コワーキングスペースで郵便物を受け取る方法!シェアオフィスとの違い

コワーキングスペースで郵便物を受け取る方法!シェアオフィスとの違い

(※この記事は、2023年8月4日に更新されました。)

「コワーキングスペースで法人登記はできる?」

「コワーキングスペースに届く郵便物はどうなる?」

「コワーキングスペースを使おうと思ったけど、シェアオフィスの方が良い?」

という疑問をお持ちの方にむけてこの記事は書かれています。

本記事では、コワーキングスペースは郵便物転送をおこなっているのか、コワーキングスペースの住所で法人登記ができるのか、コワーキングスペースとシェアオフィスの違いなどについて解説します。

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コワーキングスペースとは何か?


コワーキングスペースを使うメリットは?

コワーキングスペースとは、個人事業主やビジネスが共同で利用するオフィス空間のことです。

コワーキングスペースでは、多くのデスクやオフィスチェアが用意されており、利用者は好きな場所で作業することができ、Wi-Fiや印刷サービスなどのオプションもあります。

また、コワーキングスペースによっては、法人登記用の住所を貸し出していたりECサイトや名刺、Webサイトに載せるための住所利用などを提供している場所もあります。

【コワーキングスペースの需要は拡大中】


一般社団法人大都市政策研究機構によると、2019年6月時点で全国のコワーキングスペースの数は、799施設でしたが、2021年12月には2042施設となっています。つまり、2年半でおよそ2.5倍に増加しています。

コワーキングスペースの需要は拡大中

引用:【調査研究レポート(第4回)「日本のコワーキングスペースの拡大」(2021年12月版)<前編>

どんな人がコワーキングスペースを利用するのか?


どんな人がコワーキングスペースを利用するのか?

コワーキングスペースは主に、

  • フリーランサー

  • スタートアップ企業

  • 仕事環境を変えたいと考えている人

  • デジタルノマド

  • リモートワーカー

に利用されています。

コワーキングスペースの特徴6つ


コワーキングスペースの特徴6つ

コワーキングスペースの特徴を以下にまとめました:

  • 時間単位で一人でも気軽に利用できる

  • ワークショップなどの開催もある

  • 利用者同士が交流できるスペースがある

  • オフィスや仕事に必要な設備が充実(プリンターやインターネット、書籍なども)

  • 会議室使うことができる

  • オフィスを借りるコストを抑えられる

参考:What Is Coworking? Everything You Need To Know About Coworking Spaces

コワーキングスペースは、ひとりで気軽に立ち寄って仕事に集中できる環境が整っているほか、ワークショップが開催されたり、利用者同士が交流できるスペースが設けられています。

様々なコンセプトを持ったコワーキングスペースがあり、コピー機はもちろん、個人で購入するのは難しい3Dプリンターが自由に利用できたり、図書館のように書籍が読み放題の個性的なコワーキングスペースもあるようです。

コワーキングスペースの利用料金は?


コワーキングスペースの利用料金は?

コワーキングスペースの利用料金は、月額5,000円〜が相場なようです。コワーキングスペースの広さ、立地、提供されるオプションによって異なります。しかし、そのようなオプションを利用せず作業をするだけであれば、比較的安く利用することができます。また、コワーキングスペースは、時間単位で利用できる場合が多いです。

コワーキングスペースのメリット5つ


コワーキングスペースのメリット5つ

コワーキングスペースのメリットには、以下のようなものがあります:

  • 法人登記、住所利用ができる

  • 働き方の柔軟性の向上

  • オフィス外でチームと働ける環境

  • 新しいアイデアが生まれやすい

  • 他の利用者とのネットワーキングの機会

  • 気軽に立ち寄ることができる

コワーキングスペースのデメリット3つ


コワーキングスペースのデメリット3つ

一方で、コワーキングスペースを利用するにあたり、以下のようなデメリットがあります:

  • セキュリティやプライバシーに関する特定の制限がない

  • コワーキングスペースが満席の場合は使うことができない(予定が立てにくい)

  • 郵便物や宅配便を受け取りに行く・または郵便物転送を待つ必要がある

コワーキングスペースで郵便物の受け取りは可能か?


コワーキングスペースで郵便物の受け取りは可能か?

