切手はどこで買える?コンビニやスーパーは?|購入ポイントも解説
「切手はどこで買える?郵便局にしか売ってないの?」
「キャッシュレス決済で切手は買える?」
この記事では、こうした疑問に答えていきます。
郵便物を送る際は切手が必要です。切手は郵便局で買うことができますが、郵便局の営業時間外など、別の場所で買いたいと思うこともあるでしょう。
そこで本記事では、郵便局以外で切手が買える場所と、切手を買う際の注意点について解説します。不要になった切手の扱いについてもご紹介するので、気になる方はぜひ最後までお読みください。
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切手はどこで買える?場所ごとの特徴まとめ
切手を購入できる場所は、郵便局を含めて大きく5カ所に分けられます。ここでは場所ごとにメリット・デメリットを紹介していきます。
①【郵便局】さまざまな普通切手や記念切手が買える
郵便局では一般の切手だけでなく、イラスト付きの切手や慶事用・弔辞用の切手、記念切手などさまざまな切手を買うことができます。
63円・84円・94円切手はもちろん、1円切手や2円切手、5円切手など細かい額も扱っているため、柔軟な買い方ができるでしょう。
ただ郵便局のデメリットは、営業時間が短い点です。多くの郵便局では平日の9:00〜17:00のみ営業しており、大型店舗でも平日は19時まで、土曜日は17時までの営業時間が多いです。ただ、ゆうゆう窓口が併設されている店舗は日曜日・祝日も営業しているため、確認のうえ利用してください。
②【コンビニ】営業時間が長く使いやすいのがメリット
郵便局よりも身近にあり、営業時間も長いのがコンビニです。
コンビニでも切手を取り扱っており、日曜日や早朝など、必要な時にいつでも切手を買うことができます。
一方でコンビニのデメリットは、取り扱っている切手の種類が少ないことです。一般的な63円・84円・94円切手はどこのコンビニでも扱っていますが、たとえば1円切手や120円切手を買えるかどうかはコンビニの店舗によって異なります。
同じコンビニでも店舗によっては扱っていない場合があり、確実に手に入るわけではありません。
扱う切手の種類が比較的多いのは、日本郵政と提携しているローソンです。ローソンではゆうパックの受付や、店内ポスト設置などの郵便業務も行っています。
③【スーパー】日常の買い物ついでに切手が買えて便利
スーパーによっては、サービスカウンターで切手を買うことができます。
スーパーなら、日常の買い物ついでに切手を購入できるので便利ですね。ただしコンビニ同様、切手の種類は多くありません。店舗によっても対応が異なるので注意しましょう。
イオンやイトーヨーカドー、ダイエーや西友など、多くのスーパーが切手を取り扱っているほか、個人商店でも買える場合があります。なかには「A店では扱っているがB店では扱っていない」というケースもあるので、買い物ついでにサービスカウンターで切手の扱いを確認しておくと安心です。
④【ネットショップ】種類が豊富で買いに行く手間も省ける
Amazonや楽天などをはじめ、メルカリなどのフリマアプリでも切手の購入が可能です。
普通切手のほかコレクション用の記念切手も多く、なかには希少性の高い切手が売られている場合もあります。家にいながら切手を買うことができる反面、送料がかかる、価格設定が高いなど、料金面にデメリットがあるでしょう。
あるいは郵便局のネットショップを利用する方法もあります。
切手はもちろん、はがきやスマートレター、レターパックなどを買うこともできますよ。送料はかかりますが、郵便局と同じラインナップなので必要なものが確実に手に入ります。一方で届くまでに時間がかかるため、余裕のあるタイミングで利用してください。
⑤【金券ショップ】複数枚をまとめて買う方におすすめ
街中にある金券ショップでも切手を取り扱っています。
金券ショップのメリットは、郵便局よりも少し安く買えること。たとえば通常50円分の切手が48円、200円分の切手が190円などで販売されているため、お得に購入できるのです。オンラインの金券ショップもあるので、いつでもどこでも利用できますよ。
ただし金券ショップの場合は基本的にバラ売りができず、切手シートで販売しているケースが多いです。10枚単位、100枚単位などで売られているため、安くまとめ買いしたいという方に向いています。
参考:切手の格安販売・購入なら金券ショップ チケッティ
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切手の購入方法と注意点
切手を購入できる場所はいくつかありますが、切手の買い方には注意すべき点もあります。購入する際に焦らないよう、購入方法と注意点を確認しておきましょう。
切手を購入する時は店員さんに声をかける
郵便局での切手の買い方は、郵便窓口に並んで「〇円切手を△枚ください」と伝えるだけです。郵便物を持ち込めば、直接貼付してくれる場合もありますよ。
コンビニでの切手購入は、レジで店員さんに声をかける必要があります。この時も必要な切手と枚数を伝えれば問題ありません。1枚単位から販売されているので、好きな枚数買うことができますよ。
スーパーでも基本的にコンビニと同様です。ただしレジではなく、サービスカウンターで販売されていることが多いので、まずはサービスカウンターで声をかけてみましょう。
