【個人】ネットショップ開業初心者必見!目的別のおすすめサービスを解説
ネットショップが手軽に作れる時代となり、次々と便利なサービスが登場しています。
そんな中、個人でネットショップを始めたいけれど、サービスやアプリが多くてどこがいいのか悩んでいませんか?
結局、どのサービスがおすすめ?
人気のネットショップ作成サービスはどれ?
目的やほしい機能別のおすすめが知りたい
本記事では、上記のようなお悩みをお持ちの方に向けて、目的ごとにおすすめのネットショップサービスを紹介しています。
快適にネットショップを出店したい!という方は、ぜひこちらの記事で自分に合うサービスを発見してみてくださいね。
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ネットショップ選びはなぜ重要?開業で失敗しないために
ネットショップを開業するなら、どこでショップを開くか、どのサービスを利用するかは重要なポイントとなってきます。
なぜなら、選んだ方法やサービスによって、集客の難易度やデザインの自由度、操作のやりやすさが異なるためです。
時間があれば、さまざまなサービスを利用してみて自分に合う物を見つけたり、最初に選んだプラットフォームに慣れて使いこなせるようになったりというのもよいと思います。
しかし、せっかくであれば自分に合いそうな傾向のサービスを選択して、運営に集中したいという方も多いのではないでしょうか。
合わないサービスを選択したことによってつまづかないためにも、ネットショップ選びは重要です。
ネットショップ【個人】おすすめの開業方法は2種類
個人がネットショップ(ECサイト)を開業する場合におすすめの方法としては、以下の2つが挙げられます。
モール型で出店する
作成サービスを利用してネットショップを立ち上げる
目的によって向いている方法が異なるため、それぞれがどのような方法なのか知っておくだけでもスムーズに開業を進めることができますよ。
以下にそれぞれの開業方法に対する比較表を記載したのち、各方法の具体的な説明やメリット・デメリットを解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
モール型 |
ネットショップ 作成サービス |
|
---|---|---|
集客力 |
◎ |
△ |
手軽さ |
○ |
◎ |
カスタマイズ性 |
△ |
○ |
モール型で出店する
個人がネットショップの開業をする方法として、モール型のサイトで出店するというものが挙げられます。
「モール型」というのは何か?を簡単に説明すると、Amazonのような一つのサイト内にさまざまなショップの商品が集まっているようなタイプの方式です。
モール型のメリット
モール型のメリットで一番大きいのが、集客力が高いという点です。
商品を販売するうえで、集客というのは非常に大切なポイントですよね。
お店があって、商品があっても、お客様がいないと商売は成り立ちません。
その点、モール型には、商品を探すユーザーがたくさん集まっています。
モールを利用するユーザーは、特定のショップを見に来ているというよりは、商品そのものを探していることが多いため、ブランド力が低い場合でも商品が検索に引っかかれば購入してもらえる可能性があるのです。
関連記事:個人でネットショップ開設!基礎知識や開業におすすめのサービスを紹介
モール型のデメリット
モール型のデメリットは、おもに以下の2点です。
価格競争が起きやすい
自分のショップを覚えてもらいにくい
価格競争が起きやすい
価格競争が起きやすいというのも、モール型のデメリットのひとつです。
モール型のサイトでは、商品で検索するとさまざまなショップの出品物が一覧で出てきます。
たとえば、除菌シートをAmazonなどの検索ボックスに入れるとたくさんの商品が出てきます。
中には同じ商品を異なるショップが出品していることもありますよね。
この中で、自分のショップでアイテムを購入してもらうためには、他ショップとの差別化が必要です。
同じ商品がたくさん出てきたら、値段が安い方を選ぶ人も多いのではないでしょうか。
すると、店舗は送料無料にしたり、商品の価格を下げたりして差別化を図るため、価格の面で競争が発生しやすいのです。
自分のショップを覚えてもらいにくい
モール型のもう一つのデメリットは、自分のショップを覚えてもらいにくいということです。