コワーキングスペースによってサービス内容が違いますが、郵便物や宅配物の受け取り代行・転送サービスを提供しているコワーキングスペースは多くあります。

さらに、専用オフィスをコワーキングスペースで借りる場合は、専用のポストが振り分けられることもあります。

しかし、コワーキングスペースによっては郵便物や宅配便の受け取りや郵便物管理を行っていない場合もありますので、事前に確認が必要です。

特に、コワーキングスペースやバーチャルオフィスで法人登記をご検討中の方は、会社宛の郵便物が登記の住所に届くようになるため、郵便物管理のオプション費用なども含めた上で検討しましょう。

郵便物をWEB上で確認・管理するなら、クラウド郵便!


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次に、コワーキングスペースやバーチャルオフィス、シェアオフィスなどの利用者におすすめしたいのが、会社宛の紙の郵便物WEB上で確認・クラウド管理することができるクラウド郵便サービスです。

さらに、法人登記が可能な住所付きのプランもあります。

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シェアオフィスとは何か?


シェアオフィスのメリットは?

シェアオフィスとは、複数の企業が共同で利用できるスペースで、通常は月単位で貸し出されます。

さらに、会議室、受付、Wi-Fiなどのリソースや設備を他の利用者と共有することができます。

どんな人がシェアオフィスを利用するのか?


どんな人がシェアオフィスを利用するのか?

シェアオフィスは、

  • スタートアップ企業

  • フリーランサー

  • 中小企業

などによく利用されています。

また、シェアオフィスによっては、短期間の賃貸契約も可能なため、柔軟な働き方を必要とする企業にも適しています。

サテライトオフィスとの違いは?

サテライトオフィスとは、企業の本拠地の他に補助オフィスや地方への進出のために使われるオフィスのことです。

すでに本拠地のある企業は、シェアオフィスをサテライトオフィスとして借りる場合もあります。

【シェアオフィスは、一般的なオフィスになる?】


オフィスマーケット 東京ビジネス地区

オフィスビル等の仲介を手掛ける三鬼商事によると、東京ビジネス地区(都心5区/千代田・中央・港・新宿・渋谷区)における22年7月時点の平均空室率は6.37%と発表されています。

引用:オフィスマーケット 東京ビジネス地区/2022年12月時点

併せて同調査では、新築ビルの7月時点の空室率は38.72%とも発表されており、リーマンショック時の水準には及ばないものの、コロナ禍で賃貸オフィスビルへの需要が減っているようです。

直近一年での平均賃料も下落傾向となっています。

テレワークが普及したことで、出社そのものの必要性を見直す企業も増えてきました。

そのような環境下で、好きな場所で働くニーズをシェアオフィスは汲み取っていると考えられます。

月額料金も低価格で、解約したい時にすぐに解約できる点は、賃貸とは違って大きなリスクにはなりません。

シェアオフィスの特徴6つ


シェアオフィスの特徴6つ

シェアオフィスの特徴には、以下のようなものがあります:

・企業や個人両方が使うことができる
・オフィスや仕事に必要な設備が充実(プリンターやインターネット、ホワイトボードなど)
・普通のオフィスを借りるより安い
・パーテーションなどで各オフィスが仕切られている
・業務に打ち込むことができる
・一等地の住所のビルの住所で法人登記が可能

シェアオフィスというのは起業したてのベンチャー企業が利用しているイメージがありますが、企業や個人が共有で仕事場を利用するという点ではコワーキングスペースと同じです。

パーテーションのような簡易的な壁で各オフィスが区切られていることが多く、各企業や個人が業務に打ち込みやすいレイアウトになっています。

起業したばかりですと、登記するための住所を必要としている一方で、社員が数人なのに広いオフィスの賃料を支払う余裕はありません。

そんな駆け出し起業家にとって、シェアオフィスはお値打ち価格で利用できるありがたい存在です。

おすすめ記事:開業届の書き方と必要書類をわかりやすく解説【個人事業主の開業ガイド】

シェアオフィスの利用料金は?


シェアオフィスの利用料金は?

