個人でネットショップ開設!基礎知識や開業におすすめのサービスを紹介
スマートフォンが普及し、インターネットで気軽に商品を購入する人が増えている昨今、ネットショップを開設して自分で商品を販売してみたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
そんな中、以下のようなお悩みをお持ちの方もいるかもしれません。
ネットショップを開設するには何からすればいいの?
費用はどれくらいかかるの?
ネットショップを開くのに便利なサービスはある?
今回は、上記のような方に向けて、個人でネットショップを開くための基礎知識からおすすめツールまでくわしく解説します。
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個人でネットショップを開業するには?知っておきたい基礎知識
こちらの項目では、ネットショップの開業するために必要な基礎知識を紹介します。
そもそもネットショップとは
ネットショップの出店方法の違い
ネットショップの開設にかかる費用
上記の内容に目を通しておくことで、自分がやりたいショップに適した方法を選ぶことができますよ。
そもそもネットショップとは
そもそも、ネットショップとは、インターネット上で商品を売るショップです。
また、ネットショップは、通販サイト・オンラインショップの他、ECサイトとも呼ばれます。
ECサイトの「EC」はElectronic Commerce(エレクトロニック・コマース)の略で、つまり「電子商取引、インターネットでおこなわれる取引」のことです。
ECには通販以外にも曲のダウンロードサイトなどが含まれますが、ECサイトというと一般にはネットショップという意味で使われることが多いでしょう。
このように、ネットショップとは、インターネット上で商品を取引するお店のことを指します。
ネットショップの出店方法の違い
ネットショップと一口に言っても、出店方法はさまざまです。たとえば、ネットショップを開設するには、以下のような方法があります。
モールで出店
サービス等を使って自社ECサイトを立ち上げる
自分でサーバーなどを用意し自社ネットショップを立ち上げる
実際にネット通販でお買い物をしたことがあると思い浮かぶかもしれませんが、インターネットで検索をかけると店舗オリジナルのネットショップのほか、楽天市場やAmazonといったサイトがずらっと並びますよね。
実は、これらには上記のようなタイプの違いがあり、それぞれ特徴が異なります。
これらの違いを理解し、自分の販売スタイルなどに合うタイプのショップを選択するのがおすすめです。
モールで出店
モール型のネットショップは、いわゆるAmazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのような、1サイト内にたくさんのショップが出店しているタイプです。
わかりやすいたとえとして、よく実際のショッピングモールが挙げられています。
ショッピングモール内には、異なる服のブランド店などが隣り合わせでならんでいたりしますよね。それをオンラインに置き換えるとわかりやすいのではないでしょうか。
モールで出店するメリット・デメリット
モール型で商品を出品するメリットとしては、たとえば以下のような点が挙げられます。
集客力が高い
手軽に始められる
とくに、大手モールはもともと人が集まるために集客力が高いという点が大きなメリットです。
一方で、以下のようなデメリットもあります。
ページのデザインの自由度が低い
価格競争が発生しやすい
独自ドメインなどは使えないケースが多い
自分のお店を持ちたい!という人にとっては、ページデザインがモール内で統一されがちなのがデメリットなのではないでしょうか。また、他ショップとの値下げ競争なども発生しがちです。
ASPなどサービスを使って自社ショップを立ち上げる
ASP(Application Service Provider)という、サイトを作るために必要な機能を備えたシステム・サービスを利用することでも、ネットショップの立ち上げをすることができます。
システムというと難しい感じがする方もいるかもしれませんが、最近はシンプルであらゆる人がネットショップを作れるようなものが多いので、気になる人は触ってみるのもおすすめです。
このようなサービスを使うと、モール型とは異なり、独立したネットショップを作成することができます。
ASPなどサービスを使って自社ショップを立ち上げる場合のメリット・デメリット
ASP、ECプラットフォームを利用してネットショップの開業する際、モール型と比較してページデザインのカスタマイズが幅広いことが多いのがひとつのメリットです。
また、同じサイト内に多くの競合が出展するモール型と比較して、自社サイトで商品を販売する場合価格競争が発生しにくいというのも良い点ではないでしょうか。独自ドメインが利用できる場合もあります。
一方で、自動的にユーザーが物を探しにくるモール型に比べ、集客には努力や工夫が必要といえるでしょう。
良くも悪くも、「自分だけのお店」を持つことができるのがこの方法の特徴です。
自分でサーバーなどを用意し自社ネットショップを立ち上げる
ネットショップ開業の方法として、自社でサーバーなどを用意してサイトを作成する方法もあります。
こちらの方法では、一から完全にオリジナルネットショップの作成が可能です。
上記で記載したような、サービスやモールを利用せずに、ネットショップを立ち上げる方法となります。
自分でサーバーなどを用意し自社ネットショップを立ち上げる場合のメリット・デメリット
自社で一からネットショップの開業する場合の大きなメリットは、カスタマイズが自由にできる点です。