理由としては、ECモールの場合はショップよりも商品そのものを探しに来るユーザーが多いということがいえるでしょう。
モール型のサイトの見た目も統一されていることが多く、どのショップを見ても同じようなデザインで、〇〇ショップで買った!というよりは、Amazonで買った!というイメージがつきやすいのです。
もちろん、モール型でも自ショップのページを作ってカスタマイズすることができるものもあります。
とはいえ、自分のショップを立ち上げるほうが、モール型よりも自店舗の認識度を上げやすいかもしれません。
作成サービスを利用してネットショップを立ち上げる
ネットショップの作成をするためのサービスを利用して開業する方法も手軽でおすすめです。
これらの作成サービスは、ASPとか、ECプラットフォームといった呼び方をすることもあります。
このような単語は専門用語という感じでわかりづらいと思う方もいるかもしれませんが、要は「ネットショップを立ち上げるための機能・場所を提供してくれるシステムやサービス」ということです。
テンプレートなどが用意されている場合がほとんどです。
無料と有料のサービスがありますので、ほしい機能や予算によって選ぶとよいでしょう。
作成サービスを使うメリット
ネットショップの作成サービスを使うメリットには、以下のようなものがあります。
手軽に自分のショップが作れる
テンプレートなどでカスタマイズ可能
手軽に自分のネットショップが作れる
ECプラットフォーム・ASPといったネットショップ作成サービスを利用すると、専門知識がない人でも手軽に自分のショップサイトを作ることができます。
該当のサービスの案内に従って登録し必要事項を入力するだけでショップができるサービスも多いので、難しそうで抵抗がある、という方でも安心です。
このように、思い立ったら簡単に・すぐにショップを立ち上げることができるというのは、ネットショップ作成サービスのメリットではないでしょうか。
テンプレートなどでカスタマイズ可能
ネットショップ作成サービスでは、自分のショップのオリジナリティを出すために、テンプレートなどを使ったカスタマイズが可能になっています。
直感的な操作でデザインの配置を変更できるといったサービスもありますので、ブランドの雰囲気に合わせた自分なりのデザインを作成することも可能です。
テンプレートの数やカスタマイズ性についてはそれぞれのサービスで異なりますので、自分がどのようなショップを作りたいかに合わせて選択しましょう!
作成サービスを使うデメリット
作成サービスを使ってネットショップ立ち上げる場合のデメリットは、集客力です。
ネットショップ作成サービスを使って作成したショップは、場合によってはモール型と比較して集客力が劣るケースがあります。
モール型では、ユーザーはモールサイトの検索一覧から自ショップの商品を見に来ることが多いですよね。
一方、ECプラットフォーム等で作成したサイトは、ブラウザから商品名で検索しても他のサイトやモールに埋もれ、なかなか見つけてもらえないことがあります。
そのため、自分のECサイトを見つけてもらうためには、サービスで提供されている機能やSNSなどを活用するといった工夫が必要になることもあるのです。
一から構築する方法もあるが、個人にはハードルが高い
自分でサーバー等を用意して一からネットショップを構築する方法もありますが、個人でおこなうにはハードルが高くおすすめできません。
この方法では、専門知識が必要となるほか、初期費用も数十万〜数百万と高額になる可能性もあります。
特別な理由がなければ、モール型での出店やECプラットフォーム等のネットショップ作成サービスを利用したショップの立ち上げが手軽でおすすめです。
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人気のネットショップ開業サービス一覧
こちらの項目では、ネットショップを開業するために使える人気のサービスをご紹介します。
以下のように、ネットショップの開設方法タイプ別に分けて紹介しているため、どんなサービスがあるか知りたいという人はぜひ参考にしてみてくださいね。
モール型
ネットショップ作成サービス
モール型
モール型のネットショップ開業サービスには、以下のようなものがあります。
Amazon
楽天市場
Yahoo!ショッピング
Amazon
引用:Amazon
Amazonは、モール型の中でも世界最大規模のサイトです。