切手は現金でしか買えないケースもある
切手を購入する際は、現金払いが基本です。
PayPayなどのスマホ決済やクレジットカードには対応していません。コンビニやスーパーによっては、nanaco(セブンイレブン)やWAON(イオン)などの電子マネーで支払うこともできますが、ポイント付与の対象外となるので注意してください。
一方で郵便局の場合は、現金払いに加えてさまざまなキャッシュレス決済が利用できます。
クレジットカード等(JCB、VISAなど)
電子マネー(WAON、Suicaなど)
スマホ決済(PayPay、楽天ペイなど)
なお簡易郵便局では、クレジットカードや電子マネーの利用はできません。事前に利用できる支払い方法を確認しておきましょう。
郵便物の重さは郵便局以外で測れない
郵便物の大きさや重さによって、必要な切手の額は異なります。以下が郵便物の大きさ・重さと切手の料金例です。
通常はがき:63円
25g以内の定型郵便物:84円
50g以内の定型郵便物:94円
50g以内の定型外郵便物[規格内]:120円
目安として、A4用紙3〜4枚程度なら25gに収まると考えられます。とはいえ封筒や便箋の重さによっても変わるため、正しい重さを測りたい方も多いでしょう。
ところが、郵便局以外では郵便物の重さを測定してもらうことができないので、郵便物を持ち込んでも正確な重さは分からないのです。そのためコンビニで切手を購入する場合、あらかじめ自宅で郵便物の重さを測っておかなければなりません。
参考:国内の料金表(手紙・はがき) - 日本郵便
【値上げ】2024年10月1日から郵便料金が変わる
2024年10月1日から、郵便料金が値上げされることが発表されました。先述した郵便物の料金は2024年10月1日以降、以下のように変更されます。
通常はがき:63円 → 85円 (+22円)
25g以内の定型郵便物:84円 → 110円 (+26円)
50g以内の定型郵便物:94円 → 110円 (+16円)
50g以内の定型外郵便物[規格内]:120円 → 140円 (+20円)
※定形郵便物の25g以内および50g以内の重量区分が統合され、50gまで110円となります。
参考:2024年10月1日(火)から郵便料金が変わります。 - 日本郵便
変更後の料金および差額に対応した額面の切手などは、2024年9月2日から販売されます。料金引き上げ後も、差額分の切手を貼付すれば、現行の切手などを引き続き使用できます。
たとえば、10月1日以降に25g以内の定型郵便物(110円)を送る際に、現行の84円切手を使用する場合は、差額分の26円切手を追加で購入して貼付すると良いでしょう。
不要になった切手は交換や売却が可能
切手は必要に応じて買うことが多いものの、「間違った料金の切手を買ってしまった」「記念切手を集めていたがコレクションを止めた」など、不要になるケースも珍しくありません。けれど不要になったとはいえ金券の一種なので、そのまま捨てるのは抵抗がありますよね。
そんな切手は郵便局で交換するか、専門店で売却することが可能です。私も何度か郵便局での交換をしたことがありますが、手続きはとても簡単ですよ。
一つずつ見ていきましょう。
郵便局でハガキや封筒に交換する
不要になった未使用の切手や書き損じのハガキなどは、郵便局に持って行けば交換することができます。交換できるものは、以下のとおりです。
普通切手
ハガキ
郵便書簡
レターパックやスマートレターの封筒
切手の交換には、交換枚数が99枚以下の場合は1枚あたり5円、100枚以上の場合は1枚あたり10円の手数料がかかります。額面の切手料金と等価交換ではないので注意しましょう。
一方で差額分を支払えば、柔軟な交換が可能になります。たとえば120円切手が1枚不要になったとしましょう。この場合120円-5円(手数料)=115円なので、180円-115円=65円の差額を支払えば、180円のスマートレターとも交換できますよ。
参考:書き損じはがき・切手の交換 - 日本郵便
参考:国内の料金表(手数料) - 日本郵便
切手買取専門店で売却する
交換ではなく、以下のような切手買取専門店で売却することも可能です。
高く売れるドットコム
福ちゃん
なんぼや
ザ・ゴールド
バイセル
こうした店では、状態の良い切手や希少性の高い切手などの高額買取を行っています。1枚単位ではなくシートのままの切手だと、より商品価値が高いですよ。
インターネットや電話などで無料査定ができるところも多いので、大量の切手や記念切手などを持っている方は、一度査定してもらうのも良いでしょう。
郵便局以外で切手が買えるところも多い!
本記事では郵便局以外で切手はどこで買えるのか、切手を買う際の注意点は何か、そして不要になった切手の扱いについても解説しました。
切手はコンビニやスーパーでも販売されていますし、ネットショップや金券ショップでも購入できます。また郵便局なら、クレジットカードやスマホ決済が利用できるのも嬉しいですね。
ただしコンビニで切手を買う際は、支払い方法に注意してください。キャッシュレス決済に対応していないケースが多いので、現金を持っていくと安心です。またあらかじめ自宅で郵便物の重さを測っておきましょう。
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