ただし、ネットショップのサイトを制作するためには専門知識が必要であることや、サーバー代の負担など、他の方法に比べてハードルが高いのが難点といえるでしょう。
メンテナンスやアップデートなどについても、自社で定期的におこなう必要があります。
専門知識がある人材を確保できる場合などには選択肢として視野に入れておいてもよいのではないでしょうか。
ネットショップを開く時に必要なものや費用
ネットショップの開業をするためには、以下に関するものや費用が必要になる場合があります。
商品の仕入れ費用
梱包資材やそれにかかる費用
事務作業にかかるものや費用
【個人でネットショップサイトを作る場合】構築費用やサーバー代
【ネットショップサービス(ECプラットフォーム)を利用する場合】利用料金
どのようなものが必要になるか目を通しておくだけでも準備がしやすくなるため、ぜひ参考にしてみてくださいね。
商品の仕入れ費用
ネットショップの運営では、当然ながら購入される商品を用意する必要があります。
コンビニの建物を作っても、棚に商品が並んでいなければお客さんは買うものがなく帰ってしまいますよね。
商品を仕入れる場合は購入費、製作する場合は商品を作るための材料を用意する費用がかかります。
仕入れは、ネットからもできるほか、メーカーや作家と直接交渉する、海外から仕入れるなどの方法があります。
それぞれ、仕入れにかかる費用は異なるため、自分が何を販売したいかに応じて変動します。
梱包資材やそれにかかる費用
ネットショップの商品を発送するためには梱包が必要なため、それらを用意するための費用も必要です。
梱包資材には、たとえば以下のようなものがあります。
ダンボール
ビニール
封筒
折りたたみボックス
その他にも、封をするためのガムテープや、商品を守るための緩衝材(エアクッションやプチプチ)などが必要な場合もあるでしょう。
これらの梱包資材は、商品を販売しつづけるのであれば継続的に必要になります。そのため、まとめて購入することで、コストを抑えるという方法もありますよ。
事務作業にかかる費用
ネットショップの商品や発送にかかる関連費用の他に必要となるのが、事務作業にかかる費用です。
たとえば、納品書や請求書、宛名ラベルなどを発行するためには、プリンターや紙が必要になります。
個人でネットショップの開設をする場合、もともとプリンターを持っていなかったという場合もあるため、意外と注意が必要です。
また、写真を撮影する機材を用意するための費用が必要になる場合があります。例としては、カメラやライトのほかに、写真を加工するためのソフトなどが挙げられます。
とはいえ、現在はスマートフォンなどでもきれいな写真が取れることが多いため、カメラを別で用意しなくてもよいかもしれません。工夫を凝らして費用を抑えるのも手です。
必要なものの例①パソコン
ネットショップを開業するのであれば、パソコンはほぼ確実に必要となります。
メルカリなどのネットショップに出品するだけであればスマートフォンで十分ですが、自分のネットショップを作ってページデザインを編集したり、納品書や請求書を発行したりといった作業にはパソコンがおすすめです。
パソコンを所持していない場合新たに入手する必要がありますが、パソコンにもさまざまな性能のものがあることは注意しておきましょう。
ページ編集や書類の発行のみをおこなう場合にはそれほど高い性能のものは必要ありませんが、画像を処理したり動画を作成したりという場合には、作業に耐えられるスペックのものが必要です。
必要なものの例②プリンター
ネットショップで商品を発送する場合に必要なのが、プリンターです。
プリンターがあれば、納品書や請求書を発行できるほか、宛名ラベルや商品につけるシールなどを作成することもできます。1万円以下で購入できるものもあるので、簡単な印刷でよければ低コストで入手可能です。
また、プリンターを導入する場合は、印刷に使うインクも必要です。プリンター本体と合わせて、対応のインクを購入しましょう。
必要なものの例③紙・ラベル
ネットショップでプリンターで書類や宛名を印刷する際には、当然ながら紙が必要になります。
請求書や納品書であれば、A4の紙を購入すればよいでしょう。
宛名ラベルを印刷したい場合は、専用の印刷用ラベルが販売されているものを購入します。
ラベルの作成ツールサイトなどで案内されていると思いますので、それに従って購入するのがおすすめです。
エクセルなどをつかってラベルを作成することもできますが、その場合は購入したラベルにあわせて印刷範囲を調整しましょう。
必要なものの例④撮影機材
ネットショップで商品を販売する場合、品物の写真を掲載することが多いと思います。
このような場合に必要なのが、商品を撮影する機材です。
カメラやデジタルカメラのほか、スマートフォンを活用することでも、商品をきれいに撮影することができます。
また、商品はただ撮影するだけより、ライトなどを当てたり、周りの装飾を工夫したりすることでおしゃれな雰囲気や清潔感を演出できます。これにより、ユーザーの購買意欲を高めることも可能です。
さまざまな撮影方法を試して、見栄えのよい商品画像を作ってみましょう。
【個人でネットショップサイトを作る場合】構築費用やサーバー代
個人で一からネットショップサイトを構築する場合、それにかかる費用やサーバー代も必要です。
ショップの規模にもよりますが、構築費用は100万円以下から500万円程度とかなり高額になります。
構築後はサーバー代やドメイン代などの継続してかかる費用が必要ですが、これらは月1,000円〜程度のケースが多いのではないでしょうか。
初期費用は高額ですが、ランニングコストは少なめです。