Amazonを利用して買い物するユーザーは世界で3億人以上。たくさんの人にリーチしたいという場合にピッタリのプラットフォームです。
また、ブランド登録によるショップページ作成も可能で、2021年時点では70万件以上ものブランドが登録・出店しています。
その他にも、Amazonでは、配送やカスタマーサービスを任せられるサービスであるFBA(フルフィルメント by Amazon)を利用して、運営を効率化させることも可能です。
楽天市場
引用:楽天市場
楽天市場も、利用者の多いモール型サイトです。
出店数は現在57,000以上。利用者(楽天ID)数は1億以上という圧倒的な集客力を誇っています。
楽天市場は、
「ネットショップはお客様に商品を直接手にとってもらうことができないため、ネットショップならではの売り方を工夫する必要がある」
とし、販売ノウハウやECコンサルタントなどの充実のサポートが用意されています。
また、販促ツールにも優れ、店舗ページを自由にデザインできる機能もあるため、ブランディングを強めたいという場合にもおすすめです。
Yahoo!ショッピング
引用:Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングは、国内最多の約120万もの出店数を誇るモール型サイトです。
初期費用や月額料金が無料ということから、費用を気にせずネットショップを運営できるのが人気の一因ではないでしょうか。
また、Yahooが展開するYahoo! JAPANやPayPay・LINEなど、利用者数が非常に多いプラットフォームからもリーチできるというのも大きな強みです。
店舗数が圧倒的に多いため競争は激しいとされていますが、低コストで始められるので、手軽に出店してみてもよいのではないでしょうか。
ネットショップ作成サービス(ASPカート等)
ネットショップの作成サービスには、以下のようなものがあります。
BASE(ベイス)
メルカリShops
カラーミーショップ
STORES(ストアーズ)
Shopify(ショッピファイ)
らくうるカート
makeshop(メイクショップ)
easy my shop(イージーマイショップ)
BASE(ベイス)
引用:BASE(ベイス)
BASE(ベイス)は、2024年現在210万店舗以上がショップを開設している無料のネットショップ作成サービスです。
ネットショップ開設サービスの調査でも
「クリエイターに選ばれている」
「売上を伸ばしやすい」
「今後も利用したい」
といった6つの項目でNo.1を獲得するなど、ユーザーから好評のサービスのようですね。
初期費用が無料で始められるほか、決済手数料もプランによっては業界最安基準で、低コストでショップを運営したいという方にもおすすめです。
【プラン・料金】
-
スタンダードプラン:
初期費用・月額費用:無料
決済手数料:3.6%+40円
サービス利用料:3%
-
グロースプラン:
初期費用:無料
月額費用:16,580〜19,980円
決済手数料:2.9%
サービス手数料:無料
【機能・サービス】
予約販売
抽選販売
Instagram販売・広告
TikTok商品連携・広告
Google商品連携・広告
効果測定
アンケート など
メルカリShops
引用:メルカリShops
メルカリShopsは、月額固定費0円でECサイト(ネットショップ)を開設できるサービスです。
メルカリShopsで出店すると、毎月2,300万人以上が利用するフリマアプリ「メルカリ」に出品することができるため、多くの人にリーチできます。
メルカリが個人のみが出品可能であるのに対し、メルカリShopsでは個人事業主や法人が出品可能であるほか、商品設定の柔軟性や複数人での運営等が可能です。
また、メルカリでおこなわれることの多い「値下げ交渉」が不可能なため、出品者が設定した値段で購入してもらうことができるなど、両者にはさまざまな違いがあります。
【プラン・料金】
月額料金:無料
販売手数料:販売価格の10%
【機能・サービス】
API連携
商品のCSV一括登録
タイムセール機能
クーポン機能
特集参加機能
ショップデザイン編集
フォロー・いいね・評価 など
カラーミーショップ
引用:カラーミーショップ
カラーミーショップは、高いカスタマイズ性やコストパフォーマンスを誇るネットショップ作成サービスです。
フリープランに加えて3つのプランがあり、目的に適したものを選択することができます。
