【副業】物販ビジネスの始め方!初心者でもわかる手順を紹介
現在、
「複数の収入源がほしい」
「在宅でできる副業を考えている」
「初心者が物販ビジネスをするにはどうしたらいいか知りたい」
といったお悩みをお持ちではないでしょうか。
物販ビジネスは、初心者にも始めやすい副業です。
この記事では、そんな物販ビジネスを始めるにあたっての物販とは、実際の流れ、売れやすい商品などさまざまな役立つ情報をまるごと記載しています。
クラウド郵便 MailMateで、複数の拠点に届く紙の郵便物をパソコン・スマホ上のダッシュボードで一括確認・管理できます💻📩 郵便物のスマート管理始めませんか?
副業:物販ビジネスとは?
物販ビジネスとは、服やカバン、雑貨など、物を販売するビジネスです。
近年では、インターネットが普及し、ネット物販がさかんにおこなわれています。
フリマサイトやオークションサイトでもたくさんの商品の取引されていますね。
同じような販売系のビジネスとして、情報やノウハウなどを取り扱うものもありますが、こちらは形がある物ではないため、物販ビジネスには分類されません。
物販とせどり・転売、それぞれの違いは?
副業での物販ビジネスといえば、せどりや転売といったワードが思い浮かぶ方もいるでしょう。
それはその通りで、せどりも転売も物販の一種です。
どちらも似たようなイメージがありますが、具体的には以下のように意味合いが異なります。
①せどり
せどりとは、安く仕入れた商品を相場、適正価格で販売するという物販ビジネスのスタイルです。
もともとは、古本を転売することを指す言葉でしたが、現在はさまざまなジャンルに対しても使われていますね。
せどりは、できるだけ安く仕入れて高く売るという商売としての基本を学べるビジネスといえるでしょう。
②転売
転売は、定価で仕入れた商品を高値で販売するという物販ビジネスのスタイルです。
たとえば、「買いたい商品を見つけたが、なんだかどれも定価より高い!」という経験をしたことはないでしょうか。
筆者も、ほしいと思っていた人気のゲーム機をネットで調べたら定価の商品は売り切れ。びっくりするような値段のものだけが残っている……という経験を何度もしています。
これは、商品が定価ですでに購入されており、それが高額で転売されているということなのですね。
このように、転売は、入手しづらい商品を代わりに買って提供するという名目で、その手数料として上乗せした差額を利益とするビジネスです。
物販ビジネスの分類
物販ビジネスを仕入れ・販売方法で分類すると、以下の4つに分けられます。
国内販売
輸入販売
輸出販売
無在庫販売
①国内販売
国内販売は、物販ビジネスの中でも、国内で仕入れをおこない国内で販売するというスタイルの販売方法です。
国内販売は言語の壁もなく、仕入れも販売もしやすいため、初心者がチャレンジする場合にもやりやすい物販ビジネスといえるでしょう。
一方で、取り組みやすいスタイルのビジネスであることから、競合も多いということが考えられます。
②輸入販売
輸入販売は、海外から仕入れた物を国内で販売するスタイルの物販ビジネスです。
海外から安く仕入れ、国内で価格を上乗せして販売することで、原価を抑えて利益が出しやすいという特徴があります。
一方で、国際輸送に関わるコストを正しく計算することが難しいと感じる人もいるでしょう。
③輸出販売
輸出販売は輸入販売とは反対で、国内で仕入れたものを国外に販売するスタイルの物販ビジネスです。
アニメグッズなど、海外から人気のある日本の商品もあるため、国内でしか手に入れられないそういった勝因を高く売ることで利益を出すこともできるでしょう。
一方で、顧客は海外のユーザーがメインになるため、コミュニケーション等でトラブルが起きてしまう可能性もあり、初心者が始めるにはハードルが高いといえます。
参考記事:【基礎から解説】越境ECとは?|メリットや注意点・始め方を紹介
④無在庫販売
無在庫販売とは、在庫を抱えずにおこなう販売スタイルです。
在庫を抱えないでどのようにして販売をおこなうのかというと、注文が入ってから仕入れたり、業者に発注して購入者に商品を発送してもらったりします。