ただし、導入のハードルは高く、何かあった場合のメンテナンス等にも対応する必要があることは考慮しておくとよいでしょう。
【ネットショップサービス(ECプラットフォーム)を利用する場合】利用料金
ネットショップのサイトを自分で用意する場合、構築の費用やサーバー代等がかかりますが、現在は手軽にショップを始められる便利なサービスがあります。
このようなサービスを利用する際には、初期費用、月額料金等の費用が発生します。
一方、利用するサービスによっては一部費用が無料なこともあります。たとえば、月額費用がかからないなどですね。
かわりに販売手数料が発生する、もしくは、他サービス・プランと比較して割高な場合もあります。
しかし、こういったサービスは商品が売れない限り費用がかからないため、始めやすいといえるでしょう。
このように、ネットショップを手軽に始められるサービスの場合、その利用料金がかかります。
ネットショップを開設するステップ
ネットショップを開設するために必要なステップには、以下のようなものがあります。
事業の内容を計画する
必要な許可や資格等を取得する
商品の製作や仕入れ
どのタイプのネットショップを開設するか決める
ネットショップを作成する
集客や販売等の運用を開始する
①事業の内容を計画する
まずは、どのようなネットショップを開業するか、事業計画を考えましょう。
ただ計画を考えるだけではなく、事業計画書を作成するのもおすすめです。
事業計画書は、経営の進捗管理などに役立つだけではなく、融資などを受ける際に必要になります。
事業計画書には動機や目的のほか、取り扱う商品やサービスや必要となる資金と調達の方法などの項目が必要です。
売りたい商品やリーチしたいターゲットなどを考えつつ、必要な項目を埋めていくことで方向性が定まるのではないでしょうか。
②必要な許可や資格等を取得する
ネットショップで取り扱う商品の中には、特定の許可や資格が必要な場合もあります。
たとえば、中古品を仕入れて販売する場合は、古物商の許可が必要です。
このように、ネットショップで販売したいものによっては必要な許可や資格があります。取得するものによって、取得条件、必要な資料や金額などは異なりますので、あらかじめ調べて必要ならば取得しておきましょう。
③商品の製作や仕入れ
次に、ネットショップで販売する商品を用意します。
ハンドメイド商品なら初めに製作をし、仕入れが必要なものであれば買い付けます。
注文が入ってから在庫を用意する無在庫販売というスタイルもありますが、トラブルを避けるためにもはじめは在庫を用意しておくとよいのではないでしょうか。
仕入れの方法はさまざま
ネットショップの商品を仕入れる方法としては、以下のようなものが挙げられます。
ネットで仕入れる
メーカーや作家と交渉
卸問屋などで購入
輸入
OEMを利用する など
ネットで仕入れる
インターネットを活用した仕入れの方法としては、問屋などの仕入れサービスを使って仕入れるというものが挙げられます。
仕入れサイトでは卸価格で購入できるなどメリットもある一方で、特定の資格がないと購入できないパターンや卸価格で販売してもらえないといったこともあります。
たとえば、美容師資格や美容学生でないと購入できないサイトなどが一例です。
ただ、登録や仕入れにあたって上記のような資格が必要ない仕入れサイトもありますので、自分の取り扱いたい商品がどのようなサイトで仕入れられるのかチェックしてみるとよいでしょう。
このように、ネットを活用して仕入れをおこなう方法もあります。
メーカーや作家と交渉
取り扱いたい商品を作っているメーカーや作家と交渉して、商品を仕入れる方法もあります。
この場合は、直接連絡を取る必要があるため、人によってはハードルが高いと感じる場合もあるかもしれません。
相手方とよい関係が構築できるよう、連絡の際には自分の作りたいショップやターゲットなどを明確に伝えるほか、自分がどのような人間か知ってもらうためのプロフィールページなどを作成しておいてもよいでしょう。
卸問屋などで購入
商品を仕入れる方法として、実際の卸問屋などで購入するというのも選択肢です。
国内には、問屋街という問屋が並ぶ場所があります。
たとえば、東京であれば馬喰町の横山町問屋街や、浅草の花川戸の、はきもの問屋街などです。
これらの問屋街では、一般消費者が購入できる場所もあるため、立ち寄ってみてもよいかもしれません。
一方で、プロユースの品物が多い場合もあるため、むやみやたらに触ることは控えましょう。
気になる問屋街があれば、購入できる人に条件はないか、暗黙のルールはないかなどをチェックしておくと安心ですね。
輸入
海外の商品を仕入れてネットショップで販売したい場合は、輸入する必要があります。
輸入には「個人輸入」と「商業輸入」があります。個人輸入は個人で使用することを目的とした輸入で商業輸入は販売を目的に輸入することです。そのため、個人輸入したものを販売するのは法律に反します。
海外の商品は日本にはないものとしてほかと差別化ができる一方で、言語の壁や輸入に関する手続き、関税など注意すべき点が多いためややハードルが高いといえるでしょう。
OEMを利用する
OEMとは、「Original Equipment Manufacturing」の略で、オリジナル商品の製作を委託して販売する方法です。
ただ仕入れるのではなく、オリジナルの物を作って販売したい!という場合におすすめの方法で、自分で商品を作るノウハウがなかったとしても、OEMを活用すれば企画製造まで依頼することができます。
自分のブランドを作ってみたいという人は、このような方法も視野に入れてみてください。
④どのタイプのネットショップを開業するか決める
