点を郵便局員に尋ねながら進められるのがメリットです。代理での手続きが不安な人も進めやすいでしょう。

窓口で手続きをする際は、転居届のほか代理人・転居者それぞれの本人確認書類も必要です。マイナンバーカードや運転免許証、健康保険証などを忘れずに持って行ってくださいね。転居者の分はコピーでも問題ありません。

また同世帯の家族が提出する際は不要ですが、別世帯の親族が提出する際は委任状の提出も求められます。

2)郵送する場合

転居届を郵送で提出する場合、委任状は不要です。事前に郵便局へ行き、転居届と専用封筒をもらってくる手間はかかりますが、代理人でも手続きしやすい方法といえます。ただし書類不備があると手続きが進まないため、注意してくださいね。

漏れなく記入した転居届と本人確認書類のコピーを専用封筒に入れたら、切手を貼らずにそのままポストへ投函しましょう。

3)e転居を利用する場合

e転居とは、インターネット上で手続きを完結できるサービスです。利用料金がかからないうえ、好きな時間に好きな場所から手続きを進められるため、自分で手続きする場合にも便利な申請方法といえます。

e転居を利用する場合も代理人による手続きが可能ですが、代理人のゆうIDが必要です。持っていない人は登録から始めてください。

郵便局のWebページで「ゆうIDを作成する」をクリックしたら、次の手順で進めます。

  1. 利用規約を確認のうえ、同意する

  2. メールアドレスを仮登録する

  3. 届いたメールのURLから本登録を行う

作成したゆうIDは、Web集荷や配達依頼などの他サービスでも利用できます。この機会に登録するのもよいですね。

引用:ゆうID | 日本郵便株式会社

引用:ゆうID | 日本郵便株式会社

本人が住んでいないところには転送できないので注意

転送サービスを使うには、転送先に本人が居住している必要があります。たとえば子どもの留学中に実家へ郵便物を転送する、あるいは親の入院中に子どもの自宅へ郵便物を転送するなど、本人が住んでいない場所へ転送することはできません。

なかには転居届を提出した後に居住確認ハガキが送られてきたり、郵便局員が現地訪問したりと、本人の居住確認が行われる場合もあります。居住確認ができなければ転送されない可能性もあるため、注意が必要です。

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家族の郵便物管理を代行するならクラウド私書箱

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家族が引っ越し等で家を出るなら、誤配を防ぐためにも郵便局へ転居届を提出しましょう。事前に連絡しておけば、病院や施設でも個人宛の郵便物等を受け取ってくれることが多いです。

ただし転居届を提出しても、海外宛の転送はできません。また本人の居住地以外には転送できないため、「親に代わって郵便物を管理したい」という方は困ってしまいますね。そんな時に役立つのが、クラウド私書箱・メールメイトです。

メールメイトは紙の郵便物をデータ化し、クラウド上での受け取りを可能にするサービスです。どこにいても郵便物の管理ができるため、引っ越しのたびに転居届を出す必要がありません。個人利用にはもちろん、家族の郵便物を管理する際にもおすすめです。

メールメイトで家族宛の郵便物もラクラク管理

メールメイトの個人向けプランには、以下の3つがあります。

またメールメイトの利用方法は、次のとおりです。

  1. メールメイトの住所宛に紙の郵便物が届く

  2. 郵便物がスキャンされPDFデータとしてアップロードされる

  3. 利用者がマイページ上で郵便物データを確認する

ファミリープランとシニアプランでは、個人名義を2件まで登録可能。登録した名義人宛の郵便物は、データで届くようになりますよ。引っ越しや施設入所、長期入院などの際も安心です。

住んでいない家族の郵便物に関するQ&A

住んでいない家族の郵便物に関するQ&A

最後に住んでいない家族宛の郵便物について、よくある質問に回答いたします。参考にしてくださいね。

Q1)住んでいない人の郵便物が届くのはなぜ?

市役所で転居届を提出しても、その情報は郵便局に伝わりません。つまり住民票を異動していても、郵便物は宛先として書かれた住所に配達されます。そのため転居者が差出人に住所変更を伝えていない、あるいは郵便局に転居届を出していなかった場合、住んでいない人の郵便物が旧住所に届き続けてしまいます。

転居者に連絡がとれるのであれば連絡し、とれないのであれば返送や転居届などの手段をとりましょう。

Q2)家族の郵便物を勝手に開けたらどうなる?

親しい間柄では、自分宛の郵便物等を開けてもらう機会もあるかもしれません。私も実家に住んでいた頃は、母に「中身を見ておいてほしい」と頼んだことがあります。このように同意があれば、家族宛の郵便物等を開封することが可能です。

一方で家族という間柄でも、受取人の同意なく郵便物を開封すれば信書開封罪にあたります。もちろん住んでいない家族の場合も同様。勝手に他者宛の郵便物等を開封することは避けてくださいね。

Q3)家族に知られずに郵便物を受け取る方法はある?

複数人で暮らしていると、時には家族に見られたくない郵便物が届くこともあるでしょう。そんな時は郵便局留めがおすすめです。自分で郵便局まで取りに行く手間はかかりますが、郵便物を安全に守ることができます。

とはいえ何回も郵便局に行くのは大変ですし、そもそも家族と郵便物を分けたい方もいるかもしれません。そんな時はクラウド私書箱が便利です。料金はかかりますが、利便性と安全性が大きく向上しますよ。

住んでいない人の郵便物が届いたら落ち着いて対応しよう

住んでいない家族の郵便物に関するQ&A

本記事では、住んでいない家族の郵便物が届いた時の対応方法、その後の対策について解説しました。引っ越し時はさまざまな手続きに追われるため、郵便局に転居届を出し忘れることも珍しくありません。家族が代理で手続きすることもできるため、落ち着いて対応しましょう。

またメールメイトを使えば、クラウド上でスムーズに郵便物を確認できるうえ、家族宛の郵便物を管理するのも楽になります。住所が変わるたびに手続きを行う必要もなくなるので、長く安心して使えますよ。家族向けプランもあるので、自分に合うものを探してみてはいかがでしょうか。

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