A4封筒の切手代はいくら?書類・衣類などシーン別に解説!新料金も

最終更新: September 17th, 2024
A4封筒の切手代はいくら?書類・衣類などシーン別に解説!新料金も
  • A4サイズの書類を封筒に入れて郵送したいんだけど切手代がわからない

  • 履歴書を送るにはいくら必要?

  • 角2封筒で衣類を送る時の切手代が知りたい

本記事では、上記のような方に向けて、A4サイズの郵便物を送る際の料金を中心にわかりやすく解説しています。

具体的な場面を挙げながら解説しているほか、より安い料金で送れる方法なども紹介していますので、ご自身の疑問に当てはまる部分がありましたらぜひ参考にしてみてくださいね。

なお、2024年10月1日(火)から郵便料金が変更されるため、変更後の料金についても記載しています。

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郵便物の切手代を決めるのはサイズだけではない

郵便物の切手代を決めるのはサイズだけではない

シーン別の切手代を解説する前に、前提となる郵便物の切手代を決める要素について簡単に説明しておきます。

さらっと目を通しておいていただけると、その後の解説がより理解しやすくなるでしょう。もちろん、知っているという方は飛ばしてしまっても構いません。

郵便を使って書類を送る時、切手代・郵送料金を決める要素には

  • 大きさ(サイズ)

  • 重量

  • オプション(速達など)

があります。

つまり、切手代はその郵便物のサイズだけではわからないということですね。

本記事では、A4サイズの書類を封筒で送るさまざまなケースに対して、おおよその重量を求めたうえで対応する切手代を算出しています。

A4の履歴書等を封筒で送りたい場合(長形3号・角形2号など)

A4の履歴書等を封筒で送りたい場合(長形3号・角形2号など)

A4の封筒で書類を送るシーンでよくあるのが、履歴書を郵送する場合です。

A4の履歴書は、

  • 長形3号

  • 角形2号

などの封筒で送られることが多いため、その2つの方法にかかる切手代を記載しています。

履歴書をA4サイズそのままで折らずに送る場合、クリアファイルに入れて送付することもあると思いますので、その場合の目安も記載しておきます。

例として履歴書を挙げていますが、その他の書類を送る際も参考になるのではないでしょうか。

長形3号の封筒で送る場合(定形郵便物):切手代は84〜94円

履歴書を長3封筒で送りたいという場合に必要な切手代は84〜94円が目安です。

長形3号の封筒でA4サイズの履歴書を送付する場合、三つ折りにして封筒に入れます。

この場合の重量は、以下のようなイメージです。

  • 長3封筒(約6g)+送付状+履歴書(紙合計3枚の場合:約12g)でおよそ18g

長形3号の封筒サイズは定形郵便物に該当します。

定形郵便物の料金表は以下のとおりです。(2024年9月30日まで)

定形郵便物 料金表

出典:日本郵便

そのため、18gで25g以内となる履歴書は、84円切手を貼ることで無事届けることができます。

一方、職務経歴書などを合わせて入れる場合は重量がオーバーする可能性があるため、94円切手を貼っておくと安心です。

2024年10月からの新料金

定形郵便物は2024年10月1日より、110円に統一されます。

84円で送れたものも、94円で送れたものもどちらも110円の切手が必要です。

角形2号の封筒で送る場合(定形外郵便物):切手代は140円

履歴書を角形2号の封筒で送る場合、必要になる切手代の目安は140円です

A4用紙を折らずに入れられる角形2号の封筒で書類を送付する場合は、クリアファイルに入れた書類を封筒に入れて送ることが一般的なのではないでしょうか。

このような場合、クリアファイルの重さも合わせて合計の重量や料金を計算する必要があります。

  • 角2封筒(約18g)+クリアファイル(約26g)+送付状+履歴書(紙合計3枚の場合:約12g)でおよそ56g

角形2号封筒のサイズは定形外郵便物に該当します。

定形外郵便物(規格内)の料金表は、以下のとおりです。(2024年9月30日まで)

定形外郵便物(規格内) 料金表

出典:日本郵便

上記の表に当てはめると、今回のケースでは140円分の切手を貼れば料金が足りることになりますね。

ただし、他の書類を数枚追加するという場合は重量が増えて切手代が足りなくなってしまうこともあるため、書類が多い場合は余裕を持って210円分の切手を貼っておくのもおすすめです。

2024年10月からの新料金

定形外郵便物の規格内についても、2024年10月から料金変更があります。

上記の項目で解説した履歴書の重量で送付する場合、10月からは180円の切手代が必要です。

おすすめ記事:請求書の送り方を詳しく解説!|郵送やメール添付のメリットも紹介

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A4封筒で衣類を送る場合の切手代

A4封筒で衣類を送る場合の切手代

不用品販売サイトで売れた時や知り合いに譲るなどの理由で、衣類を送りたいということもあるかと思います。

衣類は書類と違って厚みと重さが増えるため、切手代がわからないという方もいるかもしれません。

本項目では、衣類の内容別に重量や厚さの目安を出しています。切手代の参考にしていただければ幸いです。

  • 半袖Tシャツ

  • 長袖Tシャツ

  • ズボン

なお、日本郵便様の料金表画像は、すでに前項目で表示しているものについては省略しています。

半袖Tシャツ:約200gとした場合、250〜350円分の切手が必要

衣類はやや厚みがあるため、それによって料金が変わる可能性もあります。本項目では厚さ別の料金を記載しています。

厚さ3cm以内

半袖Tシャツは素材にもよりますが、約200g・厚さ3cm以内と仮定した場合、250円分の切手が必要になります。

厚さが3cm以内であれば、A4サイズが入る大きさの角2封筒で「定形外郵便物(規格内)」として、「250g以下」に該当する重量料金で送付可能というわけです。

さらに薄く軽い素材の場合、中には100gを下回るTシャツもあります。この場合、送料は現在140円となっていますので、送料を節約したいという場合はしっかりと重量をはかるのがおすすめです。