どのタイプのネットショップを開くかきめていきましょう。
サイトを一から自社で作ったりASPを利用するか、モールで出店するかなどの違いがありますので、販売する商品や自分のビジネススタイルに合わせて選択しましょう。
よりオリジナリティを求めるのであればカスタマイズ性の高い自社サイトやECサイト作成サービス、手軽かつ集客しやすい面を求めるのであればモール型の利用がおすすめです。
⑤ネットショップを作成する
選んだ方法でネットショップを作成します。
ECプラットフォーム等を使えば、テンプレートやデザインツールなどを使って、オリジナリティを出すこともできるでしょう。
運営に必要な情報を記載したり、サービスとの契約をおこなって、自分のショップを作成しましょう。
ネットショップの運営には「特定商取引法に基づく表記」の記載が必要ですので、そちらも忘れずに用意します。
⑥集客や販売などの運用を開始する
ネットショップを作成したら、運用を開始します。
商品を登録して、集客や販売を始めましょう。
選択した出店方法によっては、集客の工夫が必要になったり、そのための知識(SEO=検索して見つけてもらうための対策)を集める工程が発生することもあると思います。
出品したものがすぐに売れなくても、PDCAを回して改善していくことが大切です。
モール型の代表サービス
モール型のネットショップとして代表的なサービスには、以下のようなものが挙げられます。
Amazon
楽天市場
Yahoo!ショッピング
プランや利用料金については、記事作成現在調査したものになります。
最新情報については、各サービスの公式サイトをご確認ください。
Amazon
引用:Amazon
Amazonは、ユーザー数が3億を超える世界最大級のモール型ネットショッピングサイトです。
Amazonでは、商品の出品登録だけではなく、ブランド登録という形でブランド固有のストアページを作成することもできます。ストアページは画像や動画等を組み合わせてデザインできるため、通常のAmazonのページとは異なるオリジナルの雰囲気を演出できるでしょう。
Amazonで出店する場合、FBA(フルフィルメント by Amazon)というサービスなどを利用することもできます。FBAは、商品の梱包や配送を代行してもらうことができるサービスです。有料ですが、商品の販売数が多い場合に役立つサポートではないでしょうか。
【プラン・料金】
小口出品:100円/商品 + 販売手数料
大口出品:4,900円/月 + 販売手数料
販売手数料:主に8〜15%
FBA配送代行手数料:222〜5,559円
FBA在庫保管手数料:3.10〜10.087円
その他手数料
【機能・サービス】
自社ブランド登録
FBA
広告
出品アプリあり など
楽天市場
引用:楽天市場
楽天市場も、Amazonと並んで知名度の高いネットショッピングサイトです。
楽天市場の場合もモール型ですが、出品方式がAmazonよりも「出店」というイメージが強く、店舗の印象も残りやすいのが特徴といえます。これは、実際の商品ページを見るとわかりやすいのではないでしょうか。
その他の楽天市場の特色としては、ECコンサルタントや売上アップのための特別プログラムが用意されていることなどが挙げられます。
一方、楽天市場で出店する場合、楽天ポイントの原資負担など、他のサービスとは異なる手数料がかかるケースがあります。
【プラン・料金】
初期登録費用:60,000円
がんばれ!プラン:25,000円/月(年間一括払い)+システム利用料
スタンダードプラン:65,000円/月(半年ごとの2回分割払い)+システム利用料
メガショッププラン:130,000円/月(半年ごとの2回分割払い)+システム利用料
その他オプション料金
【機能・サービス】
ECサポート
店舗運営システム
ページ制作サービス
販売促進ツール
集客ツール など
Yahoo!ショッピング
引用:Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングは、初期費用無料でネットショップを開業できるサービスです。
初期費用のほかに、月額費用や売上ロイヤリティも無料で利用できるため、低コストでモール型のネットショップに挑戦したいという方にもおすすめといえるでしょう。
ストアポイント原資やアフェリエイト、キャンペーンにかかる費用については発生しますが、比較的はじめやすいのではないでしょうか。
モール型大手の集客力がありながら低コストで利用できるのがメリットです。
【プラン・料金】
初期費用:無料
月額料金:無料
売上ロイヤリティ:無料
ストアポイント原資負担:1〜15%
キャンペーン原資負担:1.5%〜
アフェリエイトパートナー費用:1〜50%
アフェリエイト手数料:アフェリエイトパートナー報酬の30%
【機能・サービス】
ストア作成ツール
クーポン発行
ポイント倍率等のカスタマイズ
商品管理
在庫管理
メール配信
電話サポート など
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ネットショップ作成のおすすめサービス
この項目では、ネットショップを開設できるおすすめサービスを紹介します。
今回紹介するのは以下のサービスです。
BASE
カラーミーショップ
STORES
makeshop
おちゃのこネット
Wix
Square
easy my shop
以下の項目からそれぞれのサービスについて具体的な機能や料金などを確認することができます。気になるサービスがあったらぜひチェックしてみてくださいね。
BASE
引用:BASE
BASEは、売れるまで無料で利用できるネットショップ作成サービスです。