無在庫販売では在庫を持たないため、過剰在庫のリスクがなく、在庫を保管するための場所も必要ありません。
一方、無在庫販売は、発注後買い付けて発送するという仕組み上、どうしても発送までに時間がかかってしまう、注文時に買い付け先が在庫切れになりキャンセルせざるを得なくなる、など、顧客からの評価を得にくい面もあります。
さらに、プラットフォームによっては無在庫販売が禁止されていることもあるため注意が必要です。
合わせて読みたいおすすめ記事:【個人】ネットショップ開業初心者必見!目的別のおすすめサービスを解説
物販のメリット
物販ビジネスのメリットには、以下のようなものが挙げられます。
特別なスキルが必要ない
スキマ時間を有効活用できる
少ないコストではじめられる
①特別なスキルが必要ない
副業で物販ビジネスを始めるために、特別なスキルは必要ありません。
たとえば、極端ですがプログラミングなどを副業にしようと思ったらその知識やスキルが必要なため、ハードルが高いと感じる人もいるでしょう。
しかし、物販ビジネスは、「仕入れたものを仕入れ値以上で売る」というシンプルな仕組みのため、特別なスキルがなくても参入しやすいといえるのではないでしょうか。
②スキマ時間を有効活用できる
物販ビジネスは、スキマ時間を使っておこなうことができます。
本業があり朝早くから夜遅くまで働いているという方は、副業をしたいと考えていてもまとまった時間が取れず苦労することも多いでしょう。
一方、物販ビジネスであれば、商品のリサーチや販売をネット上でおこなうことができるため、他に本業があり忙しい場合でも取り組みやすいのが魅力です。
③少ないコストで始められる
物販ビジネスは、ネット物販であれば少ないコストで始められるというのもメリットです。
その他のビジネスや実際の店舗で物を販売する場合、物件等が必要で大きなコストがかかってしまいます。
しかし、現在はインターネットで物を販売できるプラットフォームも数多くあるため、これらを活用したネット物販が低コストでおすすめです。
このようなECプラットフォームは無料から始められるものも多いため、あとは商品の仕入れコスト、必要であれば許可証の取得コスト等のみでビジネスを始められます。
物販のデメリット
一方、物販ビジネスには以下のようなデメリットもあります。
売れない在庫を抱えてしまうことも
販売数に比例して作業時間が増える
ライバルも数多くいる
①売れない在庫を抱えてしまうことも
物販を始めるデメリットとして挙げられるのが、売れない在庫を抱えてしまうケースがあることです。
ニーズがあると思って仕入れた商品が実際には人気がなく設定した値段では売れなかったり、トレンドが過ぎて仕入れすぎた在庫が捌けなくなってしまったりと、在庫を抱えてしまう原因はさまざまです。
このように、商品リサーチやタイミングを誤ってしまうと、希望した金額で商品が売れずに在庫が余り、仕入れ値以下で販売せざるを得なくなるケースもあります。
②販売数に比例して作業時間が増える
物販ビジネスのデメリットとして、販売数に応じて作業時間が増加するという点が挙げられます。
なぜ作業時間が増加していくかというと、物販ビジネスは形ある物を売る仕事だからです。
売れたものについては購入者に渡す必要がありますよね。
ネット物販を例にすると、商品が売れたあと、梱包して商品を購入者のもとに発送する作業が発生します。
売れた商品が数個であればそこまで時間がかからなくとも、多くの商品が売れたらその分梱包作業や発送作業に時間が必要になるのですね。
サービスによってはそういった作業を代行してくれるものもあるのですが、その分コストもかかります。
③ライバルも数多くいる
物販ビジネスは始めやすいこともあり、ライバルも数多くいます。
ライバルが多いということは、トレンドをいち早く把握して競合より早く仕入をおこなうなどの努力を怠ると淘汰されてしまう可能性があるということです。
競合と差別化するためには、どんなものが今売れるか、これから流行りそうなものはなにかを見極めるために、たくさんの時間を投入する必要もあるかもしれません。
副業で物販ビジネスはできる?