厚さ3cmを超える場合

厚さが3cmを超えてしまう場合は、定形外郵便物の中でも規格外として扱われ、同じ重量(200g)でも350円の切手料金が必要です。たたみ方によって厚さは変わるため、できる限り薄くなるようたたむとよいでしょう。

2024年10月からの新料金

2024年10月からは郵送料金が値上がりし、200gの半袖Tシャツを送る場合には320円の切手代が必要になります。軽くて100g以下の場合は、180円です。規格外の料金についても値上がりし、厚みが3cmを超える場合は200gであっても450円の郵便代が必要になります。

長袖Tシャツ:約250gとした場合、250〜510円分の切手が必要

長袖Tシャツは袖が長い分Tシャツよりも重く、厚みもあります。場合によっては切手代が高く付くことも。

厚さ3cm以内

長袖Tシャツは、約250g・厚さ3cm以内と仮定した場合、250〜390円分の切手が必要になります。

250gギリギリの場合、封筒の重さや衣類を包む袋によって重量が250gを超え、料金が1ランク上がり390円必要になってしまう点に注意が必要です。

なお、250gを超えてしまう場合は、以下のようにレターパックライトで送るほうがコストが安くなります

  • 定形外郵便物(規格内:500gまで):390円

  • レターパックライト:370円

レターパック

出典:日本郵便

厚さ3cmを超える場合

厚みが3cmを超える長袖Tシャツを送る場合は、定形外郵便物の規格外となります。

そのため、切手代は重さによって350(250g以下の場合)〜510円(250gを超え500g以下の場合)必要です。

2024年10月からの新料金

新料金では、厚さ3cm以内の場合320〜510円が必要です。

厚さ3cmを超える場合、450〜660円が必要となります。なお、新料金で250gを超える場合、以下のように料金はレターパックプラスのほうが安くつく計算です。

  • 定形外郵便物(規格外:500gまで)の新料金:660円

  • レターパックプラスの新料金:600円

ズボン:長さや素材別に紹介

ズボンは長さや素材の幅が広いため、一概に料金を計算することはできません。

大体この範囲に収まるであろう重量を出したうえで料金を紹介しますが、不安な場合は一度重さをはかってみるのがおすすめです。

  • 半ズボン:約400g・・・390円

  • 長ズボン:約500g・・・390〜580円

  • ジーンズ:約600〜1kg・・・710〜1,040円

半ズボン:400gの場合390円の切手代が必要

半ズボンの場合、通常のズボンよりも丈が短いため重量も軽いことが多く、400g程度のものも多いです。

400gの半ズボンを角2封筒に入れて郵送する場合、切手代は390円(定形外郵便物・規格内)になります。

この場合、レターパックライトの利用が安いためおすすめとなります。

  • レターパックライト:370円

なお、この料金は厚さ3cm以内に収まった場合の金額です。半ズボンで重みがそれほどない場合は3cmを超えることも多くないと思います。超えた場合は510円です。

長ズボン:500gの場合390〜580円の切手代が必要

長ズボンは素材によって重さがまちまちですが、仮に厚みが3cm以内で約500gだった場合は390(500gに収まった場合)〜580円(500gを超え1kg以内の場合)の料金が必要です

厚みが3cmを超えた場合、定形外郵便物の中でも規格外となりますので、510〜710円の料金が必要になります。

ジーンズ:1kgだった場合710〜1,040円の切手代が必要

ジーンズには厚みがありますので、3cmを超えてしまう可能性が高いです。

1kgで厚みが3cmを超える場合、定形外郵便物の規格外となりますので、710〜1,040円の切手代が必要となります。

なお、この場合はレターパックプラスのほうが安く送ることができます。

  • レターパックプラス:520円

2024年10月からの新料金

2024年10月から郵送料金が高くなります。そのため、本項目で紹介した料金についても以下のように変更されます。

  • 半ズボン(約400g・3cm以内):510円

  • 長ズボン(約500g・3cm以内):510〜750円

  • ジーンズ(約1kg・3cmを超える):920〜1,350円

場合によってはレターパックなどの他の送料が安いというケースもありますので、確認しておくのがおすすめです。

切手代は重さとサイズで計算しよう

切手代は重さとサイズで計算しよう

今回は、A4サイズの書類を封筒で送るときの切手代について解説しました。

切手代は封筒のサイズだけではなく、重量によっても料金が変わります。

そのため、封筒に収まっても重たいものは、切手代が不足して届けられない可能性もあるというわけですね。

封筒を作成後にはかりを使って重さを出し、それに合わせて切手を貼ることができればよいのですが、事情があり重量をはかれないという場面もあるかもしれません。

そのような場合に、こちらの記事を参考にして切手代の目安としていただければと思います。

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