プランは2つあり、月商やシーズンオフなどに合わせて適したものを選択することができますが、どちらのプランであってもすべての機能を利用することができます。
オーナーの業務効率化を目指したAI機能等が揃っているため、コア業務に集中しやすいというのも特徴。
また、BASEでは、個人がネットショップを開く際に便利な、住所非公開設定なども利用できます。これを利用することで、住所を公開したくないという場合に、代わりに運営会社の住所を記載することが可能です。
【プラン・料金】
-
スタンダードプラン:
初期費用:無料
月額費用:無料
-
商品が売れた時:
決済手数料:3.6%+40円
サービス利用料:3%
-
グロースプラン:
初期費用:無料
月額費用:16,580円
-
商品が売れた時:
決済手数料:2.9円
サービス利用料:無料
【機能・サービス】
-
集客
Instagram販売・広告
TikTok商品連携・広告
Google商品連携・広告 など
-
販売方法
予約販売
抽選販売
シークレットEC など
-
マーケティング
Google Analytics
広告効果測定
HTMLタグ管理 など
-
顧客管理
メールマガジン
注文データダウンロード
アンケート など
-
運営効率化
CSV商品管理
送り状データダウンロード
かんたん発送 など
カラーミーショップ
引用:カラーミーショップ
カラーミーショップは、販売手数料0円で利用できるECプラットフォームです。
事業のフェーズに合わせて3つのプランを選べるほか、気軽に始められるフリープランもあります。
また、完全無料、サーバー・ドメイン契約も不要でWordPressを導入できるなど、SEO強化による集客力アップも可能なのが魅力です。
ショップページのデザインについては、基本テンプレートが80種類以上あるほか、自由度の高いカスタマイズも可能となっているため、独自の世界観を表現したいという場合にもおすすめといえるでしょう。
その他にも、追加機能が必要であればアプリストアから自由に追加することが可能です。
【プラン・料金】
フリープランあり
-
レギュラー:
初期費用:3,300円
月額費用:4,950円
決済手数料:4.0%〜
Amazon連携:1,100円〜
卸販売:3,190円〜
受注作成:550円〜
-
ラージ:
初期費用:3,300円
月額費用:9,595円
決済手数料:4.0%〜
Amazon連携:無料
卸販売:無料
受注作成:無料
-
プレミアム:
初期費用:22,000円
月額費用:39,600円
決済手数料:3.14%〜
Amazon連携:無料
卸販売:無料
受注作成:無料
【機能・サービス】
ショップ内検索
デザインテンプレート
スライドショー
プライバシーポリシー
おすすめ商品表示
カラーミー待合室
レビュー機能
名入れ機能
売上分析
ECアドバイザー など
STORES
引用:STORES
STORESは、無料から利用できわかりやすい操作性で、はじめやすいネットショップ作成サービスです。
実際にSTORESを利用している方からも、「シンプルで使いやすく、直感で操作できる」といった声があがっています。
専門知識や技術がなくても無料でショップを開設できるという謳い文句ですが、基本機能だけではなく本格的な機能まで利用することができるのも魅力です。
ショップのデザインテンプレートは48種類。さらにカスタマイズを加えることでオリジナリティを出すこともできます。
【プラン・料金】
-
フリープラン:
月額料金:無料
決済手数料:5%
-
ベーシックプラン:
月額料金:2,980円
決済手数料:3.6%
【機能・サービス】
-
ショップデザイン
デザインテンプレート
デザインエディタ
シール
-
販売方法
電子チケット
定期販売
ダウンロード販売 など
-
決済手段
コンビニ決済
キャリア決済
銀行振込
Paypal
後払い
楽天ペイ
PayPay残高 など
-
その他以下ジャンルの機能あり
集客
運用効率アップ
顧客対応
分析
システム
makeshop
引用:makeshop
makeshopは、600を超える豊富な機能が利用可能なネットショップ開業サービスです。
多機能であることのほかサポート体制も充実しており、法人ショップの導入実績は12,000以上。
構築から運用までしっかりとしたサポートが受けられる点が好評です。
無料で利用できる他のサービスとは異なり月額費用が発生しますが、一方でカード手数料が比較的リーズナブルであったり、サービス利用料がかからなかったりといったメリットもあります。
また、長期契約による割引等もあるため、長くショップを運営する場合には結果的にコストパフォーマンスがよいケースもあるようです。
【プラン・料金】
15日間無料体験あり
-
プレミアムプラン:
初期費用:11,000円
月額料金:12,100円
-
makeshopエンタープライズ:
初期費用:110,000円〜
月額料金:60,500円〜
【機能・サービス】
商品管理
注文管理
会員管理
会員ランク自動振り分け
再入荷通知
在庫アラート
画像サーバー
データインポート
SSL証明書
SNS連携
電話・メール・掲示板サポート など
おちゃのこネット
引用:おちゃのこネット
おちゃのこネットは、延べ90,000店以上が導入してきたネットショップ開業サービスです。
さまざまなデザインテンプレートが利用できるほか、15年のサービス運営で培われた豊富な機能が魅力。
オーダーメイドギフト対応や、カート離脱フォローなど、あったらいいなという機能が揃っています。実際に、オーダーメイド機能を活用しているはんこ屋さんの事例も掲載されています。