物販ビジネスはだれにでも始めやすいため、副業にもおすすめです。
初心者が物販ビジネスをする場合は、その中でもネット物販が参入しやすいのではないでしょうか。
なぜなら、ネット物販はインターネット環境があればできるためです。
最初は自宅の不用品をメルカリなどのプラットフォームで売る事から始め、資金が得られたら商品を仕入れてネットで販売してみる、という流れが自然で始めやすいのではないでしょうか。
物販ビジネスの仕入れ方から販売までの流れ・手順
物販ビジネスをおこなうにあたって、中古品を仕入れて販売したいという場合は個人であっても古物商許可が必要ですので、まずはそちらを取得しておきましょう。
実際に副業でネット物販ビジネスをおこなう際の流れは、以下のようなイメージです。
商品のリサーチ
商品を仕入れる
商品をどこで売るか選ぶ
商品を販売する
商品を発送する
①商品のリサーチ
まずは、商品についてのリサーチが必要です。
商品をリサーチする方法には、以下のようなものがあります。
ネットで商品を検索する
出品・仕入れ予定のアプリやプラットフォーム内で商品をチェックする
リサーチツールを使う など
リサーチツールには、KeepaやNEWTYPE DELTA TRACERといった売れ行きによる利益商品を判断してくれるものや、手数料等を計算して利益を予測できるAmazon FBAのシミュレーターなどがあります。
商品のリサーチは、利益を期待できる品物を見極めるためにも重要なステップです。
②商品を仕入れる
商品について調査できたら、仕入れをおこないます。
無在庫販売は先述したように在庫切れや発送日数等トラブルのリスクも大きいため、初心者の場合は在庫を持って販売をおこなうとよいでしょう。
仕入れた商品は破損したり強い匂いがついたりしないよう、保護して整頓した棚に丁重に保管しておきます。
③商品をどこで売るか選ぶ
次に、商品をどこで売るか選びます。
ネット物販であれば、ヤフオクやAmazonなどといったさまざまな販売プラットフォームがあるため、商品や売り方によって適した場所を選ぶとよいでしょう。
④商品を販売する
プラットフォームが決まったら、商品を実際に販売します。
ネットで販売する場合は、商品名や商品画像、販売価格、配送方法等の必要事項をページに登録すれば、出品完了です。
必要に応じて価格等を調整しつつ、購入者が現れるのを待ちます。
⑤商品を発送する
出品した商品が売れたら、梱包して発送します。
商品が配送中に破損することのないよう、プチプチなどの緩衝材やビニール袋で丁寧に保護しておくと、購入者も安心です。
また、注文が入ったらなるべく迅速に発送することで、購入者からの評価も高くなります。
評判がよければその評価を参考にした他の購入者もあなたから購入しやすくなるため、徐々に収益の安定にも繋がるでしょう。
クラウド郵便MailMateが、物販ビジネスの郵便物の受け取り代行・スキャン・PDF化・管理画面へ配信いたします。利用開始から30日間は全額返金保証付き 🎉
ネット物販ビジネスにおすすめのプラットフォーム・サービス
副業のネット物販ビジネスで使いやすいおすすめのプラットフォーム・サービスには、以下のような物があります。
メルカリ
BASE
Amazon
ヤフオク など
それぞれのプラットフォームに強みや特徴があるため、自分が売りたい商品やビジネススタイルに合わせて選択してみるとよいでしょう。
以下の表は、各プラットフォームの基本的な利用料金を比較したものです。
メルカリ |
BASE |
Amazon |
ヤフオク |
|
---|---|---|---|---|
初期費用 |
無料 |
無料 |
無料〜 |
無料 |
月額費用 |
無料 |
〜16,580円 |
小口:無料 大口:4,900円 |
無料〜 |
手数料 |
販売価格の10% |
決済手数料:2.9〜3.6%+40円 利用料:0〜3% |
基本成約料:〜100円 販売手数料:8〜15% |
落札価格の8.8〜10% |
メルカリ
引用:メルカリ
メルカリは、不用品のやり取りで有名なプラットフォームです。
メルカリはかんたんに商品を登録して販売でき、匿名配送なども利用できるため初心者でも使いやすいのが特徴です。
もう使わなくなった自分の服や雑貨を売るという場合も役立ちますね。
まずはメルカリで不用品を販売してみたり、ソート機能などを使ってどのようなものがいくらで売れているのかの相場をチェックしてみたりするというのもおすすめの使い方です。
BASE
引用:BASE
BASEは、初期費用不要で自分のネットショップを開設できるサービスです。
メルカリやAmazon等のモール系と比較すると集客に気をつける必要がありますが、コストをかけずにさまざまなテンプレートで自分のショップのオリジナリティを出すことができるという面もあります。
仕入れた商品を販売する以外にも、ハンドメイド作品を販売するといった用途に向いているプラットフォームです。
Amazon
引用:Amazon
Amazonは、インターネットで商品を買ったことがある人なら多数が使ったことのあるショッピングサイトではないでしょうか。