また、集客を強化するWordPressの導入も手軽にできるのが特徴です。
決済がすばやくできるAmazon Payを無料で導入することができるため、カゴ落ちの対策もバッチリとなっています。
テンプレートは80種類以上ある上、それに加えてカスタマイズに対応しているため、自分のショップを思うように表現できるのも強みです。
【プラン・料金】
フリープランあり
-
レギュラー:
初期費用:3,300円
月額料金:4,950円
決済手数料:3.4%〜
-
ラージ:
初期費用:3,300円
月額料金:9,595円
決済手数料:3.19%〜
-
プレミアム:
初期費用:22,000円
月額料金:39,600円
決済手数料:2.99%〜
【機能・サービス】
複数配送先設定
定期購入機能
にぎわい演出
待合室機能
WordPress無料導入
Amazon Pay無料導入 など
STORES(ストアーズ)
引用:STORES(ストアーズ)
STORES(ストアーズ)は、毎月1万ショップが開設しているネットショップ作成サービスです。
「はじめての人も いますぐ、かんたんに」
というフレーズのとおり、パソコンでもスマホでも、手軽に無料でネットショップ開設をすることができます。
料金プランは月額費用が無料と有料のものがあり、目的に合わせて選択可能。
ネットショップの運営に必要な機能も一通り揃っているため、手軽だけどきちんとしたショップが作りたいと考えている人にもおすすめです。
【プラン・料金】
-
フリープラン:
月額料金:無料
決済手数料:5%(2024年7月1日より5.5%へ)
-
ベーシックプラン:
月額料金:2,980〜3,480円
決済手数料:3.6〜3.9%
【機能・サービス】
ショップデザイン機能
電子チケット
定期販売
まとめ割引
販売期間設定
再入荷リクエスト など
Shopify(ショッピファイ)
引用:Shopify(ショッピファイ)
Shopify(ショッピファイ)は、カナダ生まれの人気ECサイト作成サービスです。
シンプルで使いやすいことに加えて、デザインや機能の拡張性も高いのが特徴。
Shopifyアプリを追加すれば、ほしい機能を手軽に導入することができます。
Amazonや楽天市場、インスタやFacebookといったさまざまなチャネルと連携できるため、複数サービスで店舗を展開したいと考えている方にもおすすめです。
【プラン・料金】
無料体験あり
-
ベーシック:
月額料金:3,650〜4,850円
決済手数料:3.55〜3.9%
-
スタンダード:
月額料金:10,100〜13,500円
決済手数料:3.4〜3.85%
-
プレミアム:
月額料金:44,000〜58,500円
決済手数料:3.25〜3.8%
-
Plus:
月額料金:$2,300 USD
決済手数料:2.9〜3.75%
【機能・サービス】
24時間サポート
ストア分析
カスタムアプリ
クーポン・ギフトカード
カゴ落ち対策メール
外部サービスの配送料計算 など
おすすめ記事:【Shopify】配送日時指定の方法を解説!おすすめアプリもご紹介
らくうるカート
引用:らくうるカート
らくうるカートは、クロネコヤマトが提供するネットショップ作成サービスです。
らくうるカートの大きな特徴は、配送や決済などのさまざまな連携がヤマトグループ内で完結できること。
複数のサービスツールをそれぞれの管理画面で運用しなくても、らくうるカートでは1つの管理画面でショップ運営が可能です。
らくうるカートは個人事業主・法人を対象としたサービスですが、個人でも登録することができます。
その場合は、個人事業主としての登録になるとのことです。
【プラン・料金】
30日間無料体験あり
-
ライトプラン:
初期費用:3,300円
登録料:3,960円/年(月あたり330円)
プラン変更料:なし
利用手数料:1.1%
一次産品オプション:✕
-
レギュラープラン:
初期費用:5,500円
登録料:39,600円/年(月あたり3,300円)
プラン変更料:37,950円/年
利用手数料:1.1%
一次産品オプション:26,400円/年
-
アドバンスプラン:
初期費用:11,000円
登録料:171,600円/年(月あたり14,300円)
プラン変更料:171,600円/年
利用手数料:1.1%
一次産品オプション:26,400円/年
【機能・サービス】
定期購入
QRかんたん販売
一次産品オプション
デザインテンプレート