料金には3つのプランがあり、低コストで抑えたいスタートアップから法人として利用したい大規模ショップにも対応可能です。
専門知識がなくHPを作成できるか不安だけれど、売れるネットショップを作りたい!という人にもおすすめのサービスです。
【プラン・料金】
-
スタートアッププラン:
月額料金:無料
販売手数料:無料
決済手数料:6.6%
-
ベーシックプラン:
月額料金:3,300〜3,630円
販売手数料:無料
決済手数料:3.5%〜
-
アドバンスドプラン:
月額料金:11,000〜11,550円
販売手数料:無料
決済手数料:3.5%〜
【機能・サービス】
-
ショップ作成
レスポンシブ対応
豊富なテンプレート
SSL対応
フリーページ など
-
商品管理
商品カテゴリ
バリエーション
在庫管理
人気ランキング など
-
商品販売
高機能カート
送料設定
豊富な決済手段
ギフト対応 など
-
ショップ運用
メールマガジン
ステップメール
カート離脱フォロー
ショップclose機能 など
Wix
引用:Wix
Wixは、ネットショップだけではなくポートフォリオやブログなど、さまざまなサイトページを作成することができるサービスです。
Wixはノーコードで直感的に操作できるのが特徴で、無料で始めることもできるため試しにネットショップを作ってみたいという方にもおすすめ。
デザインテンプレートはなんと900種類以上もあるほか、それらを使わず自分で自由にデザインを作成することも可能です。
ECサイトの作成自体は無料で、月額プランに加入することで販売を開始できます。
【プラン・料金】
全プラン14日間返金保証
-
ビジネスプライム:
月額料金:12,000円
-
ビジネス:
月額料金:2,600円
-
スモールビジネス:
月額料金:2,100円
-
パーソナル:
月額料金:1,200円
【機能・サービス】
-
売上アップ
ギフトカード
クーポン
定期購入 など
-
分析
アクセス解析
購買の動機 など
-
SEO対策
SEOツール など
-
多言語機能
自動翻訳ツール
通貨換算表示機能 など
Square
引用:Square
Squareは、オンラインオーダーに特化したネットショップ作成ツールです。
特定商品をアピールしたり、セールやキャンペーンを自動で開始したりと、ユーザーの関心を高める機能が豊富に利用できます。
また、Squareは、オンラインショップと実店舗の連携がスムーズなのも特徴です。Squareを利用すれば、1つのツールで両方のデータを同期することができます。
アプリのような操作感で買い物できるため、スマートフォンを主に利用する層でも購入しやすいというのも特徴。
デザインテーマは業種別にさまざまな物が用意されているため、自分のショップにあったものを選ぶことができます。
【プラン・料金】
-
フリー:
月額料金:0円
決済手数料:3.6%
-
プラス:
月額料金:3,375円
決済手数料:3.6%
-
プレミアム:
月額料金:9,180円
決済手数料:3.3%
【機能・サービス】
-
サイトデザイン
ウェブサイトビルダー
カスタムドメイン
カスタム埋め込みコード など
-
販売
ソーシャルメディアでの販売
複数サイト・店舗管理
年齢確認ポップアップ など
-
注文
店内受け取り
QRコード注文
予約注文 など
-
会計
PayPal
カゴ落ち対策
ギフトオプション など
-
その他以下ジャンルの機能あり
商品・カタログ
マーケティング
アナリティクス
サポート
easy my shop
引用:easy my shop
easy my shopは、運用しやすくオーダーメイド商品に強いECプラットフォームです。
お得なセット販売や定期購入等にも対応しているため、販売方法の幅が広く便利なのが特徴。
機能は制限されますが、無料から始められます。
困ったときは、検索で解決方法を探せる「おたすけマイショップ」のほか、開店代行やお問い合わせサポートといったサービスも利用可能です。
その他にも、創作品モール「あるる」に無料掲載できるサービスがあるため、集客が不安な人も安心して使うことができるのではないでしょうか。
【プラン・料金】
無料版あり
-
スタンダード:
初期費用:3,300円
月額料金:2,970〜3,300円
-
プロフェッショナル
初期費用:3,300円
月額料金:5,940〜6,600円
-
カートプラン
初期費用:3,300円
月額料金:1,980〜2,200円
【機能・サービス】
高画質な商品画像を登録可能
画像ズーム
商品画像50枚以上登録可能
動画
スライドショー
レスポンシブ対応
タグ指定
Facebook
Instagram
配送方法選択 など
関連記事:【ネットショップ運営】自宅住所を知られたくない!解決策を紹介 | MailMate
ネットショップ開設サービスを選ぶときのポイント
ネットショップを開設できるサービスは数多く、どれも魅力的なものばかりです。
そこで、本項目では、サービスを選ぶ際にチェックすべきポイントを紹介します。
たとえば、以下のような点に着目すると、自分に適したサービスを選べるのではないでしょうか。
コストと必要な機能のバランス
使いやすさとカスタマイズ性のバランス
多くの決済方法に対応しているか
コストと必要な機能のバランス
ネットショップ作成サービスを選ぶうえでは、コストと自分が必要とする機能のバランスを考えるのがひとつのポイントです。
「定期販売もできるし、オーダーメイドにも対応しているし、いずれはあの機能やこんな機能も使いたい!」と豊富な機能が揃ったサービスに惹かれる方もいると思いますが、売上が安定しないうちに高いコストをかけすぎてしまうのはおすすめしません。