シェアオフィスのレンタル料は、コワーキングスペース同様、広さ、立地、提供されるオプションによって異なります。

しかし、シェアオフィスは通常初期費用がかかり、その後利用するオプションに応じて追加費用が発生します。

また、シェアオフィスでは、デポジットの支払いが必要な場合があります(返金されます)。

シェアオフィスを利用するメリット4つ


シェアオフィスを利用するメリット4つ

シェアオフィスを利用するメリットには、以下のようなものがあります:

1. 働き方の柔軟性向上

2. オフィス代などコスト削減

3. 都心の一等地の住所で法人登記ができる

4. オフィスに必要な設備がすでに備わっている

シェアオフィスを利用するデメリット4つ


シェアオフィスを利用するデメリット4つ

一方で、シェアオフィスの利用には以下のようなデメリットがあります:

1. 全てのニーズを満たすオフィスを見つけることが難しい

2. セキュリティやプライバシーの保護が甘い

3. 情報漏洩の危険性も

4. 住所を検索されるとシェアオフィスであることがわかる

コワーキングスペースとシェアオフィス3つの違い!


コワーキングスペースとシェアオフィス3つの違い

シェアオフィスとコワーキングスペースと言っても、今日は個性的なワークスペースがどんどんできているため細かく見ると違いはたくさんありますが、本記事では大きく3つの違いをご紹介します。

違い1:コワーキングスペースは利用者同士の交流ができる


上記で述べたように、コワーキングスペースは、利用者同士の交流を図る目的でデザインされています。

そのため、情報交換やコラボレーション、異業種交流会などを通して新たなビジネスチャンスを作ったり、人脈を形成することが可能です。

参考:コワーキングスペースから考えるコミュニティづくり

違い2:コワーキングスペースは、時間単位で利用可能


通常、シェアオフィスは月々定額制の場合が多いようですが、コワーキングスペースは「ドロップイン」と言って、1日や時間単位で利用できる制度である場合がほとんどです。

(月々定額制とドロップインどちらが良い?)

月々定額制:

決まったコワーキングスペースやシェアオフィスをよく利用する方は、一定の金額をこえると月額制の方がお得になる場合が多いです。

ドロップイン:

ドロップインは、移動の多いフリーランスの方やお試し利用をしてみたい方、いつもと違う場所で働いてみたい方にオススメです。

参考:【ドロップインから月額利用まで】コワーキングスペースの使い方を徹底解説

違い3:シェアオフィスは、作業により集中できる空間が整っている


繰り返しになりますが、シェアオフィスは、交流を目的としたものではなく、オフィスの賃料を抑えたい企業が一つのビルやオフィスを共有するためのものである場合が多いです。

そのため、利用者も交流や人脈形成をしたい企業や個人ではなく、経費を抑えたいスタートアップ企業などが多い傾向があります。

参考:シェアオフィスとは?用途やメリット、レンタルオフィスとの違いまで紹介

コワーキングスペースとシェアオフィスの違いまとめ


コワーキングスペースとシェアオフィスの違い結論

1. コワーキングスペースとシェアオフィスは違うもの


コワーキングスペースは名前の通り、ワーキングスペースに重点を置いてるのに対して、シェアオフィスというのはオフィスを複数の人達でシェアするというコンセプトになっています。

しかし、実態としてはシェアオフィスのようなコワーキングスペースもあれば、コワーキングスペースのようなシェアオフィスも散見されます。

シェアオフィスやコワーキングスペースの総称として「フレキシブルオフィス」と表現する場合もあり、これからは境界線が曖昧になりながらも、新しい形のワークスペースを提供する事業者が増えていく可能性もあるでしょう。

2. コワーキングスペース・シェアオフィス、どちらのニーズも高い


コワーキングスペースとシェアオフィスは、しっかりと経費を削減しながらもオフィスを構えたい方も利用しやすく、旅人のように働きながら、ふらっと気分転換で立ち寄りたい方のニーズも捉えています。

また、ワークスペースを共有している事で、利用者同士の異業種間での繋がりが生まれる可能性もあります。

何よりも、柔軟な働き方が推進された結果、拠点を複数持つ人も増えていることが短い契約期間で手軽に利用できるワーキングスペースの人気が上昇している主な理由のようです。

3. オフィスの在り方は働き方によって姿を変える


働き方の”普通”が変化していくことで、オフィスの”普通”も供に変化していくようです。

テクノロジーの進化により働き方が変化していくのであれば、この先もまた違った形のオフィスが誕生するでしょう。

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以上、本記事ではコワーキングスペースとは、コワーキングスペースの郵便物管理問題、シェアオフィスとの違いなどについてご紹介いたしました。

コワーキングスペースやバーチャルオフィスは、賃貸オフィスと比べて、新しい働き方を可能にする場所として注目を集めています。

本記事で紹介したメリット・デメリットを検討した上で自社のニーズにあったワークスペースを選択しましょう!

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