HTML/CSS編集
SNS連携 など
ヤマト運輸の送り状発行サービスについては「【2024年6月〜】B2クラウドAPIとは?概要やメリットを解説」の記事をご参考ください。
makeshop(メイクショップ)
引用:makeshop(メイクショップ)
makeshop(メイクショップ)は、豊富なサービスや機能数を誇るネットショップ作成サービスです。
また、売上手数料0円、決済手数料も3.14%〜で業界最安水準と、コストパフォーマンスに優れているのも特徴。
その他にも、海外販売にも対応した機能が豊富など、さまざまなショップのニーズに応えるサービスとなっています。
法人導入実績は12,000以上と記載がありますが、個人でも利用可能です。
【プラン・料金】
-
プレミアムプラン:
初期費用:11,000円
月額料金:12,100円
-
makeshopエンタープライズ:
初期費用:111,000円〜
月額料金:60,500円〜
【機能・サービス】
会員ランク自動振り分け
再入荷通知
在庫アラート
SNS連携
越境EC・海外販売
WEB接客クーポン など
easy my shop(イージーマイショップ)
引用:easy my shop(イージーマイショップ)
easy my shop(イージーマイショップ)は、オーダーメイド商品やセット販売といったショップに強いネットショップ作成サービスです。
直感的に操作できる管理画面や、テンプレートを用いたかんたんレイアウトなど、使いやすさも抜群。
簡単なのに、名入れや細かなカスタムオーダーといったほしい機能が揃っているという「かゆいところに手が届く」点も利用者から好評です。
Yahoo!ショッピングや創作品モール「あるる」と連携し、露出度を高めて集客を強められる点も特徴のひとつとなっています。
【プラン・料金】
無料版あり
-
スタンダード:
初期費用:3,300円
月額利用料:2,970〜3,300円
販売手数料:無料
-
プロフェッショナル:
初期費用:3,300円
月額利用料:5,940〜 6,600円
販売手数料:無料
-
カートプラン:
初期費用:3,300円
月額利用料:1,980〜 2,200円
販売手数料:無料
【機能・サービス】
期間限定セール
ダイナミックプライシング
オーダーメイド設定
特殊エフェクト
商品レビュー
人気ランキング など
【個人向け】目的別のおすすめネットショップサービスはこれ!
「いろいろなサービスがあるのはわかったけれど、じゃあ結局どれがいいの?」と思っている方のために、目的別のおすすめネットショップサービスを調査しました。
今回は、以下の9つの目的に合わせた、それぞれのおすすめサービスを紹介します。
難しいのは苦手。簡単操作がいい
無料で使いたいけれど、できるだけ機能が優秀だと嬉しい
機能が充実しているサービスがいい
サポート重視、困った時すぐ助けてほしい
カスタマーサポートや発送を任せられるサービスがいい
すでに利用しているSNS等と連携したい
デザイン豊富でさまざまな表現ができるサービスがいい
自分のオリジナルショップだとアピールしたい
集客重視!とにかくユーザーの目についてほしい
難しいのは苦手。簡単操作がいい
自分の作品を作っていて、全国の人に届けたい!でも、PC操作や、難しいのは苦手かも……。
という人におすすめなのが、わかりやすく操作がかんたんにできるネットショップ作成サービスです。
現在多くのサービスがあり、比較的どのサービスもわかりやすさや使いやすさを重視して作られています。
その中でも、特に使いやすさやわかりやすさを特徴として挙げているサービスには、以下のようなものがあります。
STORES
easy my shop
上記のサービスは、シンプル・初心者にも親しみやすいデザインで、使いやすいのではないでしょうか。
無料で使いたいけれど、できるだけ機能が優秀だと嬉しい
コストを抑えてネットショップを開きたい方には、無料ネットショップ作成サービスがおすすめです。
サービスの中には、商品が売れるまで利用料金がかからない、というものもありますよ。
具体的なサービスには、以下のようなものがあります。
BASE
Yahoo!ショッピング
どちらのサービスも、プランによっては固定費がかかりません。かつ、それぞれのサービスは人気があり、機能も充実しています。
機能が充実しているサービスがいい
たくさんの機能を活用できるものや、設定のカスタマイズ性が高いサービスを利用したい!