低コストでも多くの機能を使えるものや、必要な機能が大体揃っているサービスもあると思いますので、バランスを考えながら選択することで運営を安定させることができるでしょう。
使いやすさとカスタマイズ性のバランス
ネットショップ作成サービスは、比較的どのサービスを選んでも使いやすさに配慮されていると思います。
一方で、誰でも手軽に使える操作性はあるものの、デザイン等のカスタマイズ性に限りがあるケースもあるでしょう。
自分がどのような機能・デザインのネットショップを作成したいのかによりますが、システムの使い方などに抵抗がない場合は高度なカスタマイズが可能なサービスを選んでもよいですし、そうでない場合は使いやすさに特化したものを選択するのがおすすめです。
多くの決済方法に対応しているか
多くの決済方法に対応しているかどうかも、ネットショップで大切なポイントです。
なぜなら、自分の希望する決済手段がないという理由で買い物をやめてしまうユーザーもいるからですね。
ネットショップでショッピングする時、○○Payで支払いたいけれど対応していない!ということはないでしょうか。そうすると、買うのが面倒になってしまったり、他のところで同じ商品があればそちらで買おうかな、ということになったりしますよね。
現在は多くのネットショップ作成サービスがさまざまな決済方法に対応していますが、自分が販売したい商品のターゲットが使いそうな決済手段が使えるかどうか、念のため確認しておくのがおすすめです。
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ネットショップを開業する時の注意点!失敗を防ぐために
こちらの項目では、ネットショップを開業するうえで注意すべき点についてまとめています。
商品は販売可能か
特定商取引法に基づく表記
信頼される取引を
売上の管理
税金関連
商品が販売可能かチェック!資格や許可が必要な場合も
販売したい商品が、取引可能であるかチェックしておきましょう。
品物の中には、取引が禁止されているものや、取り扱いに許可や資格が必要な場合があります。
販売してはいけないものには、盗品や他人の名誉を毀損するもの、法律で禁止されているものなどが挙げられます。
また、たとえば、中古品などを営利目的で購入販売する場合、古物商の許可が必要です。
販売する商品と取り扱いに必要な資格や許可の例について、以下の表にまとめました。
販売する商品 |
必要な許可や資格 |
---|---|
食品 |
食品衛生責任者・食品衛生法に基づく営業許可 |
酒類(アルコール度数1%以上) |
一般酒類小売業許可・通信販売酒類小売業免許 |
化粧品 |
化粧品製造業許可・化粧品製造販売業許可 |
医薬品 |
医薬品販売許可・特定販売許可届出・薬局開設許可・登録販売者・薬剤師等 |
中古品 |
古物商許可 |
医療機器やコンタクトレンズ |
高度管理医療機器などの販売業の許可 |
たばこ |
たばこ事業法に基づく許可等 |
このように、商品によっては特別な許可等が必要な場合もありますので、必ず事前にチェックしておきましょう。
特定商取引法に基づく表記を忘れずに
ネットショップには、特定商取引法に基づく表記を記載しなければなりません。
特定商取引法とは、特商法とも呼ばれ、消費者を取引のトラブルから守るための決まりです。特商法は、訪問販売やエステなど、消費者とトラブルが発生しやすい取引を対象として定められています。
ネットショップは、特定商取引法の対象となる「通信販売」に当たるため、事業者の氏名や住所といった情報等を記載する必要があるのです。
特定商取引法でネットショップに記載すべき項目
特定商取引法に基づく表記で記載すべき項目には以下のようなものがあります。
事業者の氏名(代表責任者等)
事業者の住所・電話番号
商品の販売価格(「各商品のページに記載」等)
支払い方法と時期(クレジットカード・コンビニ決済等)
商品の引渡し時期(注文から何日以内に発送など)
返品・交換についての規定(対応方法、期限、送料等)
古物商許可の番号等
信頼される取引を
ネットショップを運営する上では、顧客に信頼される取引をこころがけましょう。
なぜなら、商品は発送して終わりではなく、ユーザーに届いてより良い体験を提供することで信頼関係や新規顧客につながる評価を生み出すためです。
ネットショップでは、商品レビューや店舗の評価を書き込んだりチェックしたりすることができますよね。
レビューを見て、悪い評価がついているのを見て不安になり、他の商品を検討したことはないでしょうか。
反対に、評価に問題がなさそうであれば、信用してお買い物をすることができます。
安心して多くの人に商品を購入してもらうためには、以下のような点に注意しましょう。
商品の管理を怠らない
個人でネットショップを開設する場合、商品の管理には要注意です。
個人の場合、商品によっては自宅保管が可能ですが、生活空間と同じ場所に保管していると、破損や汚れ、ニオイ移りなど、さまざまな問題が発生しやすくなります。
できる限り商品を生活空間とは分けて、ラックなどに整列させて保管しましょう。
また、在庫数の管理にも注意が必要です。個人で管理している場合は、在庫数のカウントミスなども起こりやすいため、可能であれば在庫管理システムやサービスの力を借りるのもおすすめです。在庫切れや在庫の余り過ぎにも注意しましょう。
注文があったらすばやく対応、発送する
注文があったらすばやく発送することも、信頼されるショップとして大切なポイントです。
一度注文してなかなか商品が届かなかったら、次はほかのショップで頼もうと考える人もいるでしょう。