その圧倒的な利用者数により集客力が高く、さまざまなユーザーに商品を見てもらうことができるのが魅力です。
また、Amazonでは、FBAという配送代行サービスを利用できます。 これは、商品の発送やカスタマーサポートなどをAmazonが代行してくれるというもの。商品の販売数が多い場合にはとても便利なサービスです。
ヤフオク
引用:ヤフオク
ヤフオクは、決めた値段で商品を販売することもできますが、基本的にオークション形式で取引をおこなうサイトです。
ヤフオクでは仕入れた商品のほか、自分で製作したハンドメイド作品を販売することも可能です。
他の販売プラットフォームとは違い、ヤフオクはオークションのため、場合によっては商品が高額になる可能性もあります。
また、利用者も多いので、商品を見てもらえるチャンスも多数あるのが魅力です。
一方で、オークションサイトの利用者はレア物を探している人のほか、商品をできる限り安く買うことを目的としている人も多いため、取り扱う商品によっては利益を出しづらく不向きなケースもあります。
おすすめ記事:【比較表あり】モール型ネットショップ比較|機能や料金を解説
初心者がネット物販の副業で稼ぐためのポイント・コツ
初心者がネット物販の副業にチャレンジするうえでは、以下のようなポイントに気をつけるとよいでしょう。
売れる商品を見極める
商品を購入しやすいページ作りを心がける
知識をつけながらコツコツ続ける
①売れる商品を見極める
物販ビジネスで利益を得るためには、物を買ってもらうことが重要です。
そのため、売れる商品を見極める必要があります。
自分自身の感覚でほしいものを買っても世の中にとっては需要がないということもあるため、トレンドを意識して求められているものを見つけましょう。
流行を把握するためには、常にリサーチが必要です。
リサーチのための時間でプライベートが少なくなってしまう可能性もあります。しかし、ライバルに差をつけるのであれば、ユーザーのニーズを捉えるというのは必須のポイントです。
ツールなども活用しながら、売れやすい商品を把握していきましょう。
②商品を購入しやすいページ作りを心がける
ユーザーから見て商品を購入しやすい環境を作ることも、ネット物販で利益を出すためには重要なポイントです。
売れ筋商品を見つけても、商品ページに難があるとユーザーは購入に踏み切れません。
たとえば、写真は最も大切な視覚情報です。 中古品の場合はとくに、実際に商品を見ることができない分、写真で確認したいと感じるケースも多いのではないでしょうか。
また、配送までの日数や商品の状態など、ユーザーが必要とする情報をもれなく記載することが大切です。
③知識をつけながらコツコツ続ける
スキルがなくても始められるのが魅力のネット物販ですが、知識をつけながらコツコツ続けることで、収益を安定させていくこともできます。
最初はあまり売れなかったり、利益が少なく感じられる場面もあるかもしれません。
しかし、ジャンルの知識や商品の修理方法などを蓄えていくことで、最初は売ることができなかった品物を商品として販売することができるようになる可能性もあります。
日々リサーチや商品の仕入れ、販売を通して、収益に繋がる知識を取り入れていきましょう。
ネット物販で売れる商品
物販ビジネスで利益を出すためには、ニーズがある商品を取り扱う必要があります。
現在おもにネット物販でニーズがあるのは、たとえば以下のようなジャンルです。
ファッション
日用雑貨
おもちゃ
ゲーム
美容・化粧品 など
最初は人気のあるジャンルの商品を幅広くチェックしつつ、知識をつけながら得意なジャンルを見つけて自分の稼げる商品に注力するのもよいのではないでしょうか。
関連記事:ネット起業で成功するためには?ビジネスモデルとネット起業のベストプラクティス!
副業でネット物販ビジネスをおこなう際の注意点
副業でネット物販ビジネスをおこなう際には、以下のような点に注意が必要です。
取り扱う商品によっては資格が必要になる
条例違反や違法となるケースに注意
所得によっては確定申告が必要になることも
物販を始めようと考えている場合は、以下の注意点を把握しておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。
①取り扱う商品によっては資格が必要になる
物販ビジネスで取り扱う商品や販売形態等によっては、「古物商許可証」が必要になるケースがあります。
古物商許可証とは、古物営業法で定められた、古物商として営業を行うために必要な許可証です。
もう少しわかりやすくいうと、中古品を仕入れて販売する場合に古物商許可証が必要になる、ということです。
一方で、以下のような場合には古物商許可は必要ありません。
自分の不用品を売る
ただでもらったものを売る
新品を買って売る
②新品の定義
ここでいう古物商許可証が不要な新品というのは、メーカーや小売店等で販売されているものです。
一方で、一般的に「新品」とされる未使用未開封のものであっても、一度市場に出たものを買い取って販売する場合には古物商許可が必要となります。
たとえば、Aさんが小売店で購入した新品のPCをネット等で販売する場合には、許可は不要です。