という方には、以下のようなサービスがおすすめです。
Shopify
makeshop
Shopifyでは、さまざまな機能をアプリから追加して拡張することができるため、ほしい機能を見つけたら簡単に実装することができます。
makeshopは、651もの機能があるほか、アプリストアから自由にカスタマイズすることが可能です。
サポート重視、困った時すぐ助けてほしい
ネットショップの運営は初めてで、困った時にすぐ頼れるサービスを使いたいという方には、24時間対応のサービスがおすすめです。
たとえば、Shopifyでは、ライブチャットでの24時間サポートがあると記載されています。
その他にも、以下のようにメール等であればいつでも相談を受け付けているサービスも。
BASE
カラーミーショップ
24時間体制ではないものの手厚いサポートを受けられるサービスもたくさんありますので、気になるサービスがあったらどのようなサポートを提供しているのかチェックしておきましょう。
カスタマーサポートや発送を任せられるサービスがいい
商品の製作やリサーチなどに集中したいので、発送やカスタマーサポートまで任せられるサービスがいい!という人におすすめなのは、Amazonです。
AmazonにはFBAというサービスがあり、こちらを利用することで商品の在庫管理から発送までをAmazonに委託することができます。
FBAの利用には手数料がかかりますが、公式サイトの料金シミュレーターからどのくらいのコストがかかるか確認することも可能です。
なお、発送代行を利用したいという場合、利用しているネットショップサービスとは別に委託先を探すという選択肢もありますよ。
すでに利用しているSNS等と連携したい
Instagram等のSNSと連携したい、という場合には、SNS連携機能があるネットショップ開設サービスがおすすめです。
とはいえ、以下のように、SNS連携機能は多くのネットショップサービスに備わっています。
BASE
Shopify
カラーミーショップ
STORES
楽天市場
makeshop
メルカリShops
らくうるカート など
楽天市場などはオプションを利用しなければSNS連携ができないなどの制約がありますが、多くのサービスでは連携可能なため、その他の希望条件と合わせて選ぶとよいのではないでしょうか。
関連記事:【ネットショップ】インボイス制度に対応するには?登録しなければいけない?
デザイン豊富でさまざまな表現ができるサービスがいい
デザイン豊富で、カスタマイズでいろいろな表現ができるサービスを使いたいという方は、モール型よりもネットショップ作成サービスがおすすめです。
たとえば、以下のようなサービスでは、豊富なテンプレートや柔軟なカスタマイズ性を特徴として挙げています。
カラーミーショップ
STORES
らくうるカート など
らくうるカートなどは、テンプレートでデザインを作成できるだけではなく、HTMLやCSSでのページ編集といった上級者向けの機能を備えているため、自由にページを作りたい場合に便利です。
自分のオリジナルショップだとアピールしたい
自分のオリジナルショップを作って、認識してもらいたい!という場合は、モール型よりもネットショップ作成サービスを選ぶのがおすすめです。
一方、モール型でも自ショップのページを作成することができるものはあります。
たとえば、Amazonでは、ブランドページを作成でき、カスタマイズなどをおこなえるため、自由度が高いオリジナルのページにすることも可能です。
他の機能と合わせて、どのサービスが適しているか考えるのもおすすめといえるでしょう。
集客重視!とにかくユーザーの目についてほしい
集客を重視して、とにかく購入してもらいたい!という場合は、モール型を利用するのがおすすめです。
一方で、ネットショップ作成サービスでは集客できないかというと、そういうわけではありません。
たとえば、以下のようなサービスでは、集客に関わるサービスを提供しています。
カラーミーショップ
makeshop
easy my shop など
カラーミーショップは、InstagramショッピングやGoogleへの広告などといった機能があり、集客に強いECサイト構築サービスという面を押し出しています。
また、makeshop・easy my shopも、Yahoo!ショッピング等との連携が可能で、多くのユーザーに見つけてもらう機能が備わっているため、おすすめです。
ネットショップサービス・プランの視点別ランキング
本項目では、今回紹介したサービスを、視点別でランク付けしています。
今回は、以下の視点に基づいた、5位までのランキングを作成しました。
月額料金が安いのは?