いわゆる無在庫販売などは注文を受けてから発注する仕組みで、在庫をかかえずにすみますが、一方で発送は遅くなるため、上記のような方に買ってもらうことができません。
新規・リピーターを獲得するためにも、迅速な対応は重要なのです。
梱包は商品の破損がないよう丁寧に
ネットショップで注文を受けたら、商品を丁寧に梱包して発送しましょう。
これは、保管しているときは問題がなくても、配送中の衝撃などで商品が破損してしまうことも考えられるためです。
注文した商品が届き、箱を開けたら壊れていたら、たとえ返品が可能であったり交換してもらえたりしても、良い体験にはならないでしょう。
そのため、商品は緩衝材やビニール等でできる限り丁寧に保護して発送する必要があります。
レビュー(口コミ)を書いてもらう
ユーザーに安心してお買い物をしてもらうために、レビューを書いてもらうことも重要です。
気になる商品を見かけたけど、どんな使用感だったか、安心して買えるかわからない……となると、すぐに購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか。
このようなことを防ぐためにも、購入者からレビューを書いてもらうのがおすすめです。
レビューを書く、というのは時間を使うことなので、書いた人にメリットがあるようにするのもよいでしょう。
たとえば、クーポンやポイントのプレゼントなどですね。
一方で、高い評価がほしいあまり「高評価してくれるならおまけをつける」といった施策を打つのは信頼感を損なうためおすすめできません。
カゴ落ち対策をおこなう
カゴ落ち対策をおこなうことで、売上を改善できるほか、結果的にユーザーの購入体験を良好にし、信頼感を高めることができるでしょう。
カゴ落ちというのは、商品をカゴ(カート)に入れたものの購入せずに終わってしまうことです。買おうと思ったけど、やっぱりやめた、ということですね。
カゴ落ちの原因としては、送料を含めたら意外と値段が高かったというケースのほか、購入ステップが多い・面倒で購入をやめたというものも考えられます。
これらのハードルを解消することで消費者がスムーズに買い物しやすくなり、ショップへの信頼感を高めることができるでしょう。
カゴ落ち対策の例
カゴ落ち対策の例としては、以下のようなものが挙げられます。
アカウント登録をしなくても購入できるようにする
送料を無料にするまたは事前にわかるようにする
配送方法を複数用意する
決済方法を複数用意する
カゴ落ちメールを配信する など
とくに、はじめてのショップで買い物をする時、商品をカゴに入れていざ注文しよう!というところで「アカウント登録が必要です」と表示され面倒になってしまう人は多いかもしれません。登録しなくても購入できたり、他サービスの情報を利用した注文を可能にするなどの対策がおすすめです。
その他にも、上記に記載した対策は購入のハードルを下げてくれるため、カゴ落ちを防ぎたい場合は取り入れてみるとよいでしょう。
売上の管理
ネットショップで商売をするうえでは、売上の管理も欠かせません。
売上管理をすることで、さまざまな分析が可能になり、さらに利益を伸ばすことにつながるためです。
まずは、売上目標を日毎、月毎、四半期毎……と設定します。
売上目標を設定したら、実際の売上結果や、商品別の売上等をチェックしましょう。これを繰り返すことで、どのような商品が売れ筋か明確になるほか、時期に応じてセールやキャンペーンといった施策を打てるようになります。
税金関連に注意
ネットショップを個人で運営する場合、会社で働くケースとは違い、自分で納税や確定申告をおこなう必要があります。
そのほかにも、ショップの形態によっては、輸入したものを販売するなどで関税等が発生することもあり、税金関連で注意する点も多いでしょう。
本項目では、ネットショップを運営するうえで気をつけるべき税金関連の注意点について解説しています。
確定申告を忘れない
輸入する場合は関税に注意
確定申告を忘れない
確定申告は、所得に対して課税される所得税を申告することです。
会社員の場合は、会社がおこなう年末調整が確定申告の代わりとなりますが、個人の場合は自分で申告する必要があります。
確定申告をしなければならないのは、副業であれば所得が20万円を超える場合です。
本業の場合は、所得から所得控除額を引いて課税所得額を算出し、さらに所得税の税率をかけたものが所得税の額となります。
輸入する場合は関税に注意
海外から品物を仕入れる場合、関税がかかることがあるため注意が必要です。
関税は、輸入品に課せられる税金のことで、「商品の課税価格×関税率」で計算され、商品の価格または関税率が高いほど税金が高額になります。
具体的な関税額は輸入するものや国、用途によって異なりますので、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
知識やサービスを活用してネットショップを開設しよう
今回は、ネットショップを開設するための基礎知識やステップを紹介しました。
ネットショップを開業して利益を伸ばすためには、商品のリサーチや管理だけではなく、ユーザーの信頼を得るために丁寧で迅速な対応が必要です。
ショップを開設するだけであれば、手軽にネットショップを作ることができるシステムもたくさんあるため、まずはやってみるということもしやすいのではないでしょうか。
一方で、特定商取引法に基づく表記や税金関連など、守らなければならない部分や確認が必要な部分も多いため、注意が必要です。
サービスに頼れる部分は頼りつつ、必要な知識を身に着けて自分だけのネットショップを立ち上げましょう!
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