そのPCをBさんが購入して、さらに転売する場合は、新品のままだとしても古物商許可が必要となります。
古物営業法は盗品等の売買を防止することを目的として定められているため、未開封の新品であっても、市場に出た商品にはこれが適用されてしまうと考えられます。
③古物商許可を取るためのコスト
古物商許可を取るためには、およそ20,000円程度のコストが必要になります。
その内訳は以下の通りです。
申請費用:19,000円
住民票や身分証明書の発行費用:数百円〜
ここでの身分証明書とは運転免許証・マイナンバーカードのことではなく、市役所等で発行できる証明書類です。
④その他に資格や許可が必要となるケース
その他にも、以下のような商品を取り扱う場合には、資格や許可が必要です。
食品
自分で作った化粧品
酒類 など
・食品
食品を取り扱う場合は、「食品衛生者責任者」の資格と、「食品衛生方に基づく営業許可」が必要です。
申請は、施設の所在地を管轄する保健所におこないます。
・自分で作った化粧品
自分で作った化粧品を販売する場合には、「化粧品製造販売業許可」「化粧品製造業許可」が必要です。
国内で販売されている化粧品を取り扱う場合には、この許可は必要ありません。
・酒類
酒類、つまり、酒税法で定義されているアルコール度数が1度以上の飲料を販売する場合、「通信販売酒類小売業免許」が必要になります。
アルコール度数1度以上が対象となるといいましたが、アルコール消毒液など、もともと明らかに飲料ではないもの等については、この対象にはなりません。
⑤条例違反や違法となるケースに注意
転売やせどりを含めて、基本的に物販は違法ではありません。
しかし、販売方法や販売する商品によっては、違法になってしまう場合があるため、注意が必要です。
たとえば、物販で違法となるのは、以下のような場合です。
古物商許可証がない状態で、営利目的で中古品を販売する
コピーコンテンツ等の販売
チケットを定価より高い価格で転売する など
その他にも、各自治体の迷惑条例違反や各プラットフォームの出品禁止品に該当する商品を販売してしまった場合、出品停止やトラブルが発生する可能性があります。
出品を考えている商品があったら、まずはそれらを出品しても問題ないか確認してから販売しましょう。
⑥プラットフォームの出品禁止品の例
メルカリやヤフオクなど、品物のやり取りができるプラットフォームには、それぞれ出品禁止品が決められているケースもあります。
たとえば、最近の例でいうと、メルカリではコロナウイルスに関連する品物(予防接種券、医療用マスク等)は現在取引が禁止されています。
また、その他にも、たばこや偽ブランド品、医薬品・医療機器等はさまざまなプラットフォームで出品禁止品として明記されているため、販売することはできません。
⑦所得によっては確定申告が必要になることも
副業の物販ビジネスで得た収入によっては、確定申告が必要になるケースがあります。
副業として得た所得が20万円を超える場合、本業の年末調整とは別で確定申告が必要になるため注意が必要です。
所得は収入から経費を引いた金額となるため、副業の収入が23万円だとしても経費が10万円かかっていれば23万円−10万円で所得は13万円となり、確定申告は不要となります。
物販ビジネスは副業初心者におすすめ
今回は、副業で物販ビジネスを始める際の流れやポイントなどを紹介しました。
初心者が始める場合は、ネット物販が取り組みやすくおすすめです。
まずはメルカリなどで不用品を出品してみて、商品を販売する感覚をつかんでみると始めやすいのではないでしょうか。
ただし、不用品以外で中古品を仕入れ・販売する場合は、古物商許可も必要ですので注意してくださいね。
現在はインターネット上で利用できるプラットフォームも数多くあるため、販売スタイルに合わせて選んでみるとよいでしょう。
副業で物販ビジネスを始めるならMailMateが便利!
副業でネット物販などを始めるなら、クラウド私書箱サービスのMailMateが便利です。
MailMateの住所は、ビジネス用の住所としても使えて、郵便物もネットでいつでも確認できるのがポイント。
自宅と副業用の住所を分けて郵便物を受け取りたいという場合には、大変おすすめです。
古物商許可を取る場合、営業所は自宅住所で申請する必要がありますが、ビジネスの取引用住所としてMailMateを利用することはできます。
個人向けからビジネス向けまでさまざまなニーズに対応したプランがあるほか、30日間の返金保証があるため、気軽に体験してみてはいかがでしょうか。
関連記事:バーチャルオフィス登記のメリット・デメリット・選び方を徹底解説 | MailMate
関連記事:バーチャルオフィスツール15選|導入メリット・デメリット・検討ポイント | MailMate
クラウド郵便のMailMateがお客様の郵便物を受け取り代行・スキャン・PDF化いたします。自宅宛の郵便物をパソコンやスマホ上で管理🛡
郵便物を受け取るためだけに帰宅や出社してませんか?
クラウド郵便で世界中どこにいてもあなたに届く紙の郵便物をリアルタイムにオンラインで確認することができます。