テンプレートが豊富なのは?
出店数が多いのは?
ランキングは2024年6月現在の数値をもとにしたものです。
また、具体的な数値が判明しなかったサービスについては除外していますので、ご了承ください。
こちらのランキングはあくまでも調査した数値を並べたものであり、サービスの良し悪しを測るものではありませんので、参考までにご覧いただければと思います。
月額料金ランキング
月額料金は、毎月の固定費として重要な項目です。
とくに、ネットショップを始めたばかりという場合は、商品の売上が安定しないなかでサービスの利用料金だけ支払うという状況になってしまうことも考えられますよね。
そこで、こちらの項目では、月額料金がリーズナブルな順にランキングを付けてみました。
もちろん、月額費用が高く、コストがかかっても機能の多さが魅力といったサービスもあるため、あくまで参考として目を通してみてくださいね。
ランキング詳細
Yahoo!ショッピング:無料 Amazon・小口出品:無料 BASE・スタンダードプラン:無料 メルカリShops:無料 カラーミーショップ・フリープラン:無料 STORES・フリープラン:無料 easy my shop・無料版:無料
らくうるカート・ライトプラン:月あたり330円
easy my shop・スタンダード:2,970円
STORES・ベーシックプラン:2,980円
らくうるカート・レギュラープラン:月あたり3,300円
※支払い方法等により金額が変動する場合、最低金額を記載しています。
また、カートプラン・$表記は除外しています。
テンプレート数ランキング
自分のショップをデザインするために利用できる、各サービスのテンプレート。
多くのテンプレートが用意されていれば、より理想のイメージに近づけることができます。
本項目では、各サービスが用意しているテンプレートの数を調査し、ランキングにしました。
ランキング詳細
Shopify:100種類以上
カラーミーショップ:85種類以上
STORES:48種類
easy my shop:43種類の紹介記載あり
らくうるカート:40種類
※「紹介記載あり」としたものは、公式サイト上でテンプレートの数量が明記されていないものの、テンプレート例として記載されている一覧がある場合に、筆者がカウントしたものとなります。
出店数ランキング
こちらは、ネットショップ開業サービスを出店数や開設数などでまとめたランキングです。
出店数、つまりどれだけサービスの利用者が多いかというのは、今後の各ネットショップ開業サービスの機能追加や存続に関わる項目でもあります。
また、利用者が多いサービスは、単純に使いやすさなど人気になる理由があるため、選ぶうえでの指標となるのではないでしょうか。
出店者に人気のサービスを知りたいという方はぜひチェックしてみてくださいね。
ランキング詳細
BASE:210万店舗以上(開設)
Yahoo!ショッピング:120万店舗以上
Shopify:100万店舗以上
Amazon:70万ブランド以上
STORES:70万店舗以上(開設)
ネットショップを開業する時の注意点
ここまで、さまざまな機能を持つネットショップ開業サービスを紹介してきました。
本項目では、自分に合いそうなサービスを見つけて、いざネットショップを開業しよう!とするその前に、ショップを始める際に気をつけるべきポイントを紹介しています。
ネットショップを成功させるためにも、注意点を把握しておくのがおすすめです!
取り扱う商品によって必要な許可や資格がある
サービスの利用料金は月額費用だけではないことに注意
場合によっては開業届の提出や確定申告が必要
取り扱う商品によって必要な許可や資格がある
ネットショップで取り扱いを考えている商品によっては、許可や資格がないと販売することができないという点には注意が必要です。
たとえば、以下のようなジャンルの商品には、特定の法律等によって届け出が必要なものがあります。
食べ物:食品衛生法により食品衛生法に基づく許可が必要
中古品・古物:古物営業法により古物商許可が必要
健康食品:食品衛生法や医薬品医療機器等法、薬機法等により医薬品医療機器等法に基づく許可が必要
酒類(アルコール1%以上):酒税法により通信販売酒類小売業免許が必要
医薬品・化粧品:医薬品医療機器等法により薬局開設許可・医療品販売許可・特定販売届出が必要
サービスの利用料金は月額費用だけではないことに注意
月額費用が無料であったり、リーズナブルであったりするネットショップ開業サービスは、予算の少ないうちは大変魅力的です。
その一方で、ネットショップ開業サービスの利用料金は月々の固定費だけではないことに注意する必要があります。
ネット販売サービスを利用する上では、決済手数料や販売手数料が発生することも多く、それらの手数料は月額費用が安いほど高く設定されていることも多々あるのです。
つまり、そのようなサービスを選ぶと、売上が多くなるほど手数料を取られることになります。
やみくもに安いプランを検討するのではなく、売上が増えてきたらプランのアップグレードを考えるなど、視野を広く持つことが大切ですね。
場合によっては開業届の提出や確定申告が必要
ネットショップを開設する場合、個人事業主としての開業届の提出や確定申告が必要になる可能性があります。
確定申告は、副業の場合は20万円以上の所得が発生した場合に、個人事業主やフリーランスとして働いている場合には1年に48万円以上の所得がある場合に必要になります。
また、開業届を提出することで、青色申告が可能になり、赤字を繰り越したり最大65万円の青色特別控除を受けることができるなど、節税のメリットがあります。
手続きや帳簿の付け方等が複雑にはなりますが、節税したいという場合には青色申告がおすすめです。
このように、ネットショップを運営するうえでは、商品の販売以外にもおこなうべき手続きがあります。
おすすめ記事:請求書の書き方を解説!個人から会社へ発行する際のポイントは?
売れるネットショップを目指すなら自分に合ったサービスを選ぼう
今回は、ネットショップを個人で開設する時のおすすめサービスを紹介しました。
たくさんのサービスがある中で、一人で自分に合うものを見つけるのは難しいと感じている方の参考になりましたら幸いです。
どのような機能がほしいか、どんなスタイルで運営するかによっても、選ぶべきサービスは異なります。
無料プランがあったり、一定期間無料お試しが可能なサービスもたくさんありますので、一度気になるサービスで実際に自分のショップを作ってみるというのもひとつの方法です。
ぜひ目的や予算に応じたネットショップ開業サービスを見つけて、ショップ運営を成功させましょう!
ネットショップの開業に便利なMailMateとは?
ネットショップを開業する時に必要なのは、ネットショップ作成サービスだけではありません。
ネットショップには自分の住所を記載しなければならない、というのはご存知の方も多いと思います。
しかし、自宅住所を公開するのは怖いと感じる人もいるでしょう。
そこで便利なのが、MailMateです。
MailMateは、クラウド私書箱サービス・バーチャルオフィスサービスで、ネットショップに記載すべき「特定商取引法に基づく表記」の住所として利用することもできます。
さらに、届く郵便物を転送してもらえるだけではなく、オンラインでメールのように中身を確認することも可能。
気になる方はぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
クラウド郵便メールメイトが、ネットショップ宛の郵便物の受け取り代行・スキャン・PDF化・管理画面へ配信いたします。利用開始から30日間は全額返金保証付き 🎉
郵便物を受け取るためだけに帰宅や出社してませんか?
クラウド郵便で世界中どこにいてもあなたに届く紙の郵便物をリアルタイムにオンラインで確